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SOTOの10インチハーフステンレスダッチオーブンの使い心地は?レビュー

家でも活躍するダッチオーブン!

アウトドアで絶大な人気を誇るダッチオーブン料理。

ダッチオーブンに食材を入れ、加熱調理すればおいしくできてしまうので、「魔法の鍋」なんて呼ばれることも多々あるようです。

最近は「この魔法の鍋をアウトドアだけで使うのはもったいない!」と家庭のレシピに用いる方も急増中!

そんな背景もあって、脚つきのダッチオーブンより底がフラットなタイプが好まれているようです。

もちろん底がフラットならガスコンロはもちろんのこと、ハロゲンヒーターやシーズヒーターなど調理器を選ばず使えるようになります。

しかも鉄製やステンレス製なら、電磁調理器も使用が可能に!

じゃあ、「鉄製やステンレス製のダッチオーブンなら、万能ね!」って思いがち。

もちろん使い勝手はいいんですが、シーンを選んでいくと、どれでもいいってわけにもいかなくなります。

というのも最近ダッチオーブンは細分化され、さまざまなサイズがあるからなんです!

一人用のコンパクトなアイテムから直径35センチを超すような大型モデルまで、多彩にラインナップされている状況。

そんな群雄割拠のダッチオーブンシーンで、家庭での使用も充実させたいのならSOTOのステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF がオススメ!

サイズ感が絶ミョーなんですよ。

 

パッケージオープン!

さて、いつものようにパッケージから見ていきます。

ダッチオーブンといえば「大型鍋」って印象はもともとあるんですが、ことステンレス製ってなると「ヘビー級」ってのもイメージとしてあります。

ところがこのステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF は、重量が約5kgもあるので重いっちゃあ重いのですが、想像していたほどではない!

ハーフというサイズ感も手伝って、5kgもあるようには思えない。

パッケージの重さも加えれば5kg以上あるはずですが、そんなにあるようには到底思えない!(コレはあくまで主観ですので、実測すれば誰が測っても本体重量は約5kgです)

そんでパッケージを開封すると、構成はナベとフタと底網となっています。

で、このステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF を見て、すぐに思いつくのが「今夜はすき焼きが食べたいなあ」なんてこと。

開発者はすき焼きを作るために設計を進めたんじゃないかと思うような見事なサイズ感なのですよ。

深さももちろんですが、家族ですき焼き鍋をつつく構図を思い浮かべると、まさにこのサイズがジャスト!

先ほど「家庭での使用も充実させたいのならSOTOのステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF がオススメ!」と書きましたが、家庭だけでなくアウトドアで鍋料理をするなら、このステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF が超オススメです!

その理由としてあげられるのが、ステンレス製なのでシーズニングが不要な点。

使いはじめだけでなく、使用後もサビ防止用の油が不要です。

つまり次に調理で使う際、油が浮かばないんです。

鋳鉄製のダッチオーブンでご飯を炊いたり、和食系の汁もの・鍋もの調理だったりを作ると食用油の香りがジャマしちゃいますよね。

ステンレス製だと、それがないんです。

しかもステンレス製だと、蓄熱性が高く、保温効果が長く続くので料理はいつまでも冷めにくい。

もちろん温め直しもできますよ。

 

詳細をチェック!

フタはフチがあるので、フタの上に炭などを乗せて上からも熱を加えるような料理も安全におこなえるような構造。

特にステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF は薄型なので、ピザを焼くなんてときに性能を抜群に発揮しそうです。

フタの底はフラット。

ということはナベと同様にガスコンロや電磁調理器、ハロゲンヒーターのほかシーズヒーターにも調理対応できるんです。

アウトドアでも家庭でも、こんなふうにスキレット調理ができちゃいます。

 

【実践調理】

「ハーフサイズってことは、家族で使うのはちょっと小さめなんじゃ??」なんて疑いの目もありますよね。

そこでステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF を使って実践調理してみました。

ダッチオーブンの特性をフルに発揮させるため、無水調理でカレーを作ったのです。

1:オリーブオイルを大さじ1ほど注入。

2:潰したニンニクを2欠け投入。

3:ニンジン2本を乱切りにして投入。

4:タマネギ2コを乱切りにして投入。

5:ジャガイモ3コを乱切りにして投入。

6:水の代わりにトマト缶をひと缶丸々投入。

7:市販のカレールーをひと箱丸々投入。

8:混ぜることもなにもせず、フタをして火にかけます。

火力全開で一気に温め、湯気がこぼれはじめたら火を止めて余熱調理。

ナベを直接手で触れても熱く感じないほど放置します。

この間に決してフタを開けてはいけません。

ナベが熱く感じなくなったら、フタを開けかき回します。

そして温め直せば、カレー8人分の完成です!

【商品スペック】

ステンレスダッチオーブン 10インチハーフ ST-910HF 
参考価格:20,900円
外形サイズ:幅365×奥行330×高さ105mm
内寸:直径259×深さ78mm
重量:約5.0kg
満水容量:約3.5L
材質:ステンレス(底網:ステンレス)
付属品:底網
備考:電磁調理器(100V・200V)、ガスコンロ、ハロゲンヒーター、シーズヒーター対応

※ご使用できない機種もあります。また、底網を使うなど、料理の種類によってはヒーターの「空焚き防止機能」が作動し、調理できない場合もありますので、ご注意ください。またIHクッキングヒーターで燻製調理は行わないでください。天板を傷めるなどの故障につながります。

 

【まとめ】

ステンレス製はサビにくい

蓄熱性が高く、保温効果が長く続く

シーズニングが不要

フタ単体での調理も可能

鍋底が平らなのでIHなどのコンロにも対応

卓上での鍋料理にも最適な浅型

魚やピザなど高さのない料理にも熱を加えやすい

 

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photo:ULALA
text:アマキン

【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。


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