アウトドア専門店WILD-1 宇都宮駅東店の高橋さんに教えていただきました!
フライタイイングに挑戦してみたいけど難しそう! そこでWILD-1宇都宮駅東店フィッシングチーフの高橋浩之さんに、フライフィッシングの現場で活躍するフライの中から初心者が覚えておくべき最初のタイイングを教えていただきました。
フライタイイング実践1
バイスツールセットの中からマリブーを巻くのに必要なのは、左からバイス、ボドキン、ボビンホルダー、シザーズ。
そしてギア編で紹介したヘッドセメントクリア、バーブレスフック、レッドワイヤー、シェニール系マテリアル、マラブーマテリアル。
フライタイイング実践2
フックがずれないようにバイスでしっかり固定。
フライタイイング実践3
フックに糸を下巻きして土台作りをする。
フライタイイング実践4
先端の余計な部分をカット。
フライタイイング実践5
下巻きはマテリアルを乗せる全部に巻く。これをファンデーションと呼びます。
フライタイイング実践6
マラブーフライは水の中に沈めて使う。そのため重さが必要なのでオモリを内側に仕込む。
オモリの量は経験値で覚えていくしかない。
ドライフライの場合はオモリを巻かない。
フライタイイング実践7
オモリが動かないように糸を巻いて固定する。
フライタイイング実践8
フライは後ろ側から作っていくのが基本。マラブーの羽から必要な分を切り出す。
ちなみにこの大きさの羽だと1本から10個以上のマラブーフライを巻くことができる。
フライタイイング実践9
フックに羽をセットする。
フライタイイング実践10
糸を巻いて、フックと羽を固定する。
フライタイイング実践11
先端の余分な羽をカットする。
フライタイイング実践12
次にボディの取り付け。
フライタイイング実践13
ヒラヒラのついたシェニール系のマテリアルの先をフックにセットしたら糸で固定。
糸はフックの先端で待機。
フライタイイング実践14
ヒラヒラを巻きつける。
フライタイイング実践15
ヒラヒラを先端まで巻いたら糸で固定。
フライタイイング実践16
余分なヒラヒラをカットして、フックのループがはっきりと見えるようにする。
フライタイイング実践17
先端に糸を巻き進め固める。
フライタイイング実践18
ボドキンを使って糸をヘッドに2〜3回結んで固定。
フライタイイング実践19
フックのヘッドにボドキンのニードル使ってセメントを垂らす。
フライタイイング実践20
セメントが染み込んだら糸を根元でカットする。
マラブーフライの完成!
慣れてきたら、ここまで5分もかからずにできるそうです。
フライフィッシングをはじめるなら、タイイングにもぜひチャレンジしてみてください!
オリジナルギアも多彩なアウトドアライフストアWILD-1
「人間と自然」のあり方をテーマに豊かなアウトドアライフの実現に貢献すると掲げるアウトドアライフストアがWILD-1。
自社ブランドのCall of the wild(コールオブザワイルド)、Qualz(クオルツ)など良質でありながら手が届きやすい価格帯のオリジナルギアを積極的に開発。
本社主催のアウトドアイベントのほか、店舗ごとにさまざなフェア、体験会、講習会などを開催している。
今回取材で訪れた宇都宮駅東店をはじめ、北は仙台泉店から西は京都宝ヶ池店ほか、全国に20店舗を展開する人気店。
WILD-1 宇都宮駅東店
栃木県宇都宮市元今泉4-14-8
電話 028-633-1182
営業時間 10:30〜20:00(土日祝 10:00〜20:30)
定休日 不定休(ショップサイトにて店休日を公開 https://www.wild1.co.jp/notice/closed2019/)
公式ウェブサイト https://www.wild1.co.jp