三嶋梨乃さんが暮らしている東仲宗根地区は、宮古島市内でも地元出身の方が多く住むエリア。
「うちのマンションに住んでいる人は、ほぼ移住者です。もともとは、いま10歳になる長男と2人で宮古島に入ったんです」
いまは宮古島で結婚し、子供も生まれ、家族4人で暮らしている。
「宮古島に来るまでは、東京で暮らしてました。その前の5〜6年間は渋谷でヨガインストラクターをしていたんです。宮古島に来るきっかけは、子供のことだったんです。
子供の喘息がひどくて、東京では幼稚園の2年間をきちんと通えなかったんですよ。不安のせいなのか神経も過敏になっていて。そこで、お医者さまに『自然の多いところで暮らしてみたらいかがですか』と勧められたんです」
宮古島移住を決た理由は?
それでいきなり宮古島移住を決たのですか?
「まずは一人で、2泊3日で宮古島を見に来ました。離婚して母子家庭だったので、その3日間は両親に子供を見てもらって。
宮古島の海を見たときに、ここなら大丈夫なんじゃないかって思えたんです。ここは自然も多くて。それですぐに東京に戻って、今度は子供を連れて宮古島に来て。
そしたら『お母さん、僕はここに住んでみたい』って。
それから仕事とかすべてをスパッと辞めて、2ヶ月後に子供と一緒に二人で島に渡ったんです」
移住候補地は、宮古島しかなかったのですか?
「お医者さまからは、『山の奥の方に行くか、キレイな島に行くか』って言われて、山か島の2つしか選択がなかった。
私は趣味程度にサーフィンをするんですけど、子供をよく海に連れて行ってたんです。子供も海が大好きで。すべては子供の健康のためです。
両親に『沖縄にしようか、宮古島にしようか』って相談したら、『沖縄は都会みたいなもんだから、意味ないんじゃないか』って言われて。父親は場所よりも『仕事も何もなくして、暮らしていけるのか』って、生活のことをすごく心配してくれました。だから父親は仕事の休みを取って見に来てくれたり、いろいろ援助してくれて、すごく助かりました」
宮古島での仕事はどうやって見つけました?
それで仕事はすぐに見つかりましたか?
「私にはヨガしかなかったので、島で何か新しい仕事に就くとかはなかったです。でもヨガのレッスンをはじめるにも、なにもかもわからない、まわりの人もまったく知らない状態で島に入って来ましたから。
子供の小学校を自然の多い新城(あらぐすく)の方の、1クラス5人しかいないようなところを選んで入学して。市内から40分くらいかかるんですけど、毎日学校へ送り迎え。
そのうち『新城海岸でビーチヨガをやればいいさ』って、地元の人に声をかけられて。自分で看板を作って、とにかく体験してもらわなきゃって思って、最初は60分500円でヨガレッスンをスタートしたんです。それでも全然お客さんがいなくて」
そして転機の訪れる三嶋梨乃さんの宮古島移住ライフは、次回へと続く
【三嶋さんの移住ライフ記事まとめ】
沖縄県宮古島移住ライフ・ヨガインストラクター/三嶋梨乃さん1
沖縄県宮古島移住ライフ・ヨガインストラクター/三嶋梨乃さん2
沖縄県宮古島移住ライフ・ヨガインストラクター/三嶋梨乃さん3
沖縄県宮古島移住ライフ・ヨガインストラクター/三嶋梨乃さん4
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