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未来のアウトドアリーダーを目指す必須資格!ブッシュクラフトアドバイザーとは?

ブッシュクラフトにアウトドア好きが注目

キャンプブームの中でも注目を集めつつあるのが、アウトドアサバイバル術「ブッシュクラフト」。それに資格があることをご存じでしょうか?

ブッシュクラフトの資格がどういうものか、どうすれば取得できるのなど、疑問を解決しつつご紹介しましょう。

そもそもブッシュクラフトとは?

ブッシュクラフトとは、ブッシュ(茂み)とクラフト(工作)を組み合わせた言葉で、ひと言で説明すれば「自然の中で生き延びるためのサバイバル術」です。

道具は必要最低限にして、知恵と技術で自然を利用しながらアウトドアを楽しむスタイルです。上級者にもなれば、ナイフとロープだけでキャンプが成立してしまいます。

いかに少ない道具でアウトドアで快適な空間を作り出せるかが試されます。特別なルールはないため、自分のできる範囲のブッシュクラフトから始めていくとよいでしょう。

創意工夫を重ねながら、自然のなかで生き抜く知恵と技術を身に着けていく楽しさはもちろん、目標達成の満足感やスキルへの自信も得られます。通常のキャンプでは何かと便利な道具に頼っているもの。

ブッシュクラフトの技術が身についていれば、キャンプで忘れ物をしたときに慌てることも少なくなります。必要なものをその場にあるものでササッと作れたらカッコイイですよね。

また、災害時などの生死を分けるような場面でも、雨をしのぐ方法やガスなしでも調理する方法など、知識と技術があれば安心できます。

ブッシュクラフトは趣味として楽しめるのはもちろん、遊びながらサバイバル力が身につく、実用性も兼ね備えたアウトドア技術であるということです。

資格がある!?ブッシュクラフトアドバイザー

当然のことながら、ブッシュクラフトを楽しむのに資格は必要ありません。「やりたい!」と思ったら誰でも自由に始めてよいものです。

本やYouTubeを見て独学で学ぶこともできますが、「プロに順序立てて教えてもらいたい」「どうせやるならばしっかり力を身につけたい」という方もいるはず。

そんな方はブッシュクラフトの資格、「ブッシュクラフトアドバイザー」の取得に挑戦してみませんか?

ブッシュクラフトアドバイザーとは、正式に座学や実技の講習を受け、ブッシュクラフトの知識と技術を身につけた人が得られる資格です。

ブッシュクラフトの資格にはJapan Bushcraft Association(通称:JBA)が認定する「認定ブッシュクラフター」、Japan Bushcraft School(通称:JBS)が認定する「ブッシュクラフトアドバイザー」とそのもう1ランク上の「ブッシュクラフトインストラクター」があります。

今回はそのなかから、「ブッシュクラフトアドバイザー」についてご紹介します。

ブッシュクラフトアドバイザーの取得方法とは?

ブッシュクラフトアドバイザーの講習は1泊2日のスクールで受けられます。

ナイフの使い方からロープワーク、火のおこし方など、2日間でたっぷりとブッシュクラフトのノウハウを身につけていきます。

プロの現場で採用されている知識や技術を、専門のインストラクターの先生がゼロから教えてくれるので安心です。

コース受講後には修了証がJBSから発行されます。

ブッシュクラフトアドバイザーに認定されれば、自信を持って友達や地域の方に安全なブッシュクラフトを伝えられるだけでなく、ブッシュクラフト指導のボランティアを行うこともできます。

ふだんからキャンプをする人、サバイバル術を身につけたい人、履歴書に面白い資格を書きたい人などにはもってこいの資格です。

講習の内容はどんなもの?

実際、ブッシュクラフトアドバイザーの講習とはどのようなものなのでしょうか?

必要な時間は先ほどもご紹介したように1泊2日、費用は講習費や保険費などを含めた約3.5~4.5万円です。

持ち物はレンタルできるものもありますが、ノート、筆記用具、カメラ、ナイフ、テキスト、タープ、クッカー、ペグ、懐中電灯などソロキャンプのような装備が必要です。

講習内容はブッシュクラフトの基本技術をまんべんなく体験できるものとなっています。一例を以下で紹介しましょう。

・集合&自己紹介
アウトドア好きな方ばかりなので、新しい仲間に出会えるチャンスでもあります。

・サバイバルに関する基礎知識の座学
非常時に優先して考えるべきこと、命を守る法則などサバイバルの基本を学びます。

・ナイフの基礎知識と安全な使い方
ナイフの扱いなど基本的なことを学んだ後、実際に木からペグを作ったりします。

・さまざまなロープワーク
ロープワークと一緒にロケーション決めやタープの張り方も学び、ブルーシートと木の枝でシェルターを作っていきます。

・体温保持の方法や飲み水の確保について
生命活動に欠かせないものをどのように補うか、座学と実技で学びます。

・焚き火のノウハウ
着火方法から火の維持、跡を残さない始末の仕方など、座学と実技で火の扱いを覚えていきます。

・食に関する基礎知識
今までの知識を活かしつつ、調理方法などを学びます。

・後片付け&振り返り

上記の他にも、ベッドやイスの作り方や効率の良い暖の取り方など、アウトドアや災害時に役立つコンテンツが盛りだくさんです。

講習は誰でも参加可能です。資格取得に難しいテストはなく、1泊2日の講習をしっかり受けるだけで取得できるのでご安心ください。

まとめ

ブッシュクラフトは趣味の範囲にとどまらず、自然の中で生き抜く力を身につけられる実用性があります。この資格が手に入れば、いつものキャンプのレベルもグンと上がります。

この記事でブッシュクラフトアドバイザーに興味がわいた方は、ぜひ次回の講習予定をチェックしてみてください。


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