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体験談:イデベンチャーで驚きの用水路体験!下るのはもちろん、その先にあるものにも感動!

熊本県北部に位置する菊池市は”清流の里”として知られている。そんな菊池市で人気急上昇中の珍しいウォーターアクティビティーがあるという。その名も「イデベンチャー」!

「イデベンチャー」ってなんぞや!?

菊池渓谷からの水を取り入れている農業用水路・原井手(はるいで)を活用した里山体験プログラムが、原井手下りアドベンチャー「イデベンチャー」。

井手(いで)とは、水田に水を引き入れるための用水路のことで、水源地区の原井手(はるいで)は水路幅が広く、地域の年配の方々は「子どものころ、よく泳いで遊んだよ~」と言われているように流れもゆるやか。

要するに、用水路をカヤックで下るというウォーターアクティビティーだ。しかし、用水路を侮るなかれ、思った以上に半端ないダイナミックな体験ができるはず!

江戸時代に完成した歴史ある”原(はる)井手”

元禄、江戸幕府将軍・徳川綱吉の時代。菊池市河原地区は、阿蘇溶岩の台地が広がり水の利便性が悪く、人びとの暮らしは大変厳しかった。そこで、河原手永惣庄屋・河原杢左衛門(かわはらもくざえもん)は菊池川上流から水を引く井手の計画を立て、4年余りの歳月を経て元禄14 年(1701年)に完成。

里山を縫うようにつながる井手の総延長は11km。さらに合わせると500mを超えるトンネルも掘られた。今でも河原地区・水源地区の210ヘクタールの水田が、この原井手によって潤っている。

橋の下、トンネル……滅多に体験できない用水路下り

イデベンチャーは2014年から実施していて、今年5年目を迎えるプログラム。体験は、県内屈指の水量を誇る井手に体カヤック(2人乗り)を浮かべ、水の流れに身をまかせるだけ。橋の下をくぐり、真っ暗な水路トンネルを通り、水の流れる音や風を感じられるウォーターアクティビティだ。

メインで実施するのは「新マブコース」。全長約2㎞の後半には、約300mの用水路トンネル(マブ)や白波が立つポイントなどがあり、アドベンチャー気分満点のコースとなっている。

清流の里ならでは、かつ、用水路というふだんは立ち入れないシチュエーションでの珍しいアクティビティ。ぜひオススメです!

イデベンチャー詳細

■料金

新マブコース:中学生以上 3,000 円、小学生以下 2,000 円(対象:4歳以上でライフジャケット着用可能)
ショートコース(団体のみ、10名以上):1,000 円(4歳以上、未就学児500円)

■開催日時

2018年6月30日(土)~9月23日(日)の土日祝日(基本)
1日4回 10:30、13:00、14:30、16:00
きくちふるさと水源交流館HPにて開催日、追加日等を随時更新
※8月分の受付は2018年7月1日(日)午前9時から
※団体については、土日以外でも要相談で受入れ
※平日の団体利用の最低料金:20,000 円
※イデベンチャーは農業用水路を利用した自然体験です。天候・災害によりイデベンチャーが実施できない場合がございます。あらかじめご了承ください
※体験提供時間1時間30 分
※小学校低学年以下の団体には「ショートコース」(700m)もあり

■申し込み・詳細

開催月の前月の1 日から受付開始 (8月の場合は、7月1 日から受付開始)
詳細や申し込み方法はきくちふるさと水源交流館HPをチェックしてください
http://www.suigen.org/page0129.html

■お問い合わせ

きくちふるさと水源交流館
TEL 0968-27-0102
メール kirari@suigen.org
http://www.suigen.org/page0129.html


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