初心者でもかんたん!親子で楽しむ燻製づくりの強い味方
キャンプで試したいことのひとつといえば、「燻製」です。
焼いたり煮たりするのとは違う特別な調理法は、やはり憧れますよね。
でも「燻製をやってみたいけれど、なかなか始められない」という人も多いようです。
「最初はなにをそろえればいいの?」「むずかしそうだから自分には無理かも」
そんな燻製初心者さんでも大丈夫! すぐに始められる、とても手軽な燻製キットがあるんです。
それがこれ、SOTO(ソト)の段ボール燻製機、「段ボールスモーカー モクモグ」です。
燻製作りのハードルをグッと低くしてくれる、燻製初心者の強い味方。
実際に子どもと作りながら、紹介していきたいと思います。
SOTO「段ボールスモーカー モクモグ」は燻製もできて工作も楽しめるフルセット
「段ボールスモーカー モクモグ』は、「これだけで燻製が作れる!」というフルセット。
必要な道具が全部そろっているので、なにか買い足さなくても大丈夫なんです(※火をつける道具だけは、別途用意が必要)。
しかもうれしいことに、普通の燻製機よりも安価。もちろん段ボールが壊れてしまわないかぎり、繰り返し使えます。
見た目は段ボールですが、組み立てるとかわいいログハウス型になります。
煙が出る煙突がかわいらしく、工作用のシールを飾っていくと、世界にひとつだけのMYスモーカーが完成します。
クラフトワークを楽しんだあとに、燻製が作れる。子どものいる家庭にピッタリな燻製キットですね。
それほど場所も必要としないので、キャンプだけでなく、お庭でも楽しむことができます。
SOTO「段ボールスモーカー モクモグ」を組み立ててみよう
まずは工作タイムです。子どもと一緒に楽しんで作っていきましょう。
パッケージの裏面に図解の作り方が載っているので、とくに迷うことなく組み立てられます。
簡単にポイントを補足しておきます。
SOTO「段ボールスモーカー モクモグ」作り方の流れとワンポイントアドバイス
1.本体を組み立てる(広げて足部分を出す)
2.ウッド皿受け台を本体にセットする(向きがあるので注意)
3.燻製網をセットする(網受けの部分は、外側から内側に指で押し出す)
4.煙突を組み立てる(写真を見て向きを確認すると取りつけやすい)
5.屋根を組み立てる(無理矢理に押しこまず、位置を確認して差し込む)
本体ができあがったら、付属のシールを貼ります。
四隅に作った網受け部分には、写真のように穴が空いています。
このままだとここから煙がもれてしまうので、付属のシールの中にある、木目の四角いシール4枚を使って穴をふさいでいきましょう。
外側からふさぐ形で、すき間なく4箇所に貼っていきます。
残りのシールは好きな場所に飾りましょう。
カラーペンなどを使って、好きにデコレーションしても楽しいです。
子どもに自由に描いてもらい、我が家専用スモーカーができあがりました!
左右に飛び出ている段ボール部分には、重石をのせて、風で動かないよう固定しておきます。
(※段ボールが飛びそうなほど風の強い日は、大変危険ですので作業自体を中止しましょう)
SOTO「段ボールスモーカー モクモグ」ではじめての燻製を作ろう!
材料は子どもが好みそうなものを中心に集めました。いずれもコンビニやスーパーなどで購入できるものです。
・煮卵
・サラダチキン
・ちくわ
・チーズ
生のお肉は向いていません。加工食品を中心に選びましょう。
ナッツ類や、ポテトチップスなどのジャガイモを使ったお菓子も燻製に合います。
サラダチキンは一口大にカットしておきます。
食材の水分を拭きとり燻製網に並べる
すべての材料は、キッチンペーパーを使って水分を取っておきましょう。
網の上に並べたら、屋根を閉じます。
スモークウッドで燻す
ではいよいよ、煙で燻(いぶ)していきましょう。
スモークウッドの種類はさくらです。着火に使うのはバーナーや焚き火の炎、ガスコンロなどがいいでしょう。
(※ライターは火力が弱いため、上手に点火できません)
スモークウッドのビニールをはがし、着火します。火つけには必ずトングを使いましょう。
基本は小さい側面のひとつに着火すればOKです。湿気があって火つきが悪い時などは、大きい側面に着火していったほうがいいでしょう。
一面をムラなく着火させたら、ウッド皿の上に置きます。
(※必ず煙だけが出ている状態で入れること。炎が上がっている状態だと、段ボールに火が移ってしまい大変危険です)
前面のフタを閉じて、できあがるのを待ちましょう。
煙突を開けると煙がモクモク……子どもは楽しくて仕方がないようです。
2時間半~3時間で完成
――2時間半後。
屋根部分を開けて確認。色づいた燻製たちとご対面です!
ウッドからまだ煙は出ていましたが、説明書にも2時間半~3時間と目安があるので、ここで終了とします。
(※どのくらいスモークするかはお好みで!)
SOTO「段ボールスモーカー モクモグ」で作ったおやつは特別!
どの素材がいちばん人気かは子どもによって分かれましたが、煮卵はみんなが「おいしい!」と絶賛。チーズも味がギュッと濃縮されて、贅沢な味わいです。
子どもは自分の作った燻製機にすっかり愛着が湧いた様子。「また作ろうね」と言われたのがいちばんうれしい燻製づくりでした。
とにかく手軽に燻製作りをやってみたい。本格的にはじめる前に試してみたい。そんな方に「SOTO 段ボールスモーカー モクモグ」は大変おすすめです。
SOTO 段ボールスモーカー モクモグ 詳細
セット内容:スモーカー本体、金網、アルミ皿、スモークウッド、お絵描きシール
サイズ(組立時):幅455×奥行230×高さ450mm
サイズ(収納時):幅235×奥行235×高さ70mm
重量:470g
材質:段ボール(スモーカー本体)、鉄(金網)
【PROFILE/天嶺 葵】
アウトドア系フリーライターで、3児の母。海にも山にも出没するママキャンパー。子どもを中心に楽しめる、ファミリーライクなアウトドアライフを提案します。料理、DIYが得意。”ないもの、欲しいものはお金をかけずに作る!”がモットー。
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※この記事は2021年の記事を再編集して再掲したものです。