実は古くからあった 新木場のポテンシャル
突然ですが、江東区の湾岸の街、新木場にどんなイメージをもちますか?
駅を出れば大企業のオフィスビル、少し歩けば海に面して物流会社やアートギャラリー。住宅は少なく、1980年代から急速に開発された、洗練されたビジネス街という印象が強いかもしれません。
しかし、「新木場」の「木場」とは貯木場のこと。そう、元々は世界中の木材を集めておく場として誕生した街だったんです。近くを通ると木の心地よい香りが漂うその風景は、後年に伝えたいものとして環境省が選ぶ「かおり風景100選」にも選ばれたほどでした。
時代の移り変わりとともに、「木の街」新木場のイメージは薄れ、今や水面にたくさんの木材が浮かぶ光景も目にしなくなりました。しかし、2020年、その貯木場の跡地に新たな木の文化が根付こうとしています。その名も「新木場海床(UMIDOKO)プロジェクト」。
現代人が忘れがちな木の魅力を堪能できるイベント第2弾、「木の音(きのね)」が2018年2月11日より開催されます!
新木場海床(UMIDOKO)プロジェクトって?
「新⽊場 海床(UMIDOKO)プロジェクト」は、東京都が実施している地域資源発掘型実証プログラム事業の⼀つで、2020年に宿泊・⾷・娯楽が集う総合空間として、新⽊場の貯⽊場跡地に、⽊の⽂化を軸とした新たな「フローティングヴィレッジ」を創ることを⽬指しています。
新⽊場の新たな魅⼒を創⽣するために「⽊の街・新⽊場」を再定義し、定期的なイベントを開催する他、特産品の開発やWEBサイト・SNSなどでの情報発信を⾏い、2020年に向けて新⽊場の新たなコミュニティスペース「UMIDOKO」のオープンを⽬指します。
新木場のルーツを大事にしながらも、未来の可能性を感じさせる、開発の新たな試みです。
新⽊場 海床(UMIDOKO)プロジェクト
新木場に木の音が響く一日 2018年2月11日-18日「木の音(きのね)~umidoko~ Sound of Wood」
木の魅力と触れ合うこのイベントでは、いかだ体験会や、いかだの上で開催されるお茶会や琵琶演奏会、木を使ったアート作品の展示、木のステージで行われるさまざまなパフォーマンスの「音」を楽しむことができます。
イベントプログラム詳細
<燻製ワークショップ>
①⽊製燻製器を作ろう!(⽊製燻製器製造ワークショップ)
2⽉11⽇(⽇)10:30〜11:30
定員:10名 費⽤:2,000円(材料費実費)
②燻製を作ろう!(①で作った燻製器を使⽤して燻製をするワークショップ)
2⽉11⽇(⽇)11:30〜
定員:無し 費⽤:1,000円(材料費実費)
※①に参加しなかった⽅も体験できます
<いかだステージ >
2⽉11⽇(⽇)※いかだの試乗会は随時実施いたします。
①いかだ茶会
11:00〜 /12:30〜
②いかだ薩摩琵琶演奏
12:00〜/13:00〜
③いかだ試乗会
11⽇(⽇)12⽇(⽉祝)17⽇(⼟)18⽇(⽇)の10:30〜15:00
いかだの上で茶会と薩摩琵琶を演奏します。
<⽊の⾳ステージ>
2⽉11⽇(⽇)13:00〜15:30
1ST STAGE 13:00〜
■深川バロン倶楽部(ガムラン)
深川出⾝のメンバーが中⼼となってバリガムラン、バリ舞踊。聖獣バロンに富岡⼋幡宮で御魂⼊れをしていただき、毎年8⽉に富岡⼋幡宮の例祭にて舞いとガムラン演奏を奉納して約⼆⼗年。富岡⼋幡宮の「お神楽」「獅⼦舞」として活動を続ける。
2ND STAGE 14:00〜
■OPSJ サックス カルテット
結成10年を迎えたOPSJ Orchestraのサックスセクションによるカルテット。レパートリーの中⼼は誰もが⼀度は⽿にしたことのあるようなナンバーで、幅広い世代の⽅に好評をいただいています。普段はBIG BAND編成で、ライブハウスやレストラン、各種イベント等でJAZZを演奏しています。
3RD STAGE 14:30〜
■櫛⽥満(パーカッション)
眼鏡のデカさには定評がある。運転席には座布団を三枚敷き、その安全運転が各⽅⾯で⾼く評価されている。さすらいのパーカッショニスト。⾃⾝のバンド「MECYAS!!!」をはじめとし、その他ライブやレコーディング等、ラテンを軸にポップス、ジャズ、クラブミュージックなど各所で活動中。
4TH STAGE 15:00〜
■ARTN TAP DANCE STUDIO(タップダンス)
本場アメリカからゲスト講師・ソロパフォーマーとして招かれるという、⽇本⼈として前⼈未踏の快挙を成し遂げるなど、国際的に活躍を続けるタップダンサー YUKIKO“Smilie”MISUMIのカンパニー。
「⽊の⾳(きのね)〜umidoko〜 Sound of Wood」開催概要
⽊の⾳特設サイト:http://umidoko.jp/lp/kinone2018/
開催⽇:2018年2⽉11⽇(⽇)〜2⽉18⽇(⽇)
開催場所:江東区新⽊場3-6-6(+隣接する⽔⾯)
開催趣旨:新⽊場貯⽊場にある⾵景を取り戻しつつ、新たな⽊の街・新⽊場を作り出す
参加費:無料(ワークショップのみ材料費実費が必要です)
<内容>
2⽉11⽇(⽇)「燻製ワークショップ」「いかだ体験会」 「⽊の⾳ステージ」10:30〜15:30
2⽉12⽇(⽉・祝)、17⽇(⼟)、18⽇(⽇)イカダ体験会 10:30〜15:00
2⽉13⽇(⽕)〜16⽇(⾦)は展⽰のみ 10:30〜15:00