フェイクグリーンで癒やしのランタンを作ろう
身のまわりにグリーンがあると、ホッとしませんか。
生花ももちろん癒やされますが、水やりなど世話の必要がない、フェイクグリーンを使ったアイテムはいかがでしょうか。
見ているだけで心がゆるんでしまうような、自然素材のランタン。100均のLEDキャンドルライトを使って、簡単に作れます。
キャンプの雰囲気づくりに、テントサイトやテーブルのセンターに飾るのもおすすめです。
むずかしい工程はなく、子どもだけでも作れるレシピですので、ぜひ親子でチャレンジしてみてください。
100均で材料と道具をそろえよう
<必要な材料>
~共通の材料~
・空き瓶(大きめのジャムのビンなど。100均で購入してもOK)1個
・モス(苔を乾燥させた、装飾用のグリーン) 手のひら一杯くらい
・フェイクグリーン(細かい葉やシダ葉などがおすすめ) 1~数種類
・LEDキャンドルライト(ろうそく風のLEDライト。ダイソーやセリアにあります)1個
~お好みであるといい材料~
・そのほか飾りたい自然素材の小物(松ぼっくりや枝など)
・取っ手に巻き付ける紐など(ビンに取っ手がある場合のみ)
~白塗りする場合にのみ使用する材料~
・白のアクリル絵の具 少々
・小さいスポンジ 1個
※材料はすべて100均でそろいます。写真のものはダイソーで購入。フェイクグリーンや自然素材の小物を追加する場合は、できあがりのイメージから、お好きなものを選んでみて下さい。
<使用する道具>
・はさみ
・工作用接着剤(木工用ボンドなど)
・セロハンテープ
・綿棒 1本(ヘラでもOK)
癒やしのLEDランタンの作り方
ランタンは、中が見えにくいように白く塗るタイプ(写真右)と、透明なままで使うタイプ(写真左)の2種類があります。
どちらがいいかはお好みで。白く塗るほうが工程が多いので、そちらから作り方をご紹介します。
【白塗り(中が見えにくい)タイプの作り方】
1.アクリル絵の具を、パレットやトレイなどに少し絞り出し、同量の工作用接着剤を加えて綿棒で混ぜます。
2.作った塗料を、綿棒でビンの内側に塗りつけます。足りなかったらあとで追加すればいいので、このときは一部につけばOK。
3.スポンジを使って塗り広げます。塗りムラがあっても大丈夫ですし、どの程度白くするかも自由です。
全体的に白く伸ばしていきましょう。
4.乾かします。写真は、ティッシュでところどころ拭き取り、かすれを出すように塗りました。
5.ビンの底にモスを敷きます。キャンドルライトが入るので、真ん中を空けておきます。
6.キャンドルライトの上部に工作用接着剤をぐるっと塗り、モスをのせていきます。
7.光る部分が隠れないようにモスで覆ったら、灯りをつけ、ビンの中心に入れます。
8.上から見るとこんな感じです。横から見て、キャンドルの灯り部分だけが見えるように、モスで覆ってください。
9.ビンのフタに装飾します。一緒に飾りたいグリーンがある場合は、先にセロハンテープで固定しておきます。
工作用接着剤を全体的に絞り出します。
10.工作用接着剤は、フタの横まで綿棒でしっかり伸ばしてから、モスをのせるようにしましょう。
11.周りに少し垂れるような感じで、モスをのせていきます。飾りたいグリーンがあれば一緒に飾って、形を整えます。
ビンにでき上がったフタをかぶせれば完成です!
【透明(ビンに着色しない)タイプの作り方】
ビンに着色しない場合は、「白塗りタイプ」の作り方5から、同様の工程で作っていきます。
空きビン、フェイクグリーン、モス、キャンドルライト、工作用接着剤だけで作ることができます。
高さのあるビンでしたら、中にもフェイクグリーンを追加するのがおすすめです。よりボリュームが出て、雰囲気が良くなります。
取っ手のあるビンを使う場合、取っ手部分にもモスを接着してもいいですし、写真のように糸や紐などを巻き付けて、装飾してもOKです。
癒やしのランタンは長い間楽しめる
光源に使用している100均のLEDキャンドルライト(110円で2個入り)は、かなり長い間点灯し続けます。
連続点灯時間は40時間(商品説明より)。光量が多くないので長く光っていられるようですが、その小さい灯りがまた雰囲気バツグンです。
今回は良い写真が撮れず、暗い中での写真は載せておりませんが、夜に光るゆらゆらぼんやりとしたランタンは本当にきれいです。
電池はボタン電池の交換式で、何度でも取り替えられますので、一度作れば長く楽しめます。
少しの材料と手間でできる癒やしのランタンで、おうちの中でも外でも、自然を感じてみてくださいね。
【PROFILE/天嶺 葵】
アウトドア系フリーライターで、3児の母。海にも山にも出没するママキャンパー。子どもを中心に楽しめる、ファミリーライクなアウトドアライフを提案します。料理、DIYが得意。”ないもの、欲しいものはお金をかけずに作る!”がモットー。
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