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ファミキャンのテントにスノーピークの「アメニティドームL」を使う5つの理由

ファミリーキャンプに最適なテント、アメニティドームL

外遊びが好きな子どものために、家族でキャンプをはじめたい! 頼りになるところを家族に見せて、「お父さん、すごいね」と言われたい!

キャンプをはじめるきっかけは、そんなふうに家族それぞれ。週末の過ごし方のひとつに、キャンプを見つけられた方は幸いだと思います。

「さっそくキャンプに行こう!」とくれば、「じゃあテントを買おう!」となりますよね。私はそういう方には、「まずはバンガローや貸しテントに泊まってみたら?」と提案しています。

そうすることで「思ってたのと違う!」を大幅に減らすことができるからです。

そしてすっかりキャンプの魅力に取り憑かれてしまった方には、スノーピークのアメニティドームをすすめています。

特にファミリーには、このシリーズ最大のLサイズがイチオシです。

アメニティドームLをすすめる5つの理由

ホームセンターなどでも、大きなテントは手に入ります。もちろんそれが悪いわけではありませんが、テントはキャンプにとって最重要のギアです。入門テントとはいえ、できれば快適性と耐久性を追求したものを選びたいですよね。

アメニティドームはスノーピークが販売するテントシリーズのエントリーモデル(初心者向けの製品)です。サイズがS・M・Lとあって、人数によって選ぶことができます。

ファミリーキャンプには断然Lサイズがおすすめですが、大きな理由はその広さ。そしてもちろん、それ以外にもたくさんのおすすめポイントがあります。

1)初心者でも設営を迷わない、親切構造

「テントを買うのはいいけれど、本当に自分で建てられる?」

はじめてテントを設営する方のそんな不安を解消するために、アメニティドームは大変親切に作られています。

まず、テントの骨であるフレームは、エンド部分が挿入するスリーブに合わせて色分けされています。緑色のフレームは緑色のスリーブへ通す、というように視覚的に分かりやすく作られているので、設営がはじめての方も迷うことなく作業できます。

また、インナーテントとフライシートを合わせる場所にも、同色のテープが使われています。フライシートをかぶせたり、ピンをさしたりするときには色を合わせればいいので、「向きが分からない」といったこともありません。

2)エントリーモデルなのに、安心かつ十分なスペック

キャンプ場についたら雨だった。突然雨が降ってきた。キャンプをしていると、そんなこともあります。

となれば、気になるのはその防水性です。アメニティドームの生地にはUVカット加工、雨をはじくテフロン撥水加工が施されています。

耐水圧は「1,800mmミニマム」。耐水圧は防水性を知るための数値ですが、「ミニマム」という表示に注目してみましょう。この表示にこそスノーピークのこだわりがあります。

ほとんどのメーカーは平均的な値で耐水圧を表示していますが、スノーピークはこの値が「ミニマム」。

つまり「どこを計測しても最低1,800mm」を保証する、という耐水圧を表示しているのです。

※一般的な雨傘の耐水圧は約200~500mm程度と言われています。

3)強風にも耐える、高い縫製技術と構造

テント自体が風に強いか、弱いか。これも極めて重要なチェックポイントです。テントを張る場所は野外ですから、当然風の影響を受けます。

私は幸いにもアメニティドームで倒壊したことはありませんが、実際に、強風でフレームが曲がってしまったり、倒れてしまったりしたテントを見たことがあります。

思いのほか強い風が吹いてきたとき、トラブルに見舞われることのないようにしたいですよね。

アメニティドームは、テントの生地が風で裂けてしまったりすることのないように、高い縫製技術を駆使して作られています。

また、大人が立つとちょっと腰をかがめることになってしまう、テント高。地上高を最低レベルに抑えたこの高さにも、意味があります。

背の高いテントは着替えをする場合などにとても便利です。ですが風のダメージを受けやすく、場合によっては強風にあおられやすくなり、フレームの破損や崩壊を招く原因にもなります。

アメニティドームはテント高を低く抑え、さらに丸みのあるシルエットの上を風が通るように設計されています。軽くて弾力性に優れたフレームも風の影響を緩和し、高い耐久性を生む工夫が施されています。

4)前室があることの恩恵

前室というのは、テントの出入口の前にある、もうひとつ空間のことです。

これがあると何がいいのでしょう?

我が家の場合ですと、靴が夜露に濡れずにすむこと、小さなタープとしても機能してくれること、テント内の目隠しになること、荷物置き場になること、ふいの風雨の避難所になることなどなど。

パッと思いつくだけでも、たくさんの恩恵があります。

前室の横には、出入りがしやすい大きなサイドドアパネルがあり、フロントパネルを閉じたままでも、横から玄関のように出入りすることができます。風向きなどによってはこれも非常に便利です。

5)大人4人でも余裕! 広さが最大の魅力!

子どもが3人いる我が家でも、本当に広く使えます。娘2人はもう大人と変わりないサイズですが、それでもギュウギュウ詰めになることなく、中で快適に休むことができます。

Lサイズのテント高は165cmなので、身長160cmほどの娘は中で立つことが出来ます。着替えにせよ、転がって遊ぶにせよ、子どもにはなんら不自由のない空間ですね。

子どもが2人、大人が2人の家族構成でしたら余裕ですし、大人が4人でも全く問題ないサイズだと思います。

なお、公式のフロアサイズは300mm×300mm。対応人数は6人で、大人4人に子ども2人で横になれるサイズ、となっています。

設営の方法や基本性能は変わらないので、Mサイズとどちらにしようかと迷っている方には、大きなLサイズをおすすめします。

いちばんの違いは重量でしょうか。Mサイズは8.0kg。Lサイズが9.8kgですので、ご参考まで。

設営にあたって別に用意が必要なもの「ハンマー」

慣れてくれば女性や大きい子どもでも、簡単に設営ができるアメニティドーム。付属品も一式そろっていますが、設営に別途必要になってくるのが、ハンマーです。

ペグを打ったり抜いたりするために使いますので、用意をお忘れなく。

また、グランドシートと呼ばれる、テントの下に敷くシートも用意されることをおすすめします。地面からの湿度や湿気を遮断したり、テント本体の底面がきずつかないように保護してくれます。

実際の設営手順は、YouTubeの公式設営動画が大変わかりやすいですので、設営の前に一度確認されるとよいでしょう。

タープとコラボして使うのもオススメ!

テントとあわせて欲しくなるのが、タープではないでしょうか。写真はアメニティドームMに、同メーカーの「アメニティタープヘキサL」を併用しています。小川張りという方法で、前室の前にさらに居住空間を作る形ですね。

【関連記事】【設営動画あり】『ogawa』を直撃! テント×タープの「小川張り」のやり方を伝授
【関連記事】スノーピークのタープ×テントで小川張り! 初心者にもオススメの設営方法をおさらい

タープにもいろいろな形がありますが、どれを選ぶかは自由です。日中は日よけとして活躍し、雨や風をよけるにもたいへん便利なタープ。そしてなによりかっこいい!

せまい区画のサイトでは設置に苦労することもありますが、テントとあわせて、ファミリーキャンプには欠かせないアイテムです。

ファミキャンのテント選びで悩んだら「アメニティドームL」

今回ご紹介したスノーピークのアメニティドームLは、エントリーモデルはとはいえ、長く使えることを考えて作られたテントです。

私も4年ほど愛用していますが、設営と撤収が楽で、悪天候にも慌てることのないところが本当に気に入っています。「いいものはいい」と自信をもって言えるテントです。

使うほどに愛着がわく、そんなアメニティドーム。どのテントにしようかと迷われている方は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてくださいね。

スノーピーク アメニティドームL 商品詳細

  • セット内容:テント本体、本体フレーム長(×3)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンペグ(17cm×18)、自在付ロープ(1.4m×2、2.5m×2、2又5m×2)、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
  • 材質:フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/ジュラルミンA7001+A6061(φ12mm+φ13mm+φ14.5mm)
  • キャリーバッグサイズ:73×23×27(h)cm
  • 重量:9.8kg
  • 対応人数:6名
  • 価格:49,800円(+税)

【PROFILE/天嶺 葵】

アウトドア系フリーライターで、3児の母。海にも山にも出没するママキャンパー。子どもを中心に楽しめる、ファミリーライクなアウトドアライフを提案します。料理、DIYが得意。”ないもの、欲しいものはお金をかけずに作る!”がモットー。


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