ほぼほぼ100年以上変わらぬランタンのシステムっていうのが、前回のお話。変わっちゃったことが今回のお話です。
ポンピングしてタンク内を加圧して、霧状になった燃料がジェネレーターを通過して、バーナー部に取り付けられたマントルに吹き付けられ、燃える。
100年以上変わらぬシステムです。ところが分解していくと、変わっちゃったところを発見。
ポンプを分解するとポンププランジャーというパーツを外すことができます。
圧縮された空気を送り込む隔壁がポンプカップという色っぽの黒い部部分。仕事の役割は全く一緒なのですが、革製からゴム製に変わったのです。
なんか革製の方が味があって良さそうって、いまのランタンのゴム製ポンプカップを革製に変えることは御法度です。そもそもサイズも直径もことなります。しかも普段見えない部分。
見えないところに気を使うのが本物のオシャレさんなんて言いますが、革製のポンプカップはクズも出るので、そのあたりのメンテも欠かせなくなります。
どんなメンテかというとリュブリカントという専用オイルを注入することです。
これはのゴム製ポンプカップでも、交換した時には使います。
交換の目安は、ポンピングしたときに圧力を感じなくなったタイミングです。
普段から、リュブリカントを注入しておけば、ポンプカップの劣化も防げます。
ガソリンランタンを使用するなら、ぜひ覚えておきたいこと。マニアックなようで、まったくの入門編です。
そしていよいよ着火となるわけですが、次回のお楽しみに!
※「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座の記事はこちら
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その1
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その2
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その3
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その4
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その5
「コールマン」ガソリンランタンメンテナンス講座その6
photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。
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