キャンプは子供を成長させるチャンス
子どもの自立を促すために、普段から家事を手伝わせているパパやママも多いはず。
しかし、積極的にお手伝いをしてくれる子どもがいる反面、普段はなかなかお手伝いをしてくれない子どもだっているでしょう。
そんな時には、キャンプを通じて子どもの「お手伝いしたい！」気持ちを刺激するのもひとつの手です。
キャンプの荷物運びを手伝ってもらう
キャンプを楽しむために、欠かせないのが荷物の運搬。キャンプサイトのすぐ隣に車を置ける場合でも、荷物の出し入れは必須です。
こんなときには、ぜひ子どもたちにも働いてもらいましょう！
「これから楽しいキャンプが始まる！」というときには、子どもたちのワクワク感も高まっているもの。お手伝いを頼めば、すんなりと応じてくれる可能性も高いはずです。
子どもに運んでもらう荷物は、子どもの年齢や能力に応じて選定してみて。重すぎず、小さな子どもでも運びやすい形状のものを選択すると良いでしょう。
また子どものお手伝いにはハプニングが付き物です。投げたり落としたりしても大丈夫なアイテムを運んでもらうと安心できます。
壊れやすいものを運んでもらうときには、子どもたちの自尊心をくすぐりましょう。
「これは○○だから、落としたら割れてしまうよ。本当にきちんと運べるかな？」なんて言葉がけをすれば、「大丈夫！ やれるよ！」と、応じてくれる子どもも多いはずです。責任をもって仕事に取り組む意識を育めそうですね。
テントの設営を手伝ってもらう
テントの設営は、キャンプにおける一大イベント！大人でも大変な作業だからこそ、ぜひ子どもたちのお手伝いを取り入れてみて。
「本当に役に立つお手伝い」は、子どもにとってもやりがいがあるもの。テント設営で子どもがお手伝いをしやすいのは、以下のようなポイントです。
・道具をとる
・必要な場所を押さえる
・寝床作り
テント設営中に、「必要な道具が手元にない！」なんてハプニング起こりがち。
こんなときには、遠慮なく子どもたちに声をかけてみてください。あらかじめ「助手」に任命しておくと、子どものお手伝いしたい欲も高まるでしょう。
またテントの設営は、キャンプでしか体験できないもの。だからこそ特別な体験として、親子で一緒に取り組んでみるのもおすすめです。
テントの設営で必要な場所を押さえてもらったり、引っ張ってもらったり…。小学生ぐらいになれば、子どもも充分戦力になります。
テント設営そのものに興味を抱かない子どもでも、ペグ打ちや寝床作りは楽しみやすいもの。子どものタイプに合わせて、お手伝い内容を設定してみてはいかがでしょうか。
食事の準備を手伝ってもらう
普段はなかなかキッチンに立たない子どもでも、キャンプ中はお手伝いのチャンスです。ぜひ食事作りに一緒に取り組んでみてください。
・コップやお皿の配膳
・料理の下ごしらえをする
・盛り付けを任せる
料理系のお手伝いをお願いするときのコツは、子どもが持てる範囲の重さ＆大きさの道具を使わせてあげること。また準備に時間がかかっても良いように、時間に余裕を持って調理をスタートしてみてください。
また、食事が終わったあとの片付けを手伝ってもらうのもおすすめ。使った食器を下げたりテーブルを拭くお手伝いを子どもに任せれば、大人もかなり助かるはずです。
もちろん、子どものケガには十分注意してくださいね。火を使ったり刃物を持たせたりする時には細心の注意が必要です。
”動くこと”だけがお手伝いではない
キャンプ中は、どうしても体を動かすお手伝いを優先しがちですが、自分よりも幼い子どもと一緒に遊んであげるのも立派なお手伝いのひとつ。
特に初対面の子どもが多いキャンプは、協調性やリーダーシップを育むチャンスでもあるのです。
小学校高学年くらいの子どもであれば、キャンプに出掛ける前に”課題”を与えておくのもおすすめです。
・今度のキャンプで小さい子どもたちのリーダーをしてもらうから、楽しい遊びを考えておいて
・川や海で安全で注意しないといけないことを調べてみて
もちろん全てがうまくいくとは限りませんが、自分の力で考え、実践するという経験は、子どもにとってかけがえのないものとなるはず。
また、キャンプでお手伝いに挑戦させるときには、子どもが大きなケガをすることがないよう、しっかりと見守り、最終的な責任は大人が持つことを忘れないでくださいね。
キャンプで子供と一緒にレベルアップ！
普段はお手伝いに消極的でも、いざキャンプとなると、いつもとは違うシチュエーションに張り切って動いてくれる子どもが多いもの。
子どもたちが持つ好奇心や協調性を引き出してくれるのも、キャンプならではの魅力だと言えるでしょう。
楽しいキャンプ経験の中で、ぜひ子どもたちの自立心を育んでみてくださいね。
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