京都府は面積の75%が”森”! 実は隠れた大自然エリア
京都府の「森」は、府内面積の約75%を占めるほど多く、実はこの数値、全国平均(約67%)を大きく上回っているんです。”古都”京都は、日本でも有数の自然豊かなエリアだったんですね。
特に、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北の京都府中部地域は「森」の恵みがとても豊かなエリア。森は、そこに生きる生物だけでなく、産物や豊富な水の供給によって、古来から都人をはじめ、人々の生活を支えてきました。森の中には、食料となる動植物、燃料や資材となる木材、農耕を支える水など、人の生活文化に不可欠な資源がたくさんあります。日本の文化が「森の文化」「木の文化」と言われる由縁です。
この奥深い森に恵まれたエリアを「森の京都」と名づけ、あらたな魅力を再発掘しようと京都府が動き出しています。森をテーマに、森、里、川の資源や、古くから京の台所を支えてきた食、そしてスポーツ施設などを活かし、エコツーリズム、スポーツツーリズムなど、新しい観光のスタイルによる観光振興を図っています。
寺社仏閣が集中し、さまざまなショップも多い、京都市だけでなく、京都のあらたな観光振興策として、「森の京都」が注目されています。
俳優・小市慢太郎が人々の暮らしにふれあいながら、「森の京都」エリアを訪れる
京都府は、京都府中部地域の亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北を「森の京都」と名づけ、2016年をターゲットイヤーとして、この「森の京都」エリアの魅力発信を積極的に行っています。この懐かしくも新しい「森の京都」エリアを深く掘り下げる番組がBS-TBSで7月24日(日)に放送します。
番組では、俳優の小市慢太郎さんが日本の原風景が残る南丹市美山町や水源の里の綾部市などを訪れ、森の京都エリアそれぞれで活躍する人々に話を聞きながら、豊かな自然・受け継がれる伝統・食文化などを紹介し、森の京都の魅力に迫ります。
【番組概要】
「俳優・小市慢太郎がゆく~森の京都~」
放送日時:2016年7月24日(日) 16:00~16:54
放送局:BS-TBS
出演者:小市慢太郎(俳優)
番組HP:http://www.bs-tbs.co.jp/journey/koitinomori/