白馬にグランピング施設がオープン
日本アルプスの山間部に位置する長野県白馬。1998年に長野オリンピックの開催地となったことで一気に知名度が上がりました。
冬はスキーやスノーボードの聖地として人気がありますが、夏も自然豊かな立地を生かしたキャンプやハイキングが楽しめるということもあり、アウトドアフリークから注目を集めています。
そんな白馬の八方エリアに、”密”を回避して安心して楽しむことのできるグランピング施設『From P』がオープン。
さらに、ここでは雪景色の中でプライベートサウナが楽しめるということもあって、サウナーの間でも話題を集めています。
雪景色の中でグランピング
From Pでは、新規で建設した3棟のドームテント、2棟のツインドームテントの合計5棟のドームテントで宿泊が可能。
それぞれのドームテントの内装にはヨーロッパをモチーフとした家具を配置しており、ほかのグランピング施設とは一線を画す海外の高級ホテルのような内装は、アウトドア初心者にもオススメしたい施設となっています。
屋外でととのう、雪国の中のアウトドアサウナ
5棟中3棟には個人で使用することが出来るプライベートアウトドアサウナがあり、本場フィンランドの木材を用いたバレルサウナを楽しむことができます。
家族や友人といった一緒に気心知れたメンバーとのサウナで、体だけでなく、心もリフレッシュするにはこれ以上ないシチュエーションとなっています。
オススメな楽しみ方は、サウナストーンに水をかけ大量に蒸気を発生させる「ロウリュ」で体感温度を限界まで上げ、大量の発汗を促した後に入る水風呂。
この水風呂は、白馬の雪解け水を使用した天然地下水を使用するため、いつも以上にととのうことができるはずです。
また、水風呂だけではなく白馬のパウダースノーにダイブして体を冷やす体験ができるスペースも建築予定とのこと。
プライベートアウトドアサウナとドームテントで、開放感あふれる時間を思う存分楽しんでください。
弱アルカリ性の地下水&こだわりご飯
施設で使用する地下水には、カルシウムとマグネシウムがほかの天然水と比べ多く含まれています。
健康な人の体のph値(水溶液中にある水素イオンの酸性度)は7.4の弱アルカリ性と言われていますが、From Pの地下水は7.3の弱アルカリ性。
そのため、人間の体との相性が非常に良く、成分の吸収も良いと言われています。
さらに、夕食・朝食は、新鮮な地元の食材をふんだんに盛り込んだこだわりのメニューが味わえます。
ドイツで修行をしたシェフが考案した、ここでしか味わえない食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設概要
<From P>
開業日: 2022年2月上旬プレオープン(2月下旬正式オープン予定)
所在地: 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城3020-45
電話: 0261-72-3780
食事: 1泊2食
ドームテント: 38平米 3棟・47平米 2棟
ドームの設備: シングルベッド×2〜4台、ローテーブル、ソファー、冷暖房、Wi-Fi等
別棟の設備: お風呂・トイレ・洗面所・ドライヤー・各種アメニティ、Wi-Fi等
定員: 1棟につき2名~4名
客室数: 全5棟
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。