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【保存版】muracoのアジャスタブルポールがタープ設営に最適!専門家がオススメする理由

いまのタープはポールが付属しないものが増えている!?

日除けや雨よけとしてキャンプで活躍するタープ。以前までは購入するとペグ、ガイロープ、ポールなどがセットで付いてきたものだが、最近のタープはポールがないケースが増えている。

理由は各社で異なるが、すでにタープセットを持っているのに、2点3点とタープを買うたびに付属品が付いてくるのは不要であるという意見がキャンパーから寄せられるからだそうだ。

では、欲しいタープがあるのにポールが付属していないと悩む人は、どんなポールを選べばいいのだろうか。

ここでは、筆者が愛用している「muraco(ムラコ)」のタープポールをおすすめしたい。その理由を実際の使用シーンと合わせて紹介する。

muraco(ムラコ)の原点はタープポール

テントやタープ、焚き火台など幅広いキャンプ用品を展開しているムラコ。実は元々、タープポールが最初に開発した商品であることをご存知だろうか。

ムラコは、埼玉県狭山市の金属加工メーカーが立ち上げたオリジナルブランド。コンマ01mmというほんの小さな誤差で品質が分かれる厳しい世界で培ってきた技術を生かし、キャンパーに安全を提供してくれる。

タープポールは、風などで折れやすいことから同社の強みを遺憾なく発揮できる絶好のギアなわけだ。

今回紹介する「NORTHPOLE™ EXTENSION(ノースポール エクステンション)」は、同ブランドのタープポールの中で幅広いタープに対応できるオールマイティなアイテム。

本体にはA5056H18アルミ合金というマグネシウムが多めに含まれた素材を採用。非常に強固な素材のため、パイプ状にキレイに加工するのが難しいとされているものを見事に成形した。

また、計4本のゴムバンドが付属しており、ポールケースがなくてもこれ単体でまとめられる。ゴムバンドが付いているアイテムは意外とないため、キャンパー視点で付けてくれているのはやさしい!

全長は248cmで大判のナイロン、ポリエステル系タープまで対応。

先端のエクステンション機能を使えば、200cmまで短くすることが可能。

穴は5つ空いており、7.5cmピッチで調整ができるため、メインポールとサブポールを使い分けられる。

さらに、先端はフランジ形状のアルミピン(右)と、ストレート形状のステンレスピン(左)の2本が付属しており、風が強くて外れにくいようにしたい場合は前者、グロメットにさっと挿してスムーズに設営したい場合は後者など使い分けができる。

3m四方のタープにタープポールを使ってみた

長さ調整ができて丈夫に設計されたムラコのタープポール。では、実際に設営したらどうなのか、私物のタープを使って設営してみた。

タープはヒルバーグのタープ10 UL。3m四方の超軽量ギアで、収納力にすぐれ、レッドのガイロープが付属している人気商品である。ちなみに、このタープにもポールは付属していない。

この日は風速約10m/sの強い風が吹いていて、他のサイトを見るとテントやタープが吹き飛ばされている姿も見かけた。なんとも恐ろしい状況下であったが、ムラコのポールとタープは安定していた。

適度なツヤがある表面が上品さを演出。今回はメインポールとして使ったが、ふだん使っているスノーピークの極太タープポールに引けを取らない安心感。さすがである。

地面に接する端部にはゴムが付いており、すぐにツルッと滑る心配もなし。

なお、万が一ショッキングコードが切れたとしても、連結金具にネジ加工を施しているため、素人でも交換することが可能。これなら長く使えること間違いなしだ!

残念だったこと:1週間後、付属のピンを紛失…

ちなみに、この撮影を終えた1週間後、ピンの片方を紛失する事態があった。ピンは数cmと小さく、これを収納する袋などはないため、管理は徹底するようにしよう。

さらに余談だが、今年に入ってこのピンが単体で販売されていた。おそらく筆者のように紛失する人が多いのかもしれない(笑)。1セット950円+税なので、失くした人は公式ページから購入してみてはいかがだろうか。

気になったこと:価格は他のタープポールよりやや高め

今回紹介したムラコのタープポールの価格は7,700円(+税)で、これに近い他のブランドのポールは6,000円ほど。

やや高い金額ではあるが、耐久性や品質を考えるとムラコのほうが上をいく印象。お店に行く機会があれば、ぜひ比べてみていただきたい。

注意したいこと:コットン系の重量系タープのメインポールには使えない

オフィシャルによると、ナイロン、ポリエステル系タープは問題ないが、コットンやポリエステル+コットン混合素材といった重いタープには対応していないとのこと。

後者のタープを考えている人は、他のものを探したほうがいいだろう。

ムラコのタープポールは安全重視の人におすすめ

タープとポールは、切っても切り離せない関係にある(ブッシュクラフトなどの本格野営は除く)。

ポールが付属しないタープを購入する場合、もし折れない丈夫なものを探す場合は、ぜひムラコのノースポール エクステンションを検討してみてはいかがだろうか。

muraco(ムラコ)「NORTHPOLE™ EXTENSION(ノースポール エクステンション)」商品詳細

価格:7,700円+税

サイズ(約):直径2 × 200〜248 cm

重量(約):524g

商品詳細はこちら

【文/撮影】小川迪裕

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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