ホカ オネオネの2020年春夏新作展示会へ行ってきた
ロードやトレイルを中心に、革新的な機能を搭載したシューズを次々に輩出する「HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)」。
最近では、ファッションブランド「エンジニアド ガーメンツ」とのコラボモデルが、ファッションアイテムとしても高い評価を得た。
そんなホカ オネオネの2020年春夏展示会が先日開催され、また新しいスニーカーがずらりと展示されていた。ここではおすすめのシューズを紹介する。
ホカ オネオネとはどんなブランド?
ホカ オネオネは、2009年に生まれたシューズブランド。元々はトレイルランナーに向けたランニングシューズを開発・販売を開始。当時は極厚ソールの異端児的存在だった。
次第に同ブランドのシューズを履いたランナーが成果を残しはじめ、徐々に業界から支持されるようになった。
今では「極厚ソール」を取り入れたシューズのパイオニアとして、ランニング業界のみでなくファッション業界でも人気の的になっている。
展示会で見つけたハイスペックなシューズ3選
ではさっそく、ホカ オネオネの展示会で見つけた粋なシューズを紹介。
シューズ1:チャレンジャー ミッド GTX ワイド
最初に紹介するのは、アウトドアにも街履きにもぴったりな機能を搭載した「チャレンジャー ミッド GTX ワイド」。防水性のある本革を使用し、街履きとしても足下が映える特別仕様だ。
マウンテンパーカーでもおなじみのゴアテックスをアッパーのインナーに搭載し、高い防水性・透湿性を発揮。
ソールの厚みを示すオフセットは5mmと、厚めに設定されている。クッション性はとても高く、同ブランドらしい極上の歩きやすさを備えている。
アウトソールは同ブランドのオリジナル。従来品(写真奥のシューズ)はビブラム社製のものを使っていたが、より街中でも気兼ねなく履けるATR(全路面対応)仕様に。
このチャレンジャー GTXシリーズはミッドカットにくわえてローカットバージョンも発売予定。
ミッドカットは28,000円(+税)で、ローカットは25,000円(+税)の価格。2020年2月発売予定で、店頭にでたらすぐに完売しそうだ。
シューズ2:アラヒ4
次に紹介するのは、今回で第4弾目のアップデートを迎えた定番ランニングシューズ「アラヒ4」。
従来品よりアッパーのメッシュ部を拡大し、運動中に起きがちな足のムレを軽減することに成功。カラーも刷新し、街履きとしても難なく使えるようになった。
同シューズの特徴は、独自フレーム「J-Frame™️ テクノロジー」(”J”の字を描くイエローのパーツ)が足のサポートとプロテクションを高めて、正しい体重移動を導いてくれる。
スポーティな見た目はスポーツミックスのファッションにぴったりだろう。
シューズ3:エレボン 2
最後に紹介するのは、公式サイト限定で発売されていたシューズ「エレボン」の第2弾「エレボン 2」。ギザギザのアウトソールとヒール部のデザインが、他のシューズにはない形で新鮮だ。
プロフライミッドソールを採用し、クッション性のいいヒールと反発性のある前足部のバランスが、前進する力を高めてより速く走れるように設計。
また、アーチ(土踏まず)部分のフィット感を高めるサポートウィングを搭載し、どんな人でも快適に走れるようにしてくれる。ゆっくり歩いただけで自然と前に進む感覚は、一度体験してもらいたい。
このほかにも、女性が使いやすいカラーリングのシューズやトレイルランナー向けの本格シューズなど、幅広いシューズが展示されていた。多くのシューズは2020年2月初旬〜3月に順次店頭に並ぶ予定だ。
※今回紹介したシューズは、発売時に価格や仕様が多少異なる可能性があります
ホカ オネオネの公式ホームページはこちら
撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。