アウトドアってもっと気軽でいい!
アウトドアというと、車で何時間もかけてキャンプをしに行ったり、きちんと装備を整えて山登りに行ったり、そういうイメージを抱く人も多いはず。
でも、cazual編集部が考えるアウトドアは、とってもラフ。
外でやることだったら、なんでもアウトドア。文字どおり、ドアの外がすべてアウトドアと考えています。
登山やキャンプのようなアクティビティだけでなく、散歩だって、農業だって、ピクニックだって、少しでも自然を感じられるものならOK!
公園は、いちばん身近なアウトドアフィールドかもしれませんね。
ふだんの生活の中でちょっとでも自然を感じられる、そんな暮らしを提案します。
焚き火台があればシーサイドキッチンもお手の物
海辺でのデイキャンプの様子を紹介します。
海岸は火器の取り扱いがOKなところもあります(焚き火が実際にOKかどうかは、地域の条例などをチェックしてください)。
そこに焚き火台を持ち込めば、シーサイドキッチンのでき上がり。近所の海岸が我が家の庭代わりです。
その際、焚き火も楽しめて、料理もできるマルチユースな焚き火台を選ぶのがポイント。
炭と薪で火を起こし、あとは適当でいいんです。旬の野菜を炙ったり、出来合いのウィンナーをグリルしたり。外での食事は格別ですよね。
今回使ったColemanの焚き火台は、取っ手部分が鍋や焼き網を乗せる五徳代わりになるのでオススメです。
空気の流れがスムーズで燃焼効率の高い井げた式ボディのおかげで、火力もバッチリ。
見た目よりもずいぶんと軽量(5.7 kg)で、四角形の形状なのでこんな砂浜でも安定してつかえます。
グリルパンにダッチオーブンを載せても、びくともしません。
上から見るとこんな感じです。台よりだいぶはみ出していますが、安定感は抜群でした。
焚き火台とセットでそろえたいダッチオーブン
ダッチオーブンがあると、調理の幅がググッと広がります。
鉄製のものは海辺で使うと錆びてしまったり、使ったあとの手入れが煩雑だったりするので、ステンレス製のダッチオーブンがビギナーにはうってつけ。
今回のメインディッシュはラムのスペアリブ。
塩コショウをふって、あとはじっくりダッチオーブンで火を通すだけ。なにも難しいことはありません。
圧力がかかってゆっくり火が通るので、ほろほろととってもやわらかい焼き上がり。
さらに余計な油は鍋底に落ちるのでヘルシー。
ナイフでカットして、ワイルドに手づかみ。そんなラフな食事もアウトドアならでは。
そら豆は下ごしらえせずに焼くだけで食べられるので、手間いらず。しかもおいしいとくれば言うことなし!
大げさにかまえず、下ごしらえなしでも楽しめる食材を買ってきて、焚き火台で焼いて食べる。
気軽にふらっと楽しむ、そんなスタイルもありですよね。
海辺でも使いやすいアウトドアギア
身近にアウトドアを楽しむ場所として海岸をあげましたが、そんな海辺で使いやすいアウトドアギアをピックアップしました。
実際に使っててみてよかった焚き火台、ダッチオーブン、チェアを紹介します。
Coleman ステンレスファイアープレイスⅢ
大きめの薪もガシガシ入れられる深さと、四角形状での安定性が魅力です。
フレームががっしりしているので砂浜でもふらつかず、安心して焚き火を楽しめます。
井げた形状なので煙突効果もあり、燃焼効率もよく、初心者でも火の手入れがラクちんです。
取っ手部分を内側に倒せば五徳がわりになるので、ダッチオーブンのような重さのある調理器具を安心して置くことができます。
SOTO ステンレスダッチオーブン
SOTOのダッチオーブンの特徴はなんといってもステンレス素材であること。
鋳鉄製であればシーズニングなどケアが必要ですが、ステンレスであれば不要です。
サビにも強いので、海辺でも心配いりません。
家庭で使う鍋と同じように使うことができるので、アウトドアだけでなく、ふだん使いにもオススメです。
煮る、炒める、蒸す、焼くとさまざまな調理方法にも対応しています。
料理を入れたままにして保管したり、温め直しをしたり、初心者の方でもあつかいやすいダッチオーブンといえます。
ヘリノックス ビーチチェア メッシュ
もはやキャンパーの定番アイテムと化したヘリノックスのチェア。実はビーチ向けのアイテムがあるのをご存知でしたか?
脚が湾曲していて、砂地でも埋まりにくい形状となっています。
通常のヘリノックスのチェアだと、脚がズブズブと砂に刺さってしまい安定性にかけますが、ビーチチェアは安心です。
また、座面がメッシュとなっているので、たとえば水着で使っても通気性が高く、快適に過ごせます。