2018/12/05

「パトリック」2019SS最新スニーカー速報！ X-PACモデルも登場

先日、人気シューズを中心に、個性的なブランドを多数展開するカメイプロアクトの合同プレス展示会が行われました。

パトリック、スペルガ、ウォルシュをはじめ、人気ブランドの2019年春夏の新作が一堂に会するだけに、きっと気になるアイテムが見つかるはず。大物とのコラボをはじめ、注目作を、ぜひチェックしてみてください！

展示会でチェックした新作の情報を、3回に分けてレポートします（ほかのレポート記事のリンクは記事最後に掲載）。まずはパトリックから紹介します。

「パトリック」は1892年、西仏プゾージュ村にて靴職人パトリック・ベネトーが始めた靴作りを原点とするブランド。現在は、いつの時代においても流行に左右されることのない、洗練された大人のファッションを表現するブランドとして展開中です。

ブランドの日本上陸当時のキャッチコピー「足元のメークアップ」を現在も忠実に受け継ぎ、自由で心地の良いライフスタイルを提案し続けています。

人気の高い防水モデルの新作がこちら。レザーをなめす段階で、防水液を加えることでレザーに防水機能を持たせています。また、シューズ本体とソールの間には透湿性防水フィルムを張ったほか、縫製に撥水糸を使用するなど対策は万全。

日本のシューズブランド「ptarmigan（ターミガン）」とのコラボモデル。ブランド名の頭文字が”P”という共通点を持つ両ブランドからリリースされるのはサンダルです。ダイヤルを回すと足にフィットし、ワンタッチで締め付けをリリースできる機能性が魅力です。

cazualスタッフがもっとも注目したのが、新シリーズとなる「ミラードバイパトリック」。シュータンのブランドロゴやアイコニックなサイドの２ラインの向きが鏡で映した状態に反転しています。デザインは1型で、3種類の素材が用意されています。

手前の２つはなんとX-PACを表地に使っています。X-PACは高い防水性と強度を誇る耐久性抜群の素材で、ここ数年、コアなアウトドアブランドで使われ、注目を集めています。バッグに使われているのは見かけますが、スニーカーで使うのは聞いたことがありません。非常に面白いチャレンジです。

「ミラードバイパトリック」はディテールも見逃せません。実は、展示方法にも理由が。ヒールカップに、三角形のプラリングが付いていてぶら下げられます。これは斬新！

「ミラードバイパトリック」のダイナミックなソールはよく見ると、パトリックの頭文字である“P”を並べたものでした

ほかの新作スニーカーも見てみましょう。

穴が大き目のパンチングレザーとロゴ入りシューレースが楽しい

脱ぎ履きがラクちんなスリッポンスニーカー。カモフラ柄のコーデュラナイロン素材は、来春が初登場

パトリックでは創業の地フランスで再びシューズを製造し、ブランドの原点を見つめ直すという試み「パトリックリボーンプロジェクト」を2016年にスタートさせました。

今回プロジェクトの一環として、パトリックは1970年代、1980年代にもっとも人気を博していたフットボールシーンにスポットを当て、パリで注目のインディペンデントフットボールリーグ”Le Ballon（ルバロン）”とタッグを組んでいます。

11月18日には東京でワンデーフットボールイベント「ルバロンパトリック」を開催。それに合わせて発表されたコレクションをご紹介しましょう。

「ルバロンパトリック」のソックスとバッグ。アイテムには意図的にカタカナを取り入れています

「ルバロンパトリック」のジャケット。こちらも背中にカタカナでルバロンと書かれています

「ルバロンパトリック」のTシャツ。こちらはフロントにパトリック、背中にルバロンのカナ表記

展示会でチェックした他ブランドの新作レポートはまだまだ続きます！

【問い合わせ】
カメイプロアクト公式サイト　http://kamei-pro.co.jp/

※今回紹介したアイテムは2019年のモデルが中心です。リリース時期などについてはブランドホームページをチェックしてください。

文／T.Kawata、cazual編集部

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