1990年代に大ヒットしたヘリーハンセン
”HH”のロゴがトレードマークの「ヘリーハンセン」は、今から140年以上前の1877年に、ノルウェーのモスで漁師向けの防水衣料メーカーとして誕生しました。
それ以降、防火消化バケツやレインコートなど、当時としては革新的な技術を導入した製品を開発し、世界中で注目され続けています。
また、世界最高峰のヨットレース、アメリカズカップに参戦するチームの多くをサポートするなど、ヨットレースを代表とするマリンスポーツの分野とは切っても切れない関係。1990年代のヨットレース全盛期には、レースに挑む多くのセーラー達のウェアとして「Formula One Jacket」を開発し、ヨットレースをサポートしていました。
そして、やがてヘリーハンセンを身に着けることがステータスとして富裕層に普及し、多くの人の憧れのブランドになったのです。
その後、カウンターカルチャーとしてアーティストのミュージックビデオ内で着用されるなど、ストリートシーンにおいても多く露出されるようになり、ブランドとして確固たる地位を築きあげました。
現代版「Formula Series」いよいよ登場
そんなヘリーハンセンから、この冬、待望の新作となる「Formula Series」の発売が決定。
今回発売の「Formula Series」では、1990年代、当時のストリートカルチャーで支持を集めたヘリテージデザインをオマージュし、現代的にアップデートしています。
当時のアイコニックである大胆な配色切り替えと、セーリングには欠かせない高い視認性を表現するためのフラッシュイエローのアクセントは、今見ても決して色あせないデザインです。
シルエットは、1990年代当時のビッグシルエットを踏襲しつつ、ドルマンスリーブのカジュアルなラインに仕上がっており、街中で着ても映えること間違いなし。
「Formula Series」ラインナップ
多少の雨なら対応できる撥水加工を搭載。
肌離れのよい総裏メッシュ、ウィンドブレーカーとして1枚で着やすい厚みもあるため、アウトドアでの使用にぴったりです。
また同シリーズのFormula ZIZ Fleece Jacketと連結できるZIP IN ZIPを備えているため、セットでの使用がオススメ。
フリース素材のポーラテック®クラシック200は、軽量ながら優れた断熱・保温性があり、通気性にもすぐれています。
そのため、1枚での着用だけでなく、登山などの気温差があるシチュエーションでのレイヤリングに重宝します。
重量感のあるヘビーウェイトながら、さらりとした着心地が特徴で、真夏以外は着用OK。
コットンとポリエステルを合わせた肌触りのよい裏起毛を使用しているため、快適な着心地を提供してくれます。
1枚で着やすいヘビーウェイトの生地で、コットンのナチュラルな風合いとポリエステルの乾きやすさが共存しています。キャンプや釣り、マリンスポーツなどにぴったりです。
商品詳細はこちら(ヘリーハンセン公式サイト)
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。