セリアのペグ用蓄光リングをチェック
キャンプ場での夜は屋内で過ごす夜よりも暗いので、サイト内に張られたガイロープやペグに躓いて転んでしまう、なんてこともあります。気をつけてはいても、ランタンや懐中電灯が手元にない場合は見えづらく、思わぬ危険があるものです。
ペグ用の蓄光リングは、アウトドアメーカーからも販売されていますが、セリアでは110円で10個入りという高コスパ商品が販売されています。暗闇で光る淡い光は、キャンプサイトで役に立つのか検証すると共に、おすすめのペグ用蓄光リングの利用法もご紹介します。
セリアの「ペグ用蓄光リング」の仕様
セリアで販売されている「ペグ用蓄光リング」は10個入りで110円です。本体は直径約11×3mmで、リングの内径は約5mmです。リングは伸縮性があり、直径約5〜10mmの太さのペグに対応しています。
日中、日光に当てることで、リングが光を吸収します。
若干暗い状態からもボワーッと淡い光を放ちます。
ほぼ周囲に光がない暗闇の中で確認すると、しっかり発光する様子が見られます。電池が不要で、電源のない野外でも使用できるので、アウトドアにぴったりの商品だと言えます。
ペグに蓄光リングを装着する
同じくセリアの人気キャンプギアの「ソリットペグ」(110円)に装着して、発光具合を検証します。
サイズは問題なく装着できました。くるくると捻るようにリングを回しながら装着すると進みやすいです。
リングひとつでは光量が心もとなかったので、2個装着しました。
セリア「ペグ用蓄光リング」の光り方を確認
日中の状態です。日中から装着し、太陽光を当てて蓄光させます。
夜になった状態です。周りが真っ暗の状態の環境で、しっかり発光していました。ペグの位置も確認できます。1mほど離れると少し分かりにくくなりましたが、転倒防止には充分です。
しかし、キャンプサイトの横にライトがある場合や、周辺サイトのランタンの光が当たる場所では、発光具合が弱く感じられました。上の写真のように周りが明るい場所では、リング自体の光は見えにくくなりますが、ペグの位置をリング無しでも目視できる状態なので問題はなさそうです。
蓄光リングの機能を活かすには、ペグを打つ場所を工夫してライトの光が当たらない場所に設置すると効果的でしょう。
セリア「ペグ用蓄光リング」は懐中電灯などで光量が復活!
セリアの「ペグ用蓄光リング」は長時間光るものではないとの記載があります。また、日照時間や天候などにより光の強さが異なるとありました。光量が落ちてしまった場合には、懐中電灯などのライトを当てると一時的に光量が復活します。
左が懐中電灯の光を当てていないもの、右が懐中電灯の光を当てたものです。日中、雨が降っていて十分な日照時間が確保できなかった際などには、懐中電灯やランタン、スマホの光などを利用して光量を復活させてもいいでしょう。
セリア「ペグ用蓄光リング」をスマホの充電コードに装着して使用する
キャンプでスマホの充電や、USBのコードの先が暗闇でわからなくなった経験はありませんか。ペグ用のリングですが、スマホの充電コードにちょうどいいサイズ感なので、こちらに装着しての利用もおすすめです。
暗闇で光ってくれるので、深夜のテントで充電コードを探すストレスから解放されますよ。夜寝る時に、スマホにリングをはめた電源を挿した状態で置いておくと、スマホの置き場所もわかりやすいですね。
電源のないアウトドアでセリア「ペグ用蓄光リング」はちょっとしたお役立ちアイテム
ペグ用リングとしての使用用途以外にも、電源のないキャンプなどのアウトドアでは活躍するシーンの多い商品だと言えます。暗い中で探しにくい鍵のリング部分や、テントのファスナー部分などにつけてもいいでしょう。使い方は無限にありそうなので、自分なりの活用法を見つけてみてもよいですね。
もちろんペグに装着して転倒防止としても使用できるので、ぜひ一度セリアの「ペグ用蓄光リング」をチェックしてみてください。
【PROFILE/さとう あい】
宮城県仙台市在住の料理家。料理教室の運営や、レシピ提案などのフードコーディネーター業をする傍ら、ライターとしても活動中。やんちゃ盛りの2児の母であり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけ、休日は自然の中で遊ぶのが日課。
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※この記事は2021年の記事を再編集して再掲したものです。