落としても割れないし、軽量で手入れも簡単なことから、アルミやステンレスなどの金属器が主流だったキャンプスタイル。それが最近は、よりナチュラル志向が高まっていて、ちょっと手入れに手間のかかる木製器も人気となっています。その秘密は、かわいらしさだけでなく、音のなさも魅力のひとつ。金属製のスプーンやフォークと、やはり金属製のお皿がぶつかったときの音は、アウトドアでは不釣り合い。金属製の器では、ダブルウォールでない限り、熱しやすく冷めやすいという欠点も。
その点、木製の器なら、ぶつかったときの音も静かで、保温保冷力もシングルウォールの器より高いパフォーマンスを発揮します。
アウトドアで重宝する木製の器。しかも、ぐい飲みなら、これからのシーズン、活躍しそう。そんな木製のぐい飲みを作れるワークショップが東京都目黒区にあるMakers’Baseで開催されます。
ワークショップの内容は、、ヒノキのぐい呑みを1つ、好きな木材を組み合わせて寄せ木のぐい呑みを1つ合計で2つのぐい呑みを作ります。木材の種類、形状、厚みや仕上げなど、お好きな形で組み合わせ。初めての方でもご参加いただくことが可能。
1.ワークショップの最初のプログラムは、寄せ木を作るところから!
チェリー(桜)、ウォールナット(胡桃)、ハードメープル(楓)、オーク(楢)の中から、厚みや木目の方向を選んで組み合わせて、寄せ木を作るところからはじめます。食器用のボンドで寄せ木を作り硬化を待ちます。
2.次にヒノキのぐい呑みの作成!
木工旋盤という機器を使って角材からお好きな形に削りだしていきます。お酒を呑むときはもちろんですが削っているときもヒノキの香りをお楽しめるのです。
3.その次に、寄せ木のぐい呑みの作成!
ヒノキのぐい呑みで学んだことを活かして、寄せ木をお好きな形に削り出します。削る度に変化する模様は、寄せ木ならではのもの!
4.最後にオイル塗装をして完成!
出来上がりのクオリティを維持するために、難しい工程や繊細な技術が必要な工程は専門スタッフが製作をサポートしてくれます。
こうして完成したぐい呑みは、間違いなく世界に1点のもの。アウトドアだけでなく、家でも活躍しそう。絶対、大切にしたくなるぐい呑みとなるでしょう。