「運ぶを楽しむ」
革製品の鞄や小物を製造販売する、老舗の革製品ブランド「土屋鞄製造所」。
高品質なバッグや財布、ランドセルなど、多くの人気製品を持つ日本が誇る老舗ブランドとして人気を博しています。
そんな土屋鞄製造所が今回あっと驚くような一点モノを発表し、 大きな話題を集めています。
今回登場したのは、職人の高い技術力を活かし、「運ぶを楽しむ」シリーズの第4弾「水切り石専用バッグ」（非売品）。
2020年7月にスタートした「運ぶを楽しむ」は、土屋鞄の職人が日々磨き続けている技術や知識を活かし、本気の遊び心で作る鞄シリーズです。
過去の同シリーズでは「スイカ専用」や「ワイングラス専用」、「雪だるま専用」（非売品）のバッグなどを開発し、SNS上で大きな話題に。
その反響を受け、昨年7月にはTwitterで1日に約1万リツイートと約2.8万の「いいね」を獲得するなどSNS上でバズった「スイカ専用バッグ」を発表し、約2週間で完売するなど大きなニュースとなりました。
「水切り石を運ぶためのバッグ」誕生まで
「水切り石専用バッグ」は、川遊びやキャンプが楽しめる秋にぴったりな、水切り石を運ぶための革鞄。
日頃鞄づくりを担当している職人が、子どもの頃水切りに夢中になった懐かしい記憶を思い出して、とっておきの水切り石を運ぶことができたなら…という大人の遊び心から製作した逸品となります。
水切りに最適な機能性と遊び心のあるデザイン
「水切り石専用バッグ」は片手で石の出し入れが可能で、流れるような動作で石が投げられる設計を施すなど、水切り石のプロが使用するシーンをイメージした実用的な機能性を備えた本格的な専用バッグです 。
水切りがしやすい石に最適なサイズ感で、石を拾う・投げると言う両方の動作に適しており、肩にかけることも腰に付けることもできる、便利な2way仕様のベルトタイプとなっています。
デザインは外から石がちらりと覗き、「運ぶを楽しむ」というコンセプトを形にした遊び心を表現。
職人によるフリーハンドで裁断された本体部分のアウトラインは、あえて不揃いにすることで1つとして同じものはない石を彷彿とさせるデザインに仕上がっています。
上品なイタリア産牛革で経年変化が楽しめる
素材には、土屋鞄のビジネスバッグシリーズにも使われていて、頑強なのに滑らかな手触りのスムースレザー「イタリアンショルダーヌメ革」を使用。これにより、つるっとした石に馴染む素材感を演出しています。
元から上質な品のある仕上がりですが、さらに経年変化を楽しめるので、自分で育てる楽しみを味わうことができます。
また、内装には防水レザーを使用しているため、革の風合いと柔軟性を保ちながら水にも強い仕様となっているので安心です。
美しい革の曲線を生み出す職人技の逸品
職人技の見どころは、平面な革を立体に成形する“絞り加工”と呼ばれる技法で生まれた、丸い石が入るために最適な美しい曲線。
絞り加工は革に水を含ませ繊維を伸ばす時間を見極めたり、木型で伸ばす力加減が難しく、高い技術力が必要なため、職人がじっくりと時間をかけ丁寧に仕上げています。
渋谷スクランブルスクエア11Fにて展示中
こちらは、土屋鞄製造所・渋谷店（渋谷スクランブルスクエア11F）にて、10/7（木）～10/31（日）の期間限定で展示中。
近くに寄った際にはぜひチェックをしてみてください。
展示場所：土屋鞄製造所 渋谷店
展示期間：2021年10月7日（木）～10月31日（日）
住所：〒150-6101 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア11F
営業時間：10:00〜20:00 ※当面の間、営業時間を変更しております。
店休日 渋谷スクランブルスクエアの休館日に準ずる
URL：https://tsuchiya-kaban.jp/pages/shop_shibuya
お問い合わせ先
土屋鞄製造所
電話：0120-907-647（平日10：00～17：00）
メール：support@tsuchiya-kaban.com
文／中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽（ベース）。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。
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