キャンプブームを牽引する”ソロ”と”焚き火”
ここ数年、ソロキャンプの人気は高まるいっぽうです。
他人を気にせず、気ままに自分の好きなスタイルで自由に過ごせるのが魅力。”密”にならないアクティビティとして、ますます注目を集めています。
そして、キャンプの醍醐味として、いまや欠かせなくなっているのが焚き火。
薪をくべて火を育てていく楽しみ、炎のゆらめきを見て得られる癒やしなど、さまざまな魅力があります。
焚き火台は、暖をとる以外にも調理にも使えるので、シングルバーナーなどを携行せず、焚き火台で調理までまかなうソロキャンパーもいます。
ソロキャンパー向けの焚き火台とは?
焚き火というと、大勢で囲むというイメージを持っている方が多いかもしれません。
ですが、ソロキャンパーが増えたこともあり、とてもコンパクトな焚き火台が数多くリリースされるようになりました。
なるべく荷物を少なくしたいソロキャンパーにとってコンパクトさ、軽量性はとても大事な要素です。
とはいえ、はじめて購入するときは、いろいろなモデルがあるので、どれを選んだらいいか悩んでしまうことでしょう。
そこで、今回はソロキャンパー向けの焚き火台を紹介します。選び方のポイントもまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
ソロ向け焚き火台の選び方 基本は小型・軽量!
ソロキャンプは、ひとりで荷物を運ぶので、できるだけかさばらないようなパッキングを心がける方が多いです。
ソロ向けということで、大前提は小型で軽量な焚き火台が適しています。
焚き火台の素材としてはステンレス、スチール、チタンの3種類が多いです。そのなかで軽量性という点では、チタンがいちばんすぐれています。
軽さをもっとも重視する場合は、チタン製の焚き火台がオススメ。強度もあり、サビにくいので、長く愛用できるのも魅力です。
ただ、ほかの素材に比べると、値段はやや高めなのが悩みどころ。
携行しやすいよう収納時の大きさも重要
基本として小さくて軽いというのが、ソロ向け焚き火台選びのキモとなりますが、バイクや自転車でソロキャンプを楽しんでいる場合は、より収納性がポイントになります。
重さも大事な要素ですが、バイクや自転車の場合、そもそもが持ち運べる荷物の量に限界があります。なので、いちばん重要なのは、収納時にいかにコンパクトになるかです。
小型の焚き火台でも分解できなかったり、折りたためない場合は、いくら小さいとしてもかさばってしまい携行性に難点があります。
どういう構造でできていて、使わないときはどうなるのか、携行時の収納袋は付いているのか、そういったところもポイントなります。
調理時に薪はくべやすいかどうか
サイズだけでなく、自身のキャンプスタイルを考えて、どういう目的で使うのかで求められる機能も変わってきます。
料理に使いたい場合は、そのまま焚き火台としての機能だけでなく、焼き網が置けるのか、五徳があるのかといった点も考慮しないといけません。
焼き網が付属しているものなのか、それともオプションとして別途買わないといけないのかもチェックを忘れずに。
また、調理中でも薪をくべやすいかどうかも見逃せないポイントです。
鍋や焼き網が乗った状態でも薪をくべられるよう、2箇所以上のすき間あると調理中でも火の調整が可能です。
ソロキャンプ向けオススメ焚き火台3選
ソロキャンプにオススメな焚き火台を3つピックアップ。選び方で悩んだ際は、ぜひ参考にしてください!
ベルモント「TABI(タビ)」
ベルモントのTABIは本体にチタン、脚にステンレスを使用した焚き火台。約423gという軽量さと、が魅力の焚き火台。非常に軽いです。
収納袋が付属していて、しまうとサイズは17.8×36×1.5cmで、薄く収納できるのが特徴。
広げると、大きめの薪も余裕でくべられ、空気の取り込みも抜群なので燃焼性も申し分なしです。
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キャプテンスタッグ「V型スマートグリル」
キャプテンスタッグのスマートグリルという人気焚き火台シリーズの新作。
薄く折りたたむことができ、収納サイズがとてもコンパクトになり、持ち運びに便利です。
本大部分のV型形状は、上から薪をポイポイと投入できるので、焚き火を見て楽しむ道具としての性質が強めなアイテムです。
とは言いつつ、焼き網や五徳も付属しているので、バーベキューを楽しんだり、調理でも活躍間違いなしの焚き火台です。
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ノースイーグル「焚き火台mini」
ノースイーグルは北海道札幌市が拠点の日本のアウトドアブランド。低価格であり高品質ということで、コストパフォーマンスに優れたブランドとして人気となっています。
コンパクトではありますが、1.5kgとほかのモデルに比べると重いのが特徴。厚みがあるステンレスを使用していて、非常に頑丈な作りとなっています。その厚みのおかげで、何度使ってもまったくゆがみが出ません。
また、アミの高さを3段階に調整できるのも特徴で、調理にもすぐれた焚き火台と言えます。
アミの高さを一番高い状態にすると薪を足しながら料理をするのに都合がよく、アミを一番低い状態にすると固形燃料やアルコールストーブを使用するのにちょうど良い高さになります。
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