夏キャンプの熱中症対策に、100均冷却グッズを活用しよう
ダイソーや、セリアなどの100円均一ショップでは、暑い季節の前になるとたくさんの冷却グッズが販売されます。
エアコンのない夏のアウトドアでは、昼夜を問わず、暑さ対策がとても重要です。
熱中症予防のためにも、状況に合わせた冷却グッズを準備して、持参することをオススメします。
今回はダイソーで販売されている冷却グッズの中でも、野外などキャンプの際に利便性の高いオススメ商品のご紹介をいたします。
冷感ミストスプレー
衣類にスプレーをすることで、手軽に冷涼感が味わえる冷感スプレーです。
吹き出し口の根元部分のレバーの、ON・OFFを切り替えることで、バッグの中での液漏れを防ぐことができます。
注意点としては、直接肌にはかけず、衣類にスプレーをすることです。15cm以上離し、スプレーを吹きかけてください。
また、同じ場所に何度もスプレーをしないように気を付けましょう。
Tシャツの袖口や、首回りの部分にスプレーをすると、よりひんやり感を味わえます。
メントールのスッキリとした爽やかな香りが漂い、さっぱりするので気持ちがいいです。ダイソーでは、メントールの香り以外にも、フローラルや、ソープの香りが販売されています。
フェイシャルシート
こちらの商品のシートサイズは、約150mm×200mmです。爽快感レベルは、ストロングクールです。
たっぷり汗をかく夏のアウトドアでは、冷涼感に加えて汗やニオイをしっかり拭き取ってくれる、シートタイプの冷却グッズもオススメです。
首筋から顎の辺りをシートで拭き取ると、スースーする感覚がジワジワとありました。
汗も拭き取れるので、しっかりニオイやベタつきをおさえられます。
水場のない場所でも、さっと手軽に汗やニオイをリセットでき、爽快感が味わえるので、携帯用にひとつ持っていると、とても便利です。
瞬間冷却材
叩くと冷えるタイプの瞬間冷却剤です。箱の中に、80gのものが3個入っています。
サイズはさまざまなものが販売されていましたが、こちらの手のひらサイズのものは携帯しやすく、利用範囲が広いです。
冷却持続時間の記載がありませんでしたが、ダイソーで販売されている同様の商品では、約15分ほどの効果時間があるようです。
外気の温度や、状況によっても持続時間は前後しますので、ご注意ください。
冷凍庫で凍らせるタイプの保冷剤の持続時間に比べると、短いと感じるかもしれませんが、冷凍状態を維持できないアウトドアの環境では、叩けばすぐに冷えるタイプの商品のほうが利便性があります。
袋の中心をこぶしで叩きます。中の水袋が破裂し、顆粒状の薬剤が水に溶け、冷却がはじまる仕組みになっています。
はじめは袋の中には、顆粒状の薬剤の粒がたくさん入った状態でしたが、水袋が破裂した途端、袋の中に液体が満たされました。
瞬間冷却の商品を使ったことがない方は、110円という値段で、気軽に手に取りやすく、面白味もあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
水状になった冷却剤を振ると、中で残っている少量の顆粒状の薬剤が動く感覚がありました。
振ることで、冷涼感が多少アップするので、冷えがおさまってきたと感じたら、何度か振ってみましょう。
暑い野外の中で、すぐに冷たいものを触って体を冷ましたいときには、即効性があるので非常に便利です。
注意点としては、袋の中は液体になっているので、袋を切ったり破ったりしないように、気をつけましょう。
100均の冷却グッズで、アウトドアの暑さ対策を!
今回ご紹介したアウトドアでのオススメ商品以外にも、100均では多数の暑さ対策グッズが販売されています。
香りや、直接触れて冷涼感を感じるものを中心にご紹介をしましたが、帽子や、日差しよけ、クールタオルなども併用した暑さ対策を心がけましょう。
アウトドアでの利用に限らず、夏の暑さを乗り切るためにも、ぜひチェックしてみてください。
【関連記事】アウトドアの熱中症対策にオススメの記事はこちら
夏キャンプの熱中症対策にオススメ! asobitoからアウトドア仕様の空調服が登場
【体験レビュー】LEDライトで有名な「ルーメナー」が扇風機を発売!夏キャンプの熱中症対策に
写真・文/さとう あい
【PROFILE/さとう あい】
宮城県仙台市在住の料理家。料理教室の運営や、レシピ提案などのフードコーディネーター業をする傍ら、ライターとしても活動中。やんちゃ盛りの2児の母であり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけ、休日は自然の中で遊ぶのが日課。