手軽で高コスパな「クイックキャンプ」のギアがおもしろい!
手間暇かけずに設営できるワンタッチテントなどを手がける、日本のアウトドアブランド「QUICKCAMP(クイックキャンプ)」。ツーリングテントとしても使えるソロテント「ビートルテント1」は、実際に台風の中で使っても問題なく過ごせた優秀なテントだった(ビートルテントのレビュー記事はこちら)。
今回は、そんなワンタッチテント以外にも使える便利なファニチャーがあると知り、実際のキャンプで使ってみたので紹介したい。
便利ギア1:ミニフォールディングテーブル
最初に紹介するのは、オールブラックのシックなたたずまいが美しいローテーブル。天板下にメッシュ生地のシェルフがついており、天板上に載せられない小物を臨時で収納することが可能。
設営はロールトップテーブル系とほぼ同じ。脚を開いて、その上に巻いた天板を広げて角のくぼみにハメれば完成。1分もあれば簡単に設営ができる。
展開時のサイズは、幅75×奥行46.5×高さ40cm。耐荷重は30kgで、鋳鉄製のダッチオーブンの重さが約6kg前後と考えれば十分な数値だろう。
収納した状態はこちら。88×直径25cmで、ソロで使えそうなテーブルとしてはやや大きめに見えるが、オートキャンプなら問題なく使用できるサイズ。ウッド系に飽きあきした人は、鉄製のテーブルでカッコよく仕上げてみては?
「ミニフォールディングテーブル」アイテム詳細
価格:オープン価格
展開サイズ:(約)幅75×奥行46.5×高さ40cm
収納サイズ:(約)88×直径25cm
本体重量:約3.1kg
耐荷重:30kg
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便利ギア2:ウッドローチェア
次に紹介するのは、北欧家具などで使われるビーチ材をフレームに使ったおしゃれなローチェア。この素材は木目が細かく、割れにくい性質があることから湿気が多い日本のキャンプにはピッタリと言える。
分解して持ち運ぶことはできないが、二つ折りにすればぺたんこになるため、車載時には隙間に差し込んで収納すればオッケー。
深めに座れるうえに、シートはコットン100%で丈夫かつ火の粉にも強い。したがって、リビングから焚き火まわりまで幅広く使えるのが特徴。
足の先端にはゴムが装着されているので、屋内で使っても床を傷つける心配もない。
「ウッドローチェア」アイテム詳細
価格:オープン価格
展開サイズ:(約)55×54×65cm (座面高32cm)
重量:約3.5kg
耐荷重:80kg
詳細はこちら
便利ギア3:尾上製作所とコラボ! アイアンメッシュテーブル
最後に紹介するのは、メッシュの天板がかっこいいサイドテーブル。
実はこれ、バーベキュー用品や焚き火ギアで有名な日本のメーカー「尾上製作所」とのコラボ商品! サイドのハンドルにはシェラカップなどを引っかけることができ、鉄製なのでダッチオーブンなどの熱々の調理道具を載せても壊れる心配はない。
脚を内側にたためばすぐに撤収できるので扱いがラク。重量は約3.5kgと軽いわけではないが、ハンドルが広いのでとても持ちやすい。
耐荷重は20kgと強度もあるので、ソロキャンプからファミリーキャンプまでいろんなスタイルに使えること間違いなし。
「アイアンメッシュテーブル」アイテム詳細
価格:オープン価格
展開サイズ:(約)幅50×奥行43×高さ27cm
天板サイズ:(約)幅50×奥行40cm
収納サイズ:(約)幅50×奥行43×厚み5cm
重量 : 約3.5kg
耐荷重 : 20kg
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高さ調節可能のテーブルやキャリーなどラインナップ続々
それ以外にも、ハイとローの2段階に調節できるテーブルやベンチ、キャリーワゴンやソフトクーラーといったギアも販売しており、ラインナップは総合アウトドアブランドに近づいているほど。
続々と新製品が登場しているので、これからも楽しみなところだ。
クイックキャンプのギアを試してみてほしい
クイックキャンプの製品は、いわば「コスパがいい」アイテムが多いと言える。「ハイブランドの製品は買えそうにないが、手頃な価格帯でなおかつ機能的なアイテムはないかな……」と思っている人にピッタリ!
ぜひホームページをチェックして、使ってみてはいかがだろうか?
撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。