夕焼け空に癒されて
普段の生活の中で、ゆっくり夕日が沈んでいくのを見つめる機会はそう多くないと思いますが、だからこそたまには足を止めて眺めたいもの。
たくさん遊び尽くしたあとにちょっとだけ寄り道をして、夕焼け空の下でリラックスしてみませんか。
今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、夕日が美しい日本の絶景スポットをピックアップしてみました。
1.北海道「黄金岬海浜公園」
北海道留萌市(るもいし)にある「黄金岬海浜公園(おうごんみさきかいひんこうえん)」は「日本一の落陽」と称されるほど美しい夕日が見れるスポット。
海岸景勝地で、夏は海水浴、釣りなども楽しめるほか、「日本の夕陽百選」に選ばれており、水平線に沈む夕日は、まさに黄金に輝いています。
夕日に映し出されたニシンの群が、きらきらと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と名付けられました。
黄金岬海浜公園のある留萌市は、絶景スポットが数多くある町です。
菜の花があたり一面に咲き誇る「礼受牧場(れうけぼくじょう)」や日本海を一望できる天売島(てうりとう)のシンボル「天売島 赤岩展望台」など、自然が織りなす姿に心を奪われてしまうでしょう。
■住所
北海道留萌市大町2丁目
■アクセス
JR留萌本線「留萌」駅から車で約10分
2.神奈川県「荒崎海岸・公園」
荒崎海岸・公園は、「夕日の丘」「ピクニックの丘」「ソレイユの丘」などがあり、ピクニックや農業体験ができます。
なかでも「夕日の丘」は、富士山のシルエットをバックにした相模湾の夕景が望める絶景スポットです。
海岸のシュノーケリングスポットでは、数千匹のイワシの群れが見れることも!
もともと荒崎海岸・公園のある横須賀市は、古くから軍港として栄えた町。
町中のいたるところに面影が残っており、スカジャンショップやミリタリーショップが立ち並ぶ「ドブ板通り」などアメリカ文化を取り入れた名物や文化を感じ取れます。
■住所
神奈川県横須賀市長井6-5320-3
■アクセス
京急バス荒崎行「荒崎」下車、徒歩約5分
3.和歌山県「千畳敷」
「畳が1000枚程敷ける」ほど広いことから名づけられた「千畳敷(せんじょうしき)」。
太平洋に沈む夕日と千畳敷の白い岩盤が夕日に照らされる様子は、とても幻想的です。
広い岩畳を思わせる大岩盤は、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っている影の主役。
千畳敷と雄大な太平洋の景色を眺めながら、お食事が出来るスポットもあります。
千畳敷のある「白浜町」は、遊びや癒しなどを兼ね備えたリゾートタウンです。
日本で一番多くのパンダに会える「アドベンチャーワールド」や1300年あまりの歴史があることで、日本三古湯にも数えられている「白浜温泉」などリフレッシュという言葉がぴったりの町と言えるでしょう。
■住所
和歌山県西牟婁郡白浜町2927-72
■アクセス
JR紀勢本線「白浜駅」から車で約20分
4.秋田県「鵜ノ崎海岸」
男鹿半島南部に約1.5キロ続く「鵜ノ崎海岸」。
別名「秋田のウユニ塩湖」と呼ばれ、遠浅の水面に反射する夕日が美しい絶景スポットです。
日本の渚100選にも選ばれ、ゴロゴロとした奇岩が海岸に並ぶ様子も不思議な景色を作り出しています。
夏場にはキャンプやバーベキューといったアウトドアも可能。家族や友人と絶景を見ながら楽しむのも良いですね。
「鵜ノ崎海岸」のある男鹿市は、男鹿半島の中心に位置し、「泣く子はいねがぁ〜!」の掛け声で有名な伝統行事「なまはげ」の発祥の地。
なまはげ文化を楽しく学べる「なまはげ館」もあり、文化を大切する思いが伝わる町です。
■住所
秋田県男鹿市船川港女川二ツ坂
■アクセス
JR男鹿線「男鹿駅」から車で9分
5.千葉県「鵜原海岸」
鵜原海岸は「関東の沖縄」と称されるほど、海の透明度がとても高く、「南房総国定公園」に指定されています。
美しい水面に沈んでいく夕日を見つめていると、思わず時間を忘れてしまいそうです。
420メートルほどの浜辺には、シーズンになると海の家や民宿がオープンし、毎年観光客で賑わいます。
波打ち際に祀られた「白い鳥居」が写真スポットとして人気なので、訪れた際はぜひ撮影してみてくださいね。
また「鵜原海岸」のある勝浦市は、千葉の南東部に位置し海の見えるリゾート地として人気を集めるエリアです。
ご当地B級グルメの「勝浦タンタンメン」も有名で、遠方からわざわざ食べに訪れる人もいるほど愛される名物になっています。
■住所
千葉県勝浦市鵜原
■アクセス
JR外房線「鵜原駅」から徒歩7分
6.静岡県「ヒリゾ浜」
シュノーケリングをする人なら、一度は足を運ぶべきと言われるほど高い透明度を誇る「ヒリゾ浜」。
2018年放送のフジテレビ系の『さまぁ~ずの神ギ問』で、透明度を基準に日本各地の海を調査した結果、沖縄の海に混じり、本州で唯一トップ10入りを果たしました。
ヒリゾ浜の一番の見どころは、なんといっても「小通り(こどおり)」。大根島と浜の間を通る狭い水道で、遠くから眺めても、ひと目で水質の良さが分かるはずです。
「ヒリゾ浜」のある南伊豆町は、伊豆半島の最南端に位置しており、「千畳敷」や「石廊埼灯台」などの観光スポットが有名。
また、春には桜や菜の花を楽しむ「みなみの桜と菜の花まつり」が毎年恒例のイベントとなっています。
■住所
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
■アクセス
伊豆急行「伊豆急下田駅」から車で30分
インスタマガジン「都市脱出計画」では日本のローカルに触れる旅情報を発信中
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