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【移住トーク】都会を知るUターン経験者だからこそ実感できる田舎の魅力7選

初めての田舎暮らしを考えている人に伝えたい

生まれてから今まで都会で暮らしてきた人は、田舎に対してどのようなイメージを持っているでしょうか。

自然が多い、空気が澄んでいる、星がよく見える……すぐに思いつくのはこんなところでしょうか。確かにその通りなのですが、それらは旅行でも味わえる田舎の特色。

実際に田舎で暮らしてみると、またちがった魅力が見えてきます。

田舎で生まれ育った人にとっては、当たり前すぎて気づかない。反対に、都会で暮らしていた人だからこそ、気づくことができる。今回は、そんな田舎暮らしの魅力をお伝えします。

筆者は青森県で生まれ、東京・大阪・福岡・鹿児島・沖縄など、各地での暮らしを体験済み。現在は故郷の青森県に戻り、以前は気にも留めなかった地元の魅力を感じています。田舎ってやっぱり、いいですよ。

※地域によって、当てはまらない点もあることをご留意ください。

食料を「買う」のではなく「獲る」という習慣

田舎であれ、食料はスーパーや村の商店などで購入するのが一般的です。しかし山間部の地域では畑で野菜を育てていたり、港町に住んでいれば魚を釣って夕飯で食べたりもします。

自然が身近にあるだけに、お金で買うほかに「自分で獲る」という選択肢が生まれるのです。

そして海で獲れる魚も、山で採れる山菜も、季節によって変わります。自然味あふれる食味とともに、季節の移り変わりを感じられる。これもまた田舎の魅力です。

近所の人が「これ、よかったら食べてね」と、新鮮な食材を分けてくれることも。それに対して自分も、できる範囲でお礼をする。これは田舎における一般的なコミュニケーションの1つです。「おすそ分け」の文化が定着しているだけに、移住者が地元の人とコミュニケーションを取るきっかけにもなります。

自分の庭を持てる素晴らしさ

比較的簡単に自分の庭を持てるのも、田舎の魅力。自宅に庭がある生活は、本当にいいものです。友人を呼んでバーベキューをするのも、庭の真ん中で大の字になって寝るのも自由。田舎ならではの趣味、家庭菜園にいそしんでみるのもいいでしょう。実際にやってみると、農業に従事する人の偉大さや、採れたての野菜の美味しさがよくわかります。

金銭面の事情により家を建てることが難しければ、広い庭がついた中古住宅や空き家を購入する手もあります。もちろん、都会では考えられない破格の値段で。

移住を検討する際は、地方自治体が管理する「空き家バンク」のサイトや、不動産会社が仲介する中古住宅の情報を確認してみましょう。

周りの人がせかせかしていない

田舎暮らしに慣れた人が都会へ行くと、時間に追われている様子の人が多いことに気づきます。駅が近い場所やオフィス街などはなおさら。エスカレーターでは左側に行列ができ、その横にはカツカツと駆け上がるビジネスマン。

都会暮らしに慣れている人にとってはごく普通の光景かもしれませんが、田舎ではまず見られません。田舎では、仕事に向かう人は基本的に車に乗っていることも関係しているのでしょう。朝の都心で見られるような、満員電車もありません。

人の多さに疲れ果てている人にとって、これだけでも田舎に住む理由としては十分でしょう。

打ち解けられると親密な関係に

「田舎の人はよそ者に冷たい」という言葉を聞いたことはありませんか? それは正しい表現ではないと感じます。意図的に冷たくしているのではなく、彼らからしても、どう接すればいいのかわからないのかもしれません。

田舎は住民の数が少なく、入れ替わりがあまりないため、どうしても同じ人どうしのつきあいが長くなります。そこに仲間意識が芽生えるのは、当然のこと。だからこそ、打ち解けられると、まるで親戚のように親しい関係になれます。

もともといた人たちの立場が強い以上、その人たちと率先してコミュニケーションをはかるのが理想的でしょう。

しかし、だからといって、誰かが話しかけてくれるだろうと他力本願になっていてはいけません。親密な人間関係を求めるのであれば、自分から一歩踏み出す気持ちも必要です。

「強くてニューゲーム」状態を狙えるかも

競争が激しい都会とくらべると、やはり牧歌的な風土を持つ会社が多くあります。それもまた田舎のよさですが、都会から移住してきた人にとっては活躍できるチャンスになり得ます。

これはいわゆる「強くてニューゲーム」のような状態。つまり高いスキルが備わった状態で、新しいスタートを切れるということです。

実際に田舎は競合となる企業が少ないことから、起業に適した場所であるとされています。ただし、やり方があまりに先鋭的だと周囲との間に軋轢を生む可能性も。その土地の風土を尊重しつつ、都会で養ったビジネススキルを活かすバランス感覚が大切です。

自然から得られる恩恵が大きい

自然豊かな環境がもたらす恩恵は、景色がいいとか、空気が澄んでいるといった感覚的なものだけにとどまりません。温泉郷、スキー場、ダイビングスポット、ジオサイトなど、自然を利用した施設が身近に存在することも含まれます。

それらを年に数回のバカンスではなく、たとえば仕事帰りに寄って行くことも。都会にいるときとくらべ、より日常のなかで楽しめるようになります。そのためアウトドア好きな人ほど、田舎暮らしの恩恵は大きく感じられるはず。

多趣味な人にとっては、体が1つでは足りないくらい、自然を利用した遊び環境であふれています。

キャンプ場が安い・無料のキャンプ場もある

キャンプを趣味とする人にとって、田舎での暮らしは天国のように感じられるはず。なぜならキャンプ場の数が都市部とくらべて多く、利用料も安い傾向にあるからです。管理が行き届いたオートキャンプ場などでは数千円必要なケースがあるものの、フリーサイトであれば500円以下で利用できる場所もざらです。無料のキャンプ場もめずらしくありません。

きれいなトイレがある、大きな炊事場もある、芝生もよく手入れされている。そんなキャンプ場を安く利用できるのは、田舎暮らしをする人の特権といえるでしょう。

考え方次第でどこでも天国になる

都会から田舎へ移住すると、カルチャーショックを感じることがたくさんあるはず。しかしそれを楽しみに変えられるのが、地方移住です。都会では当たり前だったことが、当たり前ではない生活。普通であれば、不便に感じるであろうアレやコレ。

見る角度を変えて、すべてその土地の魅力ととらえられる感性があれば、どこに住んでも天国になります。移住で大切なのは、絶対にゆずれない要素を明確にしておくことです。

たとえば「海に近い場所がいい」「離島に住みたい」「雪が積もらない場所にしたい」など。自分にとって理想的な田舎暮らしをイメージし、そのなかでとくに存在感が強い要素はなにか、輝いて見えるものはなにかを考えてみる。

地方移住を検討しているのであれば、まずはそこから始めてみてはいかがでしょうか。

写真・文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。

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