「MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)」ってどんなブランド?
近年人気が高まってきている「MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)」というブランドをご存知でしょうか?
ブランドネームの“ミニマル”は、MINIMAL+WORKSの合成語。シンプルで最適化されたギアで身軽にアウトドアを楽しみたい人から支持されている注目ブランド。
軽量でコンパクトなギアは持ち運びがしやすく、実用性に優れた小回りの利くアイテムが揃っています。
ミニマルワークスの人気アイテムBEST4
ミニマルワークスを代表するアイテムといえば、ランタンやシェラカップなどの小物系ギアを吊るす「インディアンハンガー」。
しかし、インディアンハンガー以外にもテントやチェア、テーブルのファニチャー、ランタンなど、隠れた名品がたくさんラインナップされています。
今回は、ミニマルワークスの定番〜人気のアイテムを7つピックアップしてみました。
INDIAN HANGER(インディアンハンガー) L
最近オートキャンパーで使用者がいっきに多くなっているのが、小物を吊るすハンガー。
この火付け役となったのがミニマルワークスのINDIAN HANGER(インディアンハンガー)シリーズです。
今までライターやナイフ、小型ランタンなど地べたに置いて行方知らずになったり、汚れてしまったりしていたものを、ハンガーに吊るすことで解決できるとあって、最新アイテムに敏感なキャンパーの間で瞬く間に広まりました。
サイズはS・M・L・XLの4種類。サイズによって高さが大きく違ってくるので、自分が何をかけるかを想定してサイズを選ぶ必要がありますが、人気は汎用性が高いLサイズです。
【スペック(Lサイズ)】
サイズ:使用時 W990 × H1100mm
サイズ:収納時 H440 × D80mm
重さ:840g
MOCHA ROLL TABLE BAMBOO(モカロールテーブルバンブー)
MOCHA ROLL TABLE BAMBOOは(モカロールテーブルバンブー)は、見かけはよくあるウッドロールテーブルですが、軽量性を意識したデザインに仕上げています。
使用時のサイズはW600 × D400 × H360mmでありながら、重量は2.1kgとかなり軽量。
軽量の秘密は、フレームをアルミにしていること。通常はウッドやステンレスですが、ブランド理念に沿ったものづくりと言えますね。
さらに天板下にはメッシュがついていて、カトラリーや皿、調理器具を収納できる点もおすすめポイント。
コンパクトながらかゆいところに手が届く、軽量で機能性に優れた折り畳みテーブルです。
【スペック】
サイズ:使用時 W600 × D400 × H360mm
サイズ:収納時 W500 × D150 × H150mm
重量:2100g
PAPRIKA(パプリカ)
テントだけでも多くのラインナップを持つミニマルワークスですが、定番テントのひとつがPAPRIKA(パプリカ)。
ソロ用テントとして人気のある商品で、両サイドにあるエントランスは大きくデザインされており、出入りしやすい設計となっています。
パプリカはポールの仕組みもダブルフレーム構造となっており、耐久性も申し分なし。
生地は3層からなるBreathable生地を採用することで、結露を最小限に抑えることに成功しました。
カラーはオレンジ、レッド、サンド、ブラックの4色展開。ソロ用テントでここまでカラフルな商品はめずらしいので、人とかぶらないテントをお探しの人におすすめです。
【スペック】
サイズ:使用時 W230 × D140 × H120cm
サイズ:収納時 W40 × D15 × H15cm
重量:2.2kg
素材:フライ/40Dナイロン、ポール/アルミニウム
耐水圧:3000mm
VULCAN(ヴァルカン)
このVULCAN(ヴァルカン)のユニークなポイントは、脚部分の長さをそれぞれ変えられること。この機構があることで、傾斜があるところでも平面に調整できるのです。
癒やしをくれる焚き火の炎ですが、それは安全を確保できた状態だからこそ。こういった細かなデザインがミニマルワークスの真骨頂とも言えます。
さらにミニマルワークスの定番アイテムに躍り出た理由は、コンパクトな収納性と重量にあります。脚を折りたためることはもちろん、上部も折りたためるようになっているのです。そして、質実剛健なつくりにも関わらず重量は2.7kgを実現したブランドの努力は特筆すべきもの。
収納ケースはオプションですがぴったり収まるように設計されているので、セット購入がおすすめです。
M・Lと2サイズ展開なので、人数や用途に合わせてお好みのサイズを選んでください。
【スペック(Lサイズ)】
サイズ:使用時 W450 × D450 × H240mm
サイズ:収納時 W330 × D330 × H140mm
重量:2.7kg
素材:ステンレス
ミニマルワークスの人気アイテムBEST3
V HOUSE M(ブイハウスエム)
ミニマルワークスでは、大型テントの展開もしています。大型の場合はテントではなくシェルタータイプが多いのも特徴で、なかでも揺るぎない人気を誇る定番テントがV HOUSE M(ブイハウスエム)です。
このシェルターの良さはいわゆるトンネル型と言われるポール構造なのですが、そこに背骨となるリッジポールを入れることで格段に耐久性をアップさせています。
そして、夏や秋にかけて重宝するメッシュも標準装備。しかも全面に配されていて、圧倒的な開放感を味わえます。
オプションでインナーテントも発売されているので、少人数であればこのシェルターのみで完結できそうですね。カラーはオリーブ、タン、ブラックの3色展開。
【スペック】
サイズ:使用時 W540 × D305 × H190cm
サイズ:収納時 W65 × D25 × H25cm
重量:9.2kg
素材:フライ/40Dナイロン、ポール/アルミニウム
耐水圧:3000mm
SHELTER G(シェルタージー)
SHELTER G(シェルタージー)はタイプの違ういわゆるドーム型のシェルターです。
登山のベースキャンプで使用する際によく使われるデザインで、ポールを多くの箇所でクロスさせ、耐久性をアップさせる仕組みを取っています。
このシェルターは2~3人用が居住スペースを確保するにはベストなサイジング。インナーテントはないので、カンガルースタイルかコットで寝るスタイルを選ぶ必要があります。ルーフに大きな窓がついており、きれいな夜空を見るなんてこともできますよ。
おもしろいのはオプションで、TPUドアという透明なビニールのドアをエントランスに取りつけることができるところ。これをすることで雨の日でも外の光が入ってきますし、閉塞感も軽減されます。これは今まで見たことない仕様でした。
【スペック】
サイズ:使用時 W350 × D300 × H170cm
サイズ:収納時 W65 × D25cm
重量:6.4㎏
素材:フライ/40Dナイロン、ルーフ/75Dポリ、TPU、ポール/ジュラルミン
耐水圧:2000mm
Edison Lantern(エジソン ランタン)
最後にご紹介するのは、再販されてはすぐに完売となる人気のテーブルガスランタン・Edison Lantern(エジソンランタン)です。
グローブは職人がひとつひとつ製造しているというこだわりよう。あえてルーメン数を抑えたことで、ムードあるリビングスペースを演出してくれます。食事を終えてゆっくり語らう時間にもってこいなランタンと言えるでしょう。
そして、ケースが木箱とリッチな仕様となっているのは驚き。これは名前の由来となっている発明家エジソンへのリスペクトとも取れますね。長く大切に使い続けたくなる、そんなステキなランタンです。
【スペック】
サイズ:W50 × D50 × H125mm
重量:本体82g、ガラス30~51g
【文】のりまさ
【Profile/のりまさ】
年間20〜30泊程度のキャンプ好き元WEBメディア編集長。現在はフリーで執筆・編集・企画・マーケティングなど多岐に渡る仕事に関わっている。キャンプはもっぱらソロスタイルで、より快適なキャンプをするべく日々新たなギアを探索中。今年はSUPなどのウォーターアクティビティにチャレンジしている。