朝と昼、毎日2度のコーヒーを淹れるときに湯を沸かすため、必ず使うのがSOTOのレギュレーターストーブST-310。
1日2回、1年365日ということは、ざっくり計算して一年に700回。
それを数年、ここもざっくり5年としておきましょうか、ということは3500回は使い込んでいるレギュレーターストーブフリークのアナキンです。
奥が数年使い込んでいる私物で、手前が撮影用の新品。
「使い込むとガスカートリッジの色も白く色あせてくるのかあ……」なんて思ったのなら、それは勘違い。
単純にガスの種類が違うのです。
奥はSOTOレギュラーガス。勝手に白缶と読んでます。
手前はSOTOパワーガス。こちらも勝手に銀缶と呼んでいて、寒いところへ連れ出すときには、こちらの缶を使用してます。
レギュレーターストーブST-310のいいところは、折りたたむと薄っぺらくなるところ。
最近は世界でも広く、ガスカートリッジ缶が使われるようになってきたので、海外へ行くときにも必ずレギュレーターストーブST-310を携えてます。
安宿に泊まってても、リッチな味わいの目覚めのコーヒーを飲める。こんな利点があるのです。
一方で、ガスカートリッジ缶は飛行機に乗せられないので、飛来地に着いたらスーパーマーケットやホームセンターに駆け込み、燃料の入手。
まずはガスカートリッジ缶の購入なんて、レギュレーターストーブST-310に完全囚われの身という感じです……(笑)。
愛してやまないので、使いやすいようにちょっとだけカスタマイズもしてます。
左がノーマル。右が私物。
室内で使うことが多いから、テーブルで滑りにくいよう、黒いゴム塗料で滑り止め加工を施したのです。
滑りにくいだけでなく、テーブルを保護してくれる役割も果たしているのです。
そんな昔からある定番品に、2016年になってレギュレーターストーブ専用アシストセットST-3104CSというオプションパーツが販売されました。
このオプションパーツ、アシストグリップと点火アシストレバー、収納ケースの3点セットなのです。
アシストグリップはまさに、僕がカスタマイズしていた滑り止め加工のようなアイテムですが、こちらの方が断然優れてます。
というのも、黒いゴム塗料はテーブルで使っているときはいいのですが、アウトドアに弱かったのです。
極薄の被膜だから不整地に置くと破れてしまうので、アウトドアで使うたびにゴム塗料を塗り直して使っていました。
アシストグリップはシリコンゴムなので熱にも強く、不整地に置くくらいで簡単に破れるようなことはなさそうです。
その装着方法ですが、チューブ状になったアシストグリップの開口部に洗剤を注入して、ゴトクに差し込むのです。
メーカー説明によると「洗剤を2、3滴たらして指で軽く揉みます」とのこと。
すると嘘のようにスルスルと入っていくのです。
にゅるにゅるっとして、いい感じです。
アシストグリップを装着し終えるとこんな感じです。
デザイン的にも、締まりがあるような気がします。
【レギュレーターストーブが男前になるオプション、アシストセットを試してみた!(後編)】続く
記事中で登場したギア
SOTOのレギュレーターストーブST-310
SOTOレギュラーガス
SOTOパワーガス
レギュレーターストーブ専用アシストセットST-3104CS
photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。
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