温泉キャンプであったか&さっぱり!
キャンプに慣れてきた人こそ不便さを追求しがちですが、日本には温泉付きの便利なキャンプ場がたくさんあります。
キャンプで大自然を満喫したあとに温泉で癒やされ、心地よい眠りにつくのは最高です。
ここでは、おすすめの温泉付きキャンプ場と、湯冷めを予防する方法についてご紹介したいと思います。
【千葉県】勝浦つるんつるん温泉直営オートキャンプ場
千葉県勝浦市にある「勝浦つるんつるん温泉直営オートキャンプ場」は、都心からのアクセスが良く、年中無休で温泉施設が利用できる便利なキャンプ場です。
温泉は神経痛や皮膚病に効能があるとして、地元のお年寄りからも愛されています。
しかし、実はハードキャンパーにこそおすすめの穴場スポットでもあるのです。
その理由は、最近のキャンプ場には珍しく直火がOKであること。廃材を利用した薪も無料提供されているため、直火の焚き火や薪ストーブなどを思いっきり楽しめます。
一方で、AC電源サイトも完備。ログキャビンやロッジもあるので、ビギナーキャンパーやファミリーにも安心です。
さらに、キャンプ場利用者であれば、場内の温泉入浴料が通常800円のところ、400円で入れる割引券がもらえます。これを使わない手はありませんね。
営業期間や施設の詳細はHPをご覧ください。
http://katuuraonsen.com/camp/camp.html
【栃木県】鬼怒川温泉オートキャンプ場
日本有数の温泉地として、一年を通して観光客の多い栃木県日光市の鬼怒川温泉。
そんな鬼怒川沿いの高台に位置する「鬼怒川温泉オートキャンプ場」は、山に囲まれた渓谷になっており、大自然を満喫できるのが魅力です。
眺望が素晴らしいバンガローや、一軒家をまるごと貸し切りできるレンタルハウスもあり、団体でも利用しやすくなっています。
また、場内には魚釣りが体験できる釣り堀もあります。その場で焼いてもらうこともできますが、せっかくなので、自分のキャンプベースに戻って焚き火台で焼くのがおすすめです。
源泉からひいた「上滝乃湯」は、神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効果があり、日帰り入浴の方も多いとか。
鬼怒川の渓谷を眺めながら入る露天風呂は至福の時間です。
営業期間や施設の詳細はHPをご覧ください。
https://www.kinugawa-camp.jp/
【高知県】四万十 山みず木
日本三大清流のひとつに挙げられている高知県の四万十川。そんな四万十川が太平洋に流れ込む河口に位置するのが「四万十 山みず木」です。
このロケーションはまさに秘境で、海外旅行に来たようだと言われることもあります。
山みず木の特徴は、手軽に自然派キャンプを楽しめること。レストランであつかう食材には、施設が所有するオーガニックファームで採れた無農薬野菜を使用していたり、調味料も無添加のものを使用していたりと、厳選されたものばかり。
宿泊方法は大きく分けて3種類あり、木造平屋をリノベーションした宿泊棟、グランピングサイト、キャンプサイトから選ぶことができます。
温泉は厳選明け流しの露天風呂と貸切風呂があり、すべての湯船から太平洋と四万十川を大パノラマで眺めることができます。
健康的な食事と素晴らしい眺望で、心も体もデトックスできそうです。
営業期間や施設の詳細はHPをご覧ください。
http://www.yamamizuki.net/
【熊本県】蔵迫温泉さくら コテージ&キャンプ
熊本県阿蘇郡の山間に位置する「蔵迫温泉さくら コテージ&キャンプ」は、阿蘇・久住の絶景を満喫できる小高い丘の上に位置しています。
キャンプサイトは久住サイトと阿蘇サイトの2サイトに分かれており、いずれも遮るものが何もない山並みの風景を独り占めできます。
そして夜にはプラネタリウムのような満天の星空。忘れられない思い出になりそうです。
温泉はかけ流しで、内湯と露天風呂が楽しめます。そして24時間入浴できるのもポイントです。
1泊2日のキャンプであれば、寝る前と帰宅前の2回温泉に入って、さっぱりした気分でキャンプ場をあとにすることができます。
営業期間や施設の詳細はHPをご覧ください。
https://kurasako-onsen.com/camp.html
温まった体をキープする湯冷め防止方法
キャンプ場で温泉を利用する際に気になるのが湯冷め。キャンプベースから温泉まで距離があると、その間に湯冷めしそうで心配ですよね。そこで、湯冷めを防ぐためのコツをご紹介します。
・お風呂を出る前に冷水を手足にかける
湯冷めは、体が温まって毛穴が開いた状態から体温が下がることによって引き起こされると言われています。
その仕組を逆手に取って、湯上がりに手足に冷水をかければ、毛穴が引き締まり体内温度が下がりにくくなります。
冷たいので勇気がいりますが、10秒程度チャレンジしてみてください。
・靴下を履く
家での風呂上がりは基本的に裸足が多いですよね。キャンプ場でもラクだからとついつい素足にクロックスやサンダルなどを使いたくなるところですが、これはNGです。
冷えは足元からくるので、必ず靴下を履いてキャンプベースへ移動するようにしましょう。
・湯上がりに温かい飲み物を飲む
キャンプベースに戻ったら、温まった体を維持するために、温かい飲み物を飲むのがおすすめです。
寒い時期であれば、しょうがを加えたジンジャーミルクティーや、はちみつとしょうがを煮込んだホットジンジャーなんかもいいですね。
お酒好きの方であれば、スパイスを効かせたホットワインなどもオススメです。
冷たいものは飲みすぎないように注意してください。
キャンプに行ったらお風呂も楽しもう!
自然にふれあうキャンプと、疲れた体を癒やす温泉が一度に楽しめる温泉施設付きキャンプ場は、子連れキャンプや女子会キャンプなどにも最適です。
湯冷めにだけは気をつけて、旅行気分で身も心も癒やされに行きましょう。