× CLOSE

驚きのコンセプト!食器じゃない、プラットチャンプの使い方とは?

プラットチャンプ創設者・冨田雅之さんインタビュー その1

2017年、突如として現れたブランド「platchamp(プラットチャンプ)」。

陶器のようなマットな表面感を持ち、それでいて磁器のような透明感もある。しかしプラットチャンプの食器はそれらと比べて圧倒的に軽く丈夫なホーロー製。実物を目の前にしても、触れて見ないことには、真実は伝わらない。

他に類を見ないアイテムを作り上げたのはロブ・クラシックの代表取締役 冨田雅之さん。その冨田さんにプラットチャンプのことを伺った。

cazual編集部(以下、c) プラットチャンプのアイテムをはじめて見たのは、たしか2017年2月に東京ビッグサイトで開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー」だったと思うんですが、プラットチャンプというブランドはいつごろからあるんですか?

冨田雅之さん(以下、) お恥ずかしい話、そのときに見せられるものがやっとできて、その年の4月にデリバリーが開始した感じです。

 

c ということは、まだブランドができてからは2年目ということなんですね。冨田さんはほかにもブランドを手掛けてるんですか?

 clef(クレ)っていう帽子のブランドを14〜15年くらいやってます。オリジナル製品はそこからスタートですけど、会社はロブ・クラシックっていって、もう20期目になります。その1年前に、最初は個人事業として始めました。

c 最初は個人事業でのスタート。そして会社として設立。ロブ・クラシックっていうのは、株式会社ですか?

 いいえ、有限会社です。いまでは有限会社って作りたくても作れないんで、あえてそのまんま、有限会社のままでやってます。

 

c いいですね。有限会社ってことは、若いときから長く経営してきてるってことにもなりますもんね。

 それはあまり考えなかったけど、言われてみればそうですね(笑)。

いまや株式会社は資本金が1円でも設立できるし、有限会社はもうできないんだったら、逆にそっちのほうがいいと思って、そのまんまなだけです。

 

c ロブ・クラシックは、どんな会社なんですか?

 もともとはサーフマーケットの代理店業務からスタートしました。それからつながりでスノー商材とかも扱って、横ノリ系を中心にやってます。いまでもスミスっていうサングラスやゴーグルのブランドは代理店をやってます。

 

c 代理店というのは、メーカーやブランドが別に存在しててその販売契約に基づく、たとえば輸入アイテムだったら販路を確保したりとかの業務になりますよね。

それがまずはクレからはじまり、今ではプラットチャンプまでと自社ブランドを持つようになりました。

それはなぜですか?

 代理店業務って、メーカーやブランドがあっての商売です。

特に海外ブランドだと、急に代理店契約を解除されたり、そのブランド自体が辞めてしまったら仕事がなくなってしまう。そういう危機感を感じ、自社で立ち上げた最初のブランドがクレだったんです。

c クレという帽子ブランドを立ち上げたのが14〜15年くらい前。それからずいぶん時間をおいてからプラットチャンプというブランドを作りましたが、新たにブランドを作ろうとしたきっかけは?

 帽子ブランドをやってますけど、帽子は布製で、裁断して縫製するという過程の中では、極論を言うと、いいものができても、簡単にコピーされてしまう。なので硬いものをやりたいって言うのがどこかにありました。

それとは別に普段からキャンプとか、アウトドアに行く機会が多いんですけど、そういう場で、自分たちが本当に使いたい食器を使ってないっていうのに気づいたんです。

その2つがリンクしたんです。

実際にリサーチしてみたら、食器ブランドってそんなに多くは存在してない。

 

c たしかに食器だけをやってる専門ブランドって、思い浮かばないですね。特にアウトドアとかを想定するとなおさらないような気がします。

 みんな食器って持ってるけど、使いたいから使ってるって言うよりは、選択肢がないから使ってるんじゃないかって思ったんです。自分たちも使いたい食器を使ってるわけじゃないですから。

それにキャンパーさんたちのファッションレベルも上がって来ている。でもそこだけ遅れてる気がして。「みんな、満足してるのかなあ」って疑問もあったんです。

 

 

疑問が生まれたからこそ、他に類を見ないアイテムを誕生させられた。

プラットチャンプ創設者・冨田雅之さんインタビューは、その2

「陶器と見間違えるほどのクオリティを誇るプラットチャンプのホーロー食器」へと続く。

 

プラットチャンプ製品情報!

PLATCHAMPホーロー食器は純日本製でオリジナルの金型から起こし、特殊なガラス質の釉薬を高温で焼き付け加工された温かさと懐かしさを思わせる「スムースマットカラー」で他社にはない色合いにあります。

また、通常のホーロー食器は2コートで仕上げているところ、PLATCHAMPは3コート仕上げしており、グランドコートを職人が1枚1枚丁寧に「ディッピング(ドブ漬け)」で1コートした上に、カバーコートを2回、塗装工程ごとに高温で焼き上げるため、マットでありながらスムースな表面仕上がりになります。

PLATCHAMPは形つくる、塗る、焼き上げるという全工程を日本の職人が手を掛けて作り上げた独特の風合いを持つホーロー食器になります。

重なっている上から順に製品紹介

【PC001 CEREAL BOWL】

表面加工 : 本体 ホーロー

材料の種類 : ほうろう用鋼板(板厚:0.8mm)

サイズ : 口径12cm / 高さ7cm

重量 : 約170g

製造国 : 日本

http://www.clefshop.com/?pid=113316287

 

【PC002 DEEP PLATE】

表面加工 : 本体 ホーロー

材料の種類 : ほうろう用鋼板(板厚:0.8mm)

サイズ : 口径21.5cm / 高さ4cm

重量 : 約320g

製造国 : 日本

http://www.clefshop.com/?pid=113323430

 

【PC003 FLAT PLATE 25】

表面加工 : 本体 ホーロー

材料の種類 : ほうろう用鋼板(板厚:0.8mm)

サイズ : 口径25cm / 高さ2cm

重量 : 約410g

製造国 : 日本

http://www.clefshop.com/?pid=113323404

 

【PC004 FLAT PLATE 30】

表面加工 : 本体 ホーロー

材料の種類 : ほうろう用鋼板(板厚:0.8mm)

SIZE : 口径30cm / 高さ2cm

重量 : 約590g

製造国 : 日本

http://www.clefshop.com/?pid=113323478

 

ロブ・クラシック

大阪市西区九条南4-13-12
電話 06-6586-5010

メール plat@platchamp.com

ホームページ http://robclassic.com

 

 

text:アマキン

【PROFILE/アマキン】

本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。


  • この記事が気に入ったらcazual(カズアル)に いいね! / フォロー しよう

  • 漏れない”超精密タンクキャップ”!
  • おすすめ!しょうゆ香るアウトドアソース

クラウドファンディングサイト「Fannova」

クラウドファンディングサイト「Fannova」

L-Breath

新着記事

PAGE TOP
COPYRIGHT © SHUFU TO SEIKATSU SHA CO.,LTD. All rights reserved.