和歌山・串本はどんな場所?
和歌山県の最南端に位置する、串本町(くしもとちょう)。
東京から飛行機とバスで約2時間半という距離にあり、雄大な自然を満喫しながらワーケーションができます。
本州で最も魚の種類が多いと評判で、マリンアクティビティの聖地として有名。
美しい海と奇岩・怪岩の壮大な自然美が魅力の町です。
今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、定番から穴場まで和歌山・串本町のおすすめ観光スポットをピックアップしてみました。
本州最大の珊瑚礁が見られる串本の海
串本の海は、本州屈指のダイビングスポットです。
本州最南端であり、さらに温暖で滋養豊かな黒潮が接岸するため、真冬でも水温が15℃を下ることはありません。
また、温帯と熱帯の生物が入り交わる独特な海中景観は、日本中でここだけしか見られない絶景です。
透き通った青い海では、100種類以上の珊瑚や小さな魚のフィッシュウォッチングなどが楽しめます。
ホエールウォッチングも楽しめる
本州最南端の潮岬 は、春から秋にかけて北上するクジラを直接見られるポイントです。
4〜6月にかけては大型種、秋にかけては小型種やイルカが見られます。
北上の目的は捕食と子育てで、多くのクジラが子クジラを連れています。
親クジラが子クジラをかばいながら泳ぐ様子は感動的!きっと忘れられない思い出になるはず。
■アクセス
紀勢自動車道 すさみ南ICより車で約20分
本州最南端の碑
潮岬の先端に広がるのは、約10万㎡の大芝生。
目の前に広がる太平洋は緩やかな弧を描いて広がり、地球の丸さを実感できます。
隣接する潮岬観光タワーの360度見渡せる展望台からは、青々とした芝生、海、さらには遠くに那智山まで見える絶景が広がります。
観光タワーで「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえるので、思い出になります。
■アクセス
すさみ南ICより車で約30分
絶景の朝焼けスポット 橋杭岩
串本から紀伊大島に向けて約850mにかけて並ぶ奇岩の列。
大小40もの岩がそそり立つ姿は圧巻!思わずシャッターに収めたくなってしまう迫力です。
明け方に大島方面から太陽が昇り、橋杭岩がシルエットになるエモーショナルな光景が見られます。
朝焼けの幻想的なグラデーションは、「日本の朝日百選」に選ばれるほど美しく幻想的です。
■アクセス
JR紀勢本線串本駅より古座方面へ車で2分
豊かな水量と水質の古座川
串本町に流れる古座川は豊かな水量に恵まれた清流です。
鮎釣りや川遊びなどのアクティビティのほか、カヌーでのリバーツーリングが体験できます。
古座駅内の観光協会では「カヌーレンタル」のサービスを行っており、初心者やファミリーでも気軽にカヌーでリバーツーリングを体験することができます。
■アクセス
JR紀勢本線古座駅より徒歩5分
日本とトルコの友好の歴史 トルコ記念館
トルコと串本町は、1890年のトルコ軍艦エルトゥールル号の遭難沈没事故を機に、現在まで交流が続いています。
エルトゥールル号の遭難沈没事故とは、かつて串本町大島樫野崎沖を航海していたエルトゥールル号が同海域において折からの台風に遭遇し、猛烈な波浪と強風のために航行の自由を失い、多くの犠牲者を出した大海難事故。
当時の串本町民たちによる不眠不休の救助活動によって、多くの船員の命が救われたと言われています。
その後、トルコは日本に多大な感謝を示し、友好の証としてトルコ記念館が建設されました。
館内には、エルトゥールル号の模型や遺品、写真が展示されています。
駐車場から記念館までの道中にはトルコアイスや民芸品のお店もあり、日本にいながらトルコの名物が購入できます。
■アクセス
JR紀勢本線串本駅より車で20分
インスタマガジン「都市脱出計画」では日本のローカルに触れる旅情報を発信中
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