魚も野菜もとれるキャンプ飯『サーモンの豆乳シチュー』
子どもには好き嫌いなく、野菜も魚も食べてもらいたい。キャンプでも家でも、献立を考えるママの願いは同じですね。
「でもお魚の調理はちょっと苦手……子ども自身も積極的に食べたがらないし」
魚が体にいいことはわかっていても、なかなかメニューの候補にのぼらないというママ。そんなときはキャンプ飯に、目先を変えた魚料理を出してみませんか。
豆乳のやさしい味わいにサーモンのコクが加わった、野菜たっぷりのシチュー。冷え込んできた夜や、体を温めたい朝にぴったりのメニューです。スキレットひとつでできて作りやすく、子どもが食べやすい味つけ。『サーモンの豆乳シチュー』をご紹介します。
材料をそろえて簡単な下ごしらえから
メインの魚は、サーモンを使います。生鮭でもOK。サーモンは切り身で売っているので扱いやすく、栄養価もバッチリ。骨や皮付きの鮭を使う場合は、皮と骨を取りのぞいてから使いましょう。野菜は食べやすいよう小さめに切って、スプーンですくえる大きさにします。
【材料】
サーモン切り身(生鮭でも可)100g
玉ねぎ(中) 1/2個
白菜 100g
乾燥ほうれん草(あれば) 小さじ1
豆乳 200cc
コンソメ顆粒 1袋
オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
シュレッドチーズ 大さじ3
【下準備】
・サーモンはひと口大に切る。厚みがある場合はそぎ切りにする。
・白菜は、軸部分を2cm四方程度の大きさに切る。葉部分もひと口大に切る。
・玉ねぎは薄めにスライスし、ひと口大の長さに切る。
スキレットを使って『サーモンの豆乳シチュー』を作ろう
【作り方】
1.スキレットを中火にかけ、オリーブオイルを回し入れる。
2.サーモンを入れて塩少々をふり、焼き色がつくまで返しながら両面を焼く。
3.サーモンは、焼けたら取り出す。
4.切っておいた玉ねぎ、白菜を入れて炒める。
5.全体的にしんなりしてきたら、豆乳を入れる。
6.コンソメを回し入れ、煮立ったら強めの弱火にし、4~5分ほど煮込む。
7.乾燥ほうれん草を入れ、軽くかき混ぜる。
8.サーモンを戻し、1分ほど煮る。
9.チーズをちらし、バーナーがあれば表面を軽くあぶる(バーナーがない場合は、そのままでOK)。
『サーモンの豆乳シチュー』のできあがり!
栄養価豊富なサーモンは子どもにも最適!
赤身の魚と思われがちなサーモンですが、実は白身魚の仲間。きれいなピンク色は、カロテノイド色素のアスタキサンチンによるものです。アスタキサンチンには、強い抗酸化作用や美容効果があることが有名ですね。サーモンや鮭には、ビタミンB群・Dも豊富に含まれています。野菜とあわせたレシピなら、成長期の子どもにも理想的な献立になります。
今回は、つけ合わせにポテトサラダを添えてみました。副菜をつけると栄養面でのバランスが良くなり、彩りも華やかになりますね(なにより我が家の子どもは、ポテトサラダが大好物なので)。
トーストも添えて、デザートに焼きバターリンゴもつけて、子どもがよろこぶキャンプ飯のできあがり。次のキャンプでは「お外で食べるとおいしい」効果を狙って、魚メニューにチャレンジしてみませんか?
この機会に、子どもを魚好きにしちゃいましょう!
【PROFILE/天嶺 葵】
アウトドア系フリーライターで、3児の母。海にも山にも出没するママキャンパー。子どもを中心に楽しめる、ファミリーライクなアウトドアライフを提案します。料理、DIYが得意。”ないもの、欲しいものはお金をかけずに作る!”がモットー。
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