車をリノベーションするという選択肢
突然ですが、「リノベーションカー」というキーワードを耳にしたことはありますか?
リノベーションカーとは、”手を加えてよくすること、修復、刷新”などの意味を持つ「リノベーション」を施した車のこと。
中でも、「Renoca(リノカ)」はリノベーションカーのパイオニアとして知られており、多くのこだわりを持つ車好きから支持を得ています。
中古車(一部新車もあり)を新車のようにリノベーションし、自分らしくデザインしたリノカは、最前線で活躍する国内外のカーデザイナーチームがデザインを担当。
ボンネットをはじめとするリノベーションパーツを開発製造することで、従来の印象とは全く異なるクラシカルなデザインや、ポップなデザインの車を生み出しています。
ユーロボックス
今回ご紹介するのは、まもなく発売となる「ユーロボックス」。営業車の代名詞でもある「プロボックス」をベースに、新たなリノカを生み出しました。
元来、プロボックスは、耐久性、積載性、取り回しの良さなど、現場で使いやすい性能を持つ車です。
今回はそこに着目し、コマーシャルなシーンでの使用からパーソナルユースへの創造的な転換を目的に掲げ、リノベーションを行ったのだそう。
こだわりのデザイン
営業車としてのプロボックスのつくりのシンプルさと感じの良さをより引き立たせるため、フロントフェイスもリデザインを敢行。
従来の営業車らしいイメージから一新してシンプルな表情に変わり、クラシカルながらも親しみやすい、愛嬌のある顔になりました。
ボディカラーも、グレーやベージュなどの色を数パターンセッティング。ありそうでない地に足のついたカラーは、街中でも注目を浴びそうな予感がします。
内装は、もともとのシンプルな構成の良さを引き立たせるように、チェックパターンを基調としたアットホーミングなオリジナルシートカバーを開発。
世代も性別も超えて愛される車を目指しました。
車中泊もバッチリ
もともと”仕事仕様”の車だったため、運転しやすいコンパクトさを保ちながらも、ユーロボックスは広々とした車内空間をキープしています。
実際の使いやすさを起点に考えられたベースカーのパッケージは、普段使いやレジャーにうってつけ。
二列目シートを倒したら、シングルベッドのマットレスがどかんと積めちゃうぐらいの空間が広がっています。
そのため、買い物はもちろん、引っ越しなどでも活躍してくれること間違いなし。
この広さがあれば、アウトドアでもきっと活躍してくれるはず。
キャンプ場や釣り場に行っての車中泊では、大人二人、子供一人は余裕で寝ることができます。
また、テントをはじめとするキャンプギアや、ワンピースロッドやランディングネット、大物用のクーラーボックスなどの比較的大きな釣り道具の運搬も問題なし。
もちろん、複数の折りたたみ自転車なども入れられるため、ツーリングに行くときにも大活躍です。
リノカ公式シミュレーションページ
リノカの公式ウェブサイトにある車種別シミュレーションページ「Make Your own RENOCA」では、ボディカラーや内装、ホイールなどのパーツ各種を変えて、自分だけのリノカが作れます。
夢がふくらむシミュレーションページ。気になった人は、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう。
https://www.flexnet.co.jp/renoca/simulator/
公式ウェブサイト
https://www.flexnet.co.jp/renoca/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。