創業89年の家具屋が屋外用キッチンを開発!
我々の生活に新しい生活様式が取り入れられたここ数年で、”密を避けて楽しめる”とキャンプや釣りなどのアウトドア人気が加速しました。
実際、キャンプ場や河原、海といった定番の場所だけでなく、自宅で庭キャンプ・べランピングなど思い思いのスタイルでアウトドア気分を味わう人も増えたように感じます。
しかし、屋外にはキッチンがなく、いわゆるキャンプ飯を作るためには手間と時間がかかってしまうことも多いのではないでしょうか。
こうした中、創業89年のオーダーキッチンやオーダー家具の製造・販売をしている藤岡木工所が、より快適なアウトドアライフと循環型社会の実現に寄与できるペーパーメイド屋外キッチン「SOTOTO」シリーズを開発。
最近、持続可能な社会への実現(SDGs)のニュースをよく耳にすることもあって、現在注目を集めています。
今回は、そんな「SOTOTO」にフォーカスしてみました。
循環型素材のリッチライト
SOTOTOは、紙でできたキッチンのシンクカウンター。循環型素材のリッチライトという紙をベースに作っています。
リッチライトは、アメリカのリッチライト社が約70年以上前に産業機械製作や木型製作のために開発した紙で、世界基準のFSC認証林から生産された製品であることが保証されています。
耐久性や加工性に優れ、多目的かつ持続可能な紙材に樹脂を含侵させた素材で、現在では航空宇宙や海洋、アクションスポーツ、料理、建築、デザイン、機械工作や自動車製造など高品質な表面材として、あらゆるシーンで活用されています。
SOTOTOの魅力
そんなリッチライトを採用したSOTOTOは、シンクと折り畳み式の水栓、水切り棚、まな板が付いたシンクカウンター。
水は屋外の水栓とつないで使用するタイプとなっており、自宅の庭やテラス、屋外でオシャレにアウトドアを楽しみたい人や、循環型社会の実現に興味がある人にぜひ使ってもらいたいアイテムとなっています。
なお、今回発売される、SOTOTOシリーズ第一弾のシンクカウンターに続いて、今後、テーブルと椅子も発売予定とのこと。
シンクカウンターと合わせて使えば統一感も出て、「どこのブランド?」と一目置かれること間違いなし。
岐阜県にある藤岡木工所ショールームでは実際にSOTOTOが触れるほか、オンラインでの相談も受け付けています。
気になった人は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
商品概要
商品名:ペーパーメイド「SOTOTO」シンクカウンター
商品のサイズ・重量:横75cm、高さ90cm、奥行き45cm・66kg
商品の特徴:日本初!※循環型素材「リッチライト」(紙)からできた
環境にやさしい屋外用キッチン※当社調べ
発売日:令和3年12月1日
販売価格:286,000円(税込)
購入方法:藤岡木工所ショールームおよび、ウェブサイト
ホームページ:https://www.fujioka-wood.co.jp
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。