アウトドアショップsotosotodaysの池田さんに教えていただきました!
BBQも大好きという池田大助さんに、経験豊富な知識からストーブの選び方を教えていただきました。
ツーバーナーか? シングルか?
「オートキャンプでストーブを使う場合は、本格的に料理をすることも多いと思います。
そうなってくるとツーバーナーがやはり便利です。
片方ではお湯を沸かし、もう一方ではフライパンを使うといった大型のストーブが主流になってきます。
シングルバーナーではそういった使い方ができないので、ソロキャンプといったシーンでの活用となってきます。」
基本的な考え方はランタン選びと一緒!
「ランタンと同じく、使用燃料の主流は液体やガス缶などがあり、さらにアルコールや固形燃料もあります。
たとえばランタンに液体燃料を使っていたらストーブも同じく液体燃料を使う。
燃料を統一すると荷物が減らせます。
オートキャンプでもソロキャンプでも、朝一番でコーヒーが飲みたいという方はたくさんいらっしゃいます。
“朝一番に、ポンピングからはじまるのが面倒” という方には、ガス缶タイプのストーブがおすすめです。
ただしポンピングをして使うような液体燃料のストーブは外気の影響を受けにくいので、雪の中でもオートキャンプを楽しむといった方にはコールマンの413Hパワーハウス®️ツーバーナーといったホワイトガソリンのアイテムに根強い人気があります。」
「シングルバーナーならSOTOのムカストーブなども外気温を気にせず使えます。
さらにSOTOのストームブレイカーなら、ホワイトガソリンとガスのOD缶が使えるというマルチ燃料のストーブもあります。」
ガス缶には2種類ある
「ポンピングからはじまるのが面倒という方にはガス缶タイプのストーブがおすすめとなってきます。
ガス缶にはOD缶とCB缶の2種類があります。
なのでランタンと燃料を一緒にするという考え方なら、ガス缶はOD缶とCB缶のどちらを使用しているのかがギア選びのポイントとなってきます。」
「たとえば、CB缶を使用するツーバーナーならユニフレームのツインバーナーUS-1900、シングルバーナーならSOTOのレギュレーターストーブがあります。
「OD缶を使用するツーバーナーならコールマンの IL パワーハウス®LP ツーバーナーストーブ Ⅱ、シングルバーナーならプリムスの115フェムトストーブやSOTOのマイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターなどがあります。」
ガス缶タイプのストーブは、ポンピングの必要もなく、すぐに使えるというメリットは非常に大きい。
さらにOD缶を使用するシングルバーナーは軽くて非常にコンパクト。
クッカーの中にストーブとガス缶を収納できます。」
燃料が手に入りやすい!
「ストーブにアルコールを入れて着火するだけですので、ポンピングといった儀式的なこともなく、ガス缶のストーブよりさらにコンパクトなのがトランギアのアルコールバーナーです。
アルコールストーブはコンパクトなだけでなく、世界中どこへいっても燃料が手に入りやすいというメリットがあります。
日本なら燃料が薬局でも買えます。
冬の雪の上とかでは火力が安定しないですけど、シーンを選べば結構な火力があり、十分に料理が楽しめます。
ホワイトガソリンのストーブやガス缶のストーブほど需要はありませんが、そういったアイテムに飽きてしまった方やマニアックな方に受ける傾向があります。」
キャンプギア専門店sotosotodays
日本最大級のテント展示会を年に2回も行うなど、キャンパーにとってうれしい存在のキャンプギア専門店sotosotodays。
ショップは小田原市という神奈川県の西側にありながらも、横浜や都内からもコアなキャンパーが訪れる人気店。
sotosotodays
神奈川県小田原市扇町2-32-6
電話 0465-40-4410
営業時間 11:00〜20:00(土日祝 10:00〜19:00)
定休日 水曜日(祝日は営業)
公式ウェブサイト https://sotosotodays.com