グランピング
アウトドアの中でもここ最近、特に人気を博しているグランピング。
家族連れや友達、カップル同士で楽しんでいる人が多く、一度泊まるとハマってしまう人も多いんだとか。
ここ数年のアウトドアブームの中で、一気にファンも増えてきました。
しかし実際のところ、アウトドアフリークの中でも、まだまだグランピング未体験の人は多くいます。
その背景には、「コストがかかりそう」「コストに見合う楽しさがあるのか」など、グランピングのイメージが湧きにくい、良さが伝わっていないという面もあるようです。
そんな中、キャンプを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営を行う株式会社フォーイットが、全国の20代~60代までの男女375人を対象にグランピングに関するアンケートを実施しました。
<調査概要>
対象者:20歳~66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女
サンプル数:375人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年8月19日(金)~2022年8月24日(水)
【質問1:旅行中の観光や体験で1人当たりにかける予算はいくらですか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.¥2,000以下
2.¥2,001~¥5,000
3.¥5,001~¥10,000
4.¥10,001~¥15,000
5.¥15,001~¥20,000
6.¥20,001以上
7.お金がかかる観光や体験はしない
【質問2:グランピングをする際の1人当たりの予算を教えてください。(交通費や観光、体験の料金は除く)】
質問に対しての回答選択肢は以下
1.¥5,000以下
2.¥5,001~¥10,000
3.¥10,001~¥25,000
4.¥25,001~¥50,000
5.¥50,001~¥100,000
6.¥100,001以上
20代~60代の男女を対象とした「旅行中の観光や体験で1人当たりにかける予算は?」というアンケートで最も多かった回答は「¥5,001~¥10,000」で全体の29.87%という結果に。
次いで多かった回答が「¥10,001~¥15,001」で20.80%、「¥2,001~¥5,000」18.40%、「¥20,001以上」13.33%と続きました。
また、「お金がかかる観光や体験はしない」と回答した方はわずか0.53%に留まり、少なからず旅行に行ったら、多少コストは使うという人が多いこともわかりました。
年代別
年代別に見てみると、20代では「¥10,001~¥15,000」、30代、40代、50代、60代以上では「¥5,001~¥10,000」の回答が最多という結果に。
20代は仲のいい友人や同僚と行く傾向があり、アクティビティにかける予算が高くなっていることが見てとれます。
また、年代が上がるにつれ、予算も上がるという結果も出ており、50代以上では¥20,001以上の比率が他の世代に比べて高い傾向があります。
30代・40代は家族で、50代以上は夫婦で行くというように、年代によって家族構成が異なり、その背景がこの結果に反映されていると言えそうです。
「お金がかかる観光や体験はしない」と回答した方が全体で2名しかいなかったことから、体験や観光も含めて「旅行」と捉えている方が多いと思われます。
世帯別年収
世帯年収別に見ても、観光や体験にかける予算は「¥5,001~¥10,000」が1番多いという意外な結果に。
観光や体験にかける予算に関しては、世帯年収による大きな変動がなかったのに対し、グランピング施設にかける予算に関しては結果に違いが見られました。
世帯年収が700万円未満までは「¥5,001~¥10,000」 700万円以上で「¥10,001~¥25,000」 と世帯年収700万円を境に、グランピング施設へかける予算が変化することが分かりました。
しかし、世帯年収に関わらず5万円~10万円以上をかけてグランピングをする方がいることから、グランピング自体を特別なイベントとして捉え、しっかりと計画を立てて楽しんでいることが推測されます。
この結果を見るに、気軽ではないものの、贅沢を楽しむために行くといった高級志向のグランピング施設も今後さらに増えるかもしれませんね。
まだグランピングを体感したことがない人は、こちらを参考に施設選びや予算組みを行い楽しんでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
株式会社フォーイット
TEL:03-5728-5865
Email:info@takibi.style
担当:小林/潮田
出典元:https://www.takibi-reservation.style/media/fieldreport/kanto/92739/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。