初心者にはハードルが高いキャンプ
ここ数年の新しい生活様式の浸透ともに、大きな盛り上がりを見せているキャンプ。
まだまだブームは続きそうなので、今後もキャンプ人口はさらに増えてゆきそうですね。
そんなキャンプを始めるにあたって、ギアを購入したりレンタルしたりして多くの初心者は、テントの設営に苦労したりキャンプギアの使い方がわからなかったりという最初のハードルにぶち当たります。
周りに経験者がいれば教えてもらえるかもしれませんが、そういう人がいない場合は自分で試行錯誤するしかないでしょう。
そのため「キャンプに挑戦したいけどハードルが高い」と、なかなか最初の一歩を踏み出せない人も多いはず。
高架下キャンプ練習場
そんな中、キャンプ初心者やキャンプに挑戦してみたい人向けの施設が、JR秋葉原の高架下に期間限定でオープンすることが決定し、現在大きな話題となっています。
こちらはJR東日本の鉄道高架下を管理している、株式会社ジェイアール東日本都市開発が検証中の新事業「高架下キャンプ練習場」。
知識や道具や交通手段などのハードルを取り除き、キャンプに挑戦したいと思っている人に対して「練習する場」を提供し、キャンプの間口を広げていくことを目的としています。
また、地震や水害等、災害の多い日本において、有事の際にもキャンプの知識は自分や大切な人を守ることができるツールとなるため、防災の観点においても多くの人や自治体・地域の皆さんに役立ちたいという思いから、このプロジェクトは実現したとのことです。
<初心者でも気軽にキャンプ体験>
初めてのテント設営や撤収も、スタッフがサポート。 使い方のわからないものがあれば気軽に聞くことができるので、初心者でも安心です。
また、初めてのアウトドア料理の食材選びも近くのお店で買い物することができるので、キャンプ飯作りに興味がある人にもおすすめ。
<人気ギアを使い放題! 手ぶらで来場可能>
キャンプギアは現地で貸出。初心者でも扱いやすいコールマンのギアを準備しているほか、使いたいギアの持ち込みも可能なのは嬉しいポイントです。
※コロナ禍の為、シュラフ・食器類の貸出はしていません。各自準備ください。
<キャンプの合間に 街歩き!買い物もできる>
街中にあるキャンプ場だからこそ、 街を散策する時間も楽しめます。
面白い食材を探したり、銭湯に行ったり、変わったお店に入ってみることもできるのは高架下キャンプ場ならではの魅力。
秋葉原はカルチャー要素やグルメ要素も多い街なので、街歩きも一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
<高架下ならはの利便性>
高架下だから鬱陶しい雨の時でも安心。また歩行者から見えない囲われた空間のため、セキュリティもバッチリです。
これからキャンプを始めたいと思っている人、キャンプを経験したもののまだ不安がある人は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
実証実験について(JR山手線秋葉原高架下で8月実施予定)
・実施場所:JR山手線 秋葉原-御徒町間高架下
・期間:2022年8月13日から24日まで
・プラン:デイプラン 11時~17時 大人2,000円・小学生1,000円
(入場料制)ナイトプラン 18時~翌10時 大人2,000円・小学生1,000円
宿泊プラン:13時~翌10時 大人3,000円・小学生1,500円
※キャンプギア等のレンタル料金は含む(一部レンタル除外品有)
※実証実験中の価格設定となっております。
※未就学児は500円(保険料相当額)申し受けます。
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。