ニッチなカテゴリーだけど、あると便利なアイテム
1年を通して生活に不可欠な日用品といえば、ティッシュペーパー。
春は花粉症持ちの方に重宝し、夏から秋のキャンプでは濡れた道具や手洗いの拭きものとして活躍。冬はくしゃみや鼻水が出たときに拭くなど、日本の気候になくてはならないものと言っても過言ではない。
しかし、パッケージのまま使うとどうしてもみっともないというか、生活感が出てしまい、外で使うのは正直恥ずかしい……という人もいるのでは?
筆者もスタイリッシュなティッシュカバーがないかと探していたところ、なんとティッシュカバー専門のブランドを発見! さっそく購入したので、どんなものか紹介する。
使いやすさと細かい配慮が優秀! 「tente(テンテ)」のテッシュカバー
今回紹介するのは、HEMING’S(ヘミングス)という会社の「tente(テンテ)」というブランド。
シャツ生地を使ったもの、花柄、アニマル柄など幅広いプリントの生地でティッシュカバーを製造しており、雑貨ショップを中心に全国的に販売している。
筆者が購入したのは、”DESK”というワークテイストのシリーズ(調べたらすでに生産終了)。側面に「THE CO-OPERATIVE」というパッチが付いていて、アメリカンで武骨なデザインが気に入った。
カラーもブラウンなので、キャンプギアに合わせやすい。
価格は税抜き1500円。高いか安いかは人によるが、キャンプブランドが販売するティッシュカバーと比べるとお手頃である。筆者は満足。
口の両端にベルクロが付いていて、ペーパーを使わないときは中に収納して外に出ないようになっている。ペーパーを取り出しても風にあおられることなく固定されるので、安定性があるのは特徴と言える。
取り付け方法も簡単。まずカバーを広げ、中央にティッシュケースを置く。両サイド(短辺側)の生地を内側に折り、最後に前後の生地(長辺側)を折ってベルクロをつけたら完成。
子どもでも扱える設計なので、ケースの中身が無くなったら子どもに頼んで替えてもらうこともできそうだ。
ハト目を駆使すればいろんな場所に引っかけられる
カバーの片側にはハト目が付いている。ここにS字フックやカラビナを付ければ、テーブルやキッチン台の横、そのほか手に取りやすい場所に引っかけられる。
キャンプでもこのアイデアはありがたい! 折りたたみテーブルのハンドルにカラビナを使ってかければ、友人や家族とのシェアに便利。
ティッシュケース自体は軽いので、ハト目が取れる心配もなさそう。使いたいところに引っかけて使ってみてほしい。
素材やシリーズによっては高いものもあり
なお、「tente(テンテ)」について調べてみたところ、たとえばコーデュラナイロンを使ったアウトドア仕様のテッシュカバーも展開しているようだが3000円以上の値がついていた。
さらに、牛革を使用した上品なものは6000円もの値が! 素材やシリーズによって値段が異なるので、その点だけ注意しよう。
いずれにせよ、筆者はキャンプギアに合わせやすいシリーズのものが購入できて大満足。しかもコットン素材で使い込むと味が出てきそうで、価格も思ったより高くなかったので、これからもキャンプでガシガシ使っていこうと思う。
テンテ・ティッシュカバー 商品情報
価格:1200〜6800円+税
サイズ(約):260×62×130 mm
※シリーズや素材によって異なる
テンテの公式ページはこちら
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。