これは子供のギアにあらず!
100円ショップのキャンプギアコーナーへ行くと、よく見かける「マシュマロ・〇〇〇〇」なんて感じで書かれたアイテム。
はじめてのキャンプだったり、子供を遊ばせるギアとしては便利なのでしょう。
焼きマシュマロって、はじめてのときはサプライズ感もあっておいしく感じますもんね。
でも、マシュマロ焼きって1〜2回やったら飽きそう・・・。
それでも100円のアイテムで1〜2回使えたら、ファミリーイベントとしては大成功と考える人が少なからずいるのかも。
ワタクシ的には100円で買ったとしても使えるモノはトコトン使いたい派で、使い捨てなんて考え方は好きじゃありません。
マシュマロを焼くためだけのギアにもあらず!
じゃあ、どう使うかって話ですよ。
【キャンドゥ】のアイテムは、「BBQ fork」という商品名になってました。
そうです。
「マシュマロ」だけじゃなく、BBQでも活躍する道具なんです!
ソーセージとかを焼いて食べるにも便利!
炭火の直火で炙れば香ばしく焼きあがりそう!
使い方としてはマシュマロより現実的。
マシュマロに炭火の香りがつくより、ソーセージに炭火の香りがつくほうが理想的。
ソーセージを鉄板で炙るより、直火のほうがパリッと感もより高まって、炭火の香りも加わり数段格上になったような気がします。
そこいくとマシュマロは、やっぱやわらかくてこそマシュマロ。
「マシュマロのような」って表現方法もあるくらいですから、表面が干からびてたらマシュマロじゃない気がします。
【詳細紹介】
こちらのアイテムの特徴はハンドルの上部についた樹脂部分を指で転がすことで、先っぽのフォーク部分が回転するんです。
こんな感じに、クルクルとフォーク部分が回転します。
しかも伸縮機能付きです。
短くしているときの長さは31.5センチくらい。
伸ばすと82.5センチくらいのロングサイズになっちゃうんです。
縮めたときと伸ばしたときを比べると長さの違いは一目瞭然ですね。
長く伸びるから、焚き火でも安全に使えるってのが特徴となります。
もちろん長く伸ばしたときでも、クルクル機能は継続。
こんな感じでクルクルとまわすことができちゃうんです。
実践レポ!
ソーセージを焼くのも悪くはないですが、このギアの機能をフルに活用するならやっぱソーセージという素材ではまだまだ足りません。
じっくりと焚き火で炙りながら、ときに火に近づけたり、ときに火から遠ざけたり。
回転させながら裏を焼いたり表を焼いたり。
単純な調理方法だけれど奥が深く、大人がじっくり時間を楽しめる食材・・・といったら、やっぱり焼き鳥でしょう!
というわけで、実践してみましたよ!
まずは鳥モモ肉を適当な大きさにカットして刺します。
続いてネギを鶏モモ肉と同じくらいの長さにカットして刺します。
もうおわかりですね。
ネギマですよ。
しかも粗塩を振っただけのシンプルな焼き鳥!
作り方のポイントとしては、モモ肉に鶏皮をていねいに包むようにして刺していくことです。
すると鶏皮はパリッと仕上がり、モモ肉はよりジューシーになるんです。
大人時間をより楽しむ!
「じっくりと焚き火で炙りながら、ときに火に近づけたり、ときに火から遠ざけたり」っていうのは焼き方の大きなポイント。
しかもこのギアの持つ機能を十分使い果たしてくださいね!
肉汁が垂れてしまわないようにクルクルと回転させながら、裏を焼いたり表を焼いたりを繰り返してください。
これがジューシーさを高めるポイントでもありますよ!
焚き火の前でボ〜っとリラックスしながらも、焼き鳥を焼く。
ちょっと大人な時間がそこに流れるわけですよ。
こんなときはやっぱり、タレ焼きより塩焼きに限る!
タレ焼きなら米といっしょに食えるけど、焼き鳥はやっぱり塩。
米と一緒じゃなく、アルコール類といっしょにいただく!
米を卒業すると書いて、粋となるんです。
そんな粋な時間が流れるこの焚き火ギア。
この楽しみをしったら、焚き火から離れられなくなりますよ!
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photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。