高コスパ100均キャンプギア!コンパクト簡易ストーブの実用性は?
セリアから販売されている、一枚の薄いプレートを組み立てて作る「コンパクト簡易ストーブ」はご存知でしょうか。発売当初からセリアのコンパクトキャンプギアシリーズは人気で、他にも「コンパクト焚き火台」「コンパクト薪ストーブ」があります。
今回は製品の組み立て方や、使い方の詳細と共に、実際に調理作業ができるかの検証をします。
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セリアのコンパクト簡易ストーブの仕様
10cm×18cmサイズの1枚の薄いプレートを組み立てて、コンパクトなストーブを作る仕様になっています。
裏面には、組み立て方法や、使用上の注意事項などが詳しく記載されています。
コンパクト簡易ストーブの組み立て方
折り曲げる部分に気をつけながら、側面のプレート部分を片側ずつ立ち上げます。目立ったバリなどはありませんが薄いプレートなので、手を切らないように気をつけながら作業しましょう。
片側が立ち上がったら、反対側のプレートも折り曲げます。
直角になるように、両サイドを立ち上げ形を整えます。
四隅を斜めに折り曲げて、組み立て作業完了です。完成サイズは、奥行き6cm×幅6.5cm×高さ7.6cmです。ここまで、合計6箇所の折り曲げ作業のみで完成しました。難しい部分も特になく簡単な組み立てでした。
組み立てた後、プレートをフラットな状態に戻すことも可能ですが、何度も折り曲げることで折れやすくなる可能性もあるので注意しましょう。手のひらサイズのストーブなので、小さいスキレットや、メスティン、ミニ鉄板などの使用に最適なサイズです。
固形燃料を入れてみる
パッケージには「固形燃料や枯れ葉や小枝の薪で」との記載がありますが、かなりコンパクトな仕様なので、薪の継ぎ足しをする必要のない固形燃料が使いやすそうです。固形燃料を中央に置くと、ちょうどよく収まるサイズ感です。
固形燃料に着火します。
固形燃料から、スキレットの底面までは約3cmほどの隙間があります。13cmサイズのスキレットをのせましたが、気になるようなガタつきもほとんどなく、安定感があります。プレートにスリットが多数入っているので、火力も安定しています。
熱源との距離が少し近いため、スキレットなどの調理器具が熱くなりやすいので気をつけましょう。
スキレットをのせて調理作業をする
ベーコンをスキレットにのせて調理します。ジュージューと、ベーコンが美味しそうに焼ける音がします。
溶いた卵をスキレットに入れて、簡単に混ぜてスクランブルエッグに仕上げます。スキレットがかなり熱くなっているので、弱火で作業したい場合は、熱源から下ろしたり、少し離して加熱したり調節しながら調理をしましょう。
食パンを焼くときには火力が強すぎるので、焦げてくるようなら遠火で焼くか、加熱時間を短くするといいでしょう。
「コンパクト簡易ストーブ」でトーストと、スクランブルエッグを作ることができました。お湯を沸かしてコーヒーを入れることもできるので、簡単な食事程度ならしっかり調理できると言えます。
簡単な朝ごはん程度なら、コンパクト簡易ストーブでも十分可能!
セリアの「コンパクト簡易ストーブ」は、あまりのコンパクトさから、調理作業はできるのかと疑問に思われる方も多いかもしれません。今回ご紹介した固形燃料での調理作業は、簡単な朝ごはん程度なら問題なく可能です。
持ち運びにも便利なので、ソロキャンパーの方や、キャンプで調理用熱源が簡易で欲しいときなどに、とても便利なアイテムです。
110円(税込)という価格で、これだけの機能が備わったセリアのコンパクトキャンプギアシリーズは、試す価値のある高コスパ商品だと言えるでしょう。
【PROFILE/さとう あい】
宮城県仙台市在住の料理家。料理教室の運営や、レシピ提案などのフードコーディネーター業をする傍ら、ライターとしても活動中。やんちゃ盛りの2児の母であり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけ、休日は自然の中で遊ぶのが日課。
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