キャップが原点の「KAVU(カブー)」がウエアも充実!
最近は機能性に加えてデザイン性もあがり、アウトドアフィールドだけではなく街中でも着る人が増えてきたアウトドアウエア。
各社もふだん着で使えるアイテムを続々とリリースしてきているが、そのなかでもひと際目立つアイテムを展開するブランドがある。それがアウトドアブランド「KAVU(カブー)」。
独自の世界観を出しながらも、アウトドアから街中まで使えるアイテムは確実にファンを広げている。2019年の新作も注目が集まること間違いないものがぜいぞろいだ!
「KAVU」とはどんなブランド?
「KAVU」は、1993年にアメリカ・シアトルで産声をあげたアウトドアブランド。社長のベイリー・バー氏が前職の漁業でひらめいた丈夫で、ツバが長く、強風が吹いても飛ばされにくいキャップが最初のアイテム。
過去には1996年に開催されたアトランタオリンピックで、アメリカのカヌー&カヤックチームの公式ライセンス製品として採用され、世界中にその名が知られることとなった。
エスニック柄のウェビングテープがアイコンで、今ではキャップのほかにジャケットやバッグも展開している。
今季のKAVUは肉厚素材に注目
KAVUは、その年のトレンドに沿いながらもパッと見て「KAVUだ!」とわかるアイコニックなアイテムを提案し続けている。サイズはアメリカ製のものと日本製のものがあり、前者で作ったものはやや大きめのサイズ感。
今季はフリースやコーデュロイといったトレンドの素材を取り入れつつ、肉厚でなおかつ街中でも映えるものがお披露目された。最初にウエアから紹介しよう。
注目は、通称“スナップT”と呼ばれるデザインのフリースのプルオーバーシャツ「Teannaway(ティーナウェイ)」。
片方の胸ポケットと両腰のハンドウォーマーポケットに小物を収納でき、袖に補強生地をあてたデザインはアウターとしても活躍してくれる。
カラーは3色展開で、イエローを基調にしたパターンのものと総柄のもの2種類。
フルジップタイプのフリースシャツ「Freece F/Z Throwshirts(フリースフルジップスローシャツ)」も登場。
アイコンのウェビングテープを胸元に配してアクセントをプラス。後ろの裾を長くすることで、前にかがんだ際に後ろからの風が中に入らないように工夫されている。
キャンプではローチェアに座ると後ろが寒くなりやすいため、これなら安心して寒さを防いで過ごせそうだ。
ボア素材を使ったシャスタシリーズはKAVUのロングセラーアイテム。長袖タイプとベストタイプが登場し、肉厚な素材で保温性はバツグン。左右でカラーが異なる身頃は遠目から見ても目立ち、KAVUのアイテムだと誰もがわかる。
次にヘッドウエアを紹介。
おすすめはフリース素材を使ったストラップキャップ。長いツバとジェットキャップのような直線状の縫い目デザインは定番品を踏襲し、モコモコ感がわかる肉厚の生地を採用。包み込まれるような包容力を体験してもらいたい。
コーデュロイ生地を使ったキャップも注目。
このコードベースボールキャップは、後部がしっかりと覆われる深めのクラシカルなデザインが特徴。ツバは短めに設定され、逆被りをしても違和感なく着けられるようになっている。
フロントの「K」のワッペンもポップな字体でアクセントになる。
最後に小物も紹介してみよう。
「Fleece Spectator(フリーススペクテーター)」は、フリース素材をフロントにあしらった可愛らしいウエストバッグ。背面にはメッシュ素材を採用してムレを防止してくれる。メインポケットとフロントポケットと2気室があるので、フェスなどでも使えそうだ。
KAVUはそのほかにも多数のアイテムを販売し、ウエアにおいてはレディスとキッズも展開。販売はエイアンドエフの直営店やネットショップで行っているので、気になる人はぜひ見ていただいたい。
KAVUの公式ページはこちら
エイアンドエフのネットショップはこちら
文/小川迪裕(オガワミチヒロ)
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。