食卓に上がるのは庭で採れた野菜
普段の暮らしの中に外との繋がりがある。
テーブルもイスも収納棚も自分でDIYした家具。
『この家に暮らすようになって、そういうのが気取らずできてるような気がします』と話す川辺さん。
千葉県成田市の中心部からちょっと離れた、緑に囲まれたエリアに暮らすご一家。
その家族4人が快く出迎えてくれるホスピタリティ溢れるお宅へ伺った。
川辺さんご一家プロファイル
ご主人:央士さん(41歳)
ご職業:空港職員
ご家族:奥さま・里佳さん(41歳)、長女・ひよりちゃん(11歳)、次女・みのりちゃん(3歳)の4人家族
住居エリア:千葉県成田市
移住年:6年(2011年築)
住居タイプ:BESSカントリーログハウス[ウォームテイスト]
お住まいの地域は、どんなところですか?
「千葉県成田市の中心から遠くないですが、このあたりは山も少し残っていますね。
成田は国際空港なので空港周辺は都会的なイメージがあるかもしれませんが、市内には高さのある建物がありませんし、市の中心地の一部にしか住宅が密集していなくって。だから緑も多い。山の街なので、坂道も多いです」
どうしてそのエリアを選びましたか?
「ちょうど土地を探しているときに、周辺に大きな開発をしているエリアが2つあって、そこだと区画整理された長方形の土地が多かったんです。
最初はそういったところを考えたんですけど、それだと隣同士が近かったり、暮らしのイメージがつかみにくかったんです。
それだったら、もうちょっと自然が多いところがいいなって思うようになって」
家が四角だし、クルマも四角なので、このスペースが家でこのスペースが駐車場と、土地が四角い方がイメージしやすくないですか?
「土地から選ばれる方はそうかもしれませんが、土地が見つかる前に、もうBESSの家を建てるって決めていたので、『この家の雰囲気に合うのは』って考えたときに、住宅街に建ってるよりも、できるだけ自然が多いところの方がいいなって。それで緑の多い、昔のニュータウンみたいなところで、引っ越して空いている土地とかを探しはじめて」
それで、土地はすぐにみつかったんですか?
「いいえ、BESSにしようって決めてから3年以上は探して(笑)。
家を建てようと思ったころからすると、もっと前から土地を探してて。土地が見つからぬままBESSの家と出会って、『建物はこれで!』と思ったので、BESSの家に似合う土地探しを続けて」
BESSの家にしようと、思うようになったきっかけは?
「家を建てようと思ってから、色んなハウスメーカーが入っている総合展示場みたいなところは、ある程度まわったんです……」
そういったところには、BESSのモデルハウスって入っていないですよね?
「はい、ハウスメーカーが集まった総合展示場にはBESSのモデルハウスはありません。ある程度の数、ハウスメーカーの総合展示場を見てまわったころ、妻の実家の近くにBESSの家だけが建っているBESS街区っていう建売の区画できて。
まだBESSの存在を全然知らなかったんですけど、『面白そうな家がいっぱい建ってるから、遊びついでに行ってみない?』って妻と話して。
そのころのBESS街区は売り出し中だったので、展示場と同じスタイルで自由に見学ができたんです。それまでログハウスっていうモノも造りもまったく知らなくて、イメージとしてはハイジの家のような山小屋みたいな感じに思ってました。
BESS街区を見学して『生活のできるログハウスっていうのがあるんだ』って、はじめて知って。それで、ログハウスを作ってるBESSってどんな会社なんだろうって、代官山の総合展示場へ家族で見に行って」
最終的にBESSの家にする決め手は何だったんですか?
「妻とよく話していたんですけど、ハウスメーカーに行くと、『お客さまの望んだ通りの家を建てます』っていうスタンスなんですよね。なので、『こうしてください。ああしてください』っていうのが、すべて叶う。
話をした2〜3日後にはポスターサイズのキャドの図面ができあがってくる。『三角屋根でログハウスみたいなのが……』なんて話すと、そのとおりに設計されてくるんです。どこのハウスメーカーも同じような展開なんですよね。それはすごいなあ、なんて思いました。
でもちょっと待てよって考えると、建てるときが20歳台で、50〜60歳台になったときに、建てたときと同じ気持ちでいられるのかなって。気持ちが維持されるのかなって。60歳になったときに、窮屈に感じないかなって。
逆に年老いてから使うであろう和室を用意しておいても、最初は使わないことが多いだろうなって。そう考えると、本当に使えばいいですけど、使わない設計をいまからしておいても、使わなければその空間はもったいないですし……。
目当ての土地が見つからずに立ち止まっている時間が長かったものですから、考えることも多くみつかって。
そんなときにBESSの家と出会って、ハウスメーカーの家と比べてみると、あまりにも簡素すぎ。それでいてBESSの家は大きなアレンジをしていただけるかというと、そうでもなくて。
間仕切りとかを増やすとかはあっても、基本的にはおおらかな設計で廊下などの導線もなく、リビングに直接階段があったりだとか効率よく作られていて、この家だと逆に、『こうしたい! と思ったときに、自分たちで変えることができるんじゃないか』と思えたんです。自分たちの暮らしに合わせて、部屋を変えられる気がしたんです」
取材協力
総合展示場「BESSスクエア」
TEL:03-3462-7000
http://www.bess.jp
土地がなかなか見つからないから、そのうちBESSの家もモデルチェンジする……。