宮崎の高校生には“サバイバル下校”が流行中!?
宮崎県西部に位置する小林市がシティプロモーションビデオを製作。「うらぎり」をテーマにした第5弾“サバイバル下校”篇が、11月4日(金)より、YouTube(小林市公式チャンネル)で公開されています。この小林市、まるでフランス語に聞こえる方言で話題になったプロモーションビデオを作った自治体といえばピンとくる方も多いはず! これは今回のビデオも期待大ですねぇ。
現役高校生がプランナー! 最新CMは“サバイバル”!?
2015年に4本のムービーを制作した小林市。そのうち1本は地元高校生と一緒になってつくったもの。そして、今年もまた地元の高校生とCMをつくることに! 宮崎県立小林秀峰高等学校 商業科・経営情報科3年生の生徒29人が作ったCMのテーマは“うらぎり”。約5ヶ月のワークショップとコンペ形式のガチバトルの結果、とてもユニークな7つのアイデアから1作品を実際のPRムービーとして制作しました。
”サバイバル下校”ってどんなの?
”うらぎり”というテーマのもと、高校生から出された演出案から決まったのが”サバイバル下校”というプラン! 最近は、出社前にアウトドアアクティビティをする”エクストリーム出社”が話題にもなっていたけど、サバイバル下校とはいったいなに!?
“うらぎり”から生まれた“サバイバル下校”って!?
CMのあらすじ・・・
小林市のまち並みをひたすら駆け抜ける女子高生。彼女は何に怯え、何から逃げているのか? このまちに一体何が起こったというのか? そして、ラストに待ち構える衝撃の“うらぎり”とは…!? 後半まで緊迫した空気が流れる中、オチに思わずクスッと笑ってしまうシナリオは高校生が考え出したとは思えないほど。作中登場する高校生たちもみな、顔を緑色に塗ったり、木の葉で身を隠したり、川を潜って渡ったり・・・。サバイバルもリアルガチ!
宮崎県小林市 PRムービー“サバイバル下校”本編はこちら!
小林市の自然もあますところなく登場してますね。
高校生の力で地方創生? 小林市を盛り上げるCM
モチーフは自由。「うらぎり」というテーマで、市民や出身者が元気になるようなPRムービーをつくってみよう!というプロジェクト。宮崎県立小林秀峰高等学校 商業科・経営情報科29名の生徒たちと5ヶ月にわたるワークショップを通じて、市役所職員、制作チームと協力することで、1本の作品が生まれました。
撮影には高校生自らも参加!
街中を駆け抜ける同級生たち。木の上から合図を送る女の子。草原にカムフラージュする男の子。川から上がってくる2人組・・・。主人公を取り巻く“仲間”たちの役を、小林秀峰高等学校の学生自らが演じた。ムービーへの出演はみんなはじめての経験ながらも、いずれもなかなかの名演技。将来の大御所俳優がここから誕生するかも?
高校生7チームで企画バトル!
生徒を7チームに分け、それぞれ企画を考えてもらった今回のプロジェクト。生徒も全員参加の公正な審査のもと、もっとも人気のあった企画を実際に制作するという企画バトル。今回選ばれたのは“サバイバル下校”篇となったが、ほかにも「ホタルの里」篇(https://youtu.be/hzVyKSIcrGs)、「不思議な山」篇(https://youtu.be/7cn-DPv8vBs)、「スーパースロー?」(https://youtu.be/o4u9RPk6m5s)、「落とし星」篇(https://youtu.be/mndwJ3RhtLs)、「走るお年寄り」篇(https://youtu.be/Fqq7HwePk6s)、「恋心」篇(https://youtu.be/6RbQgyuUdD8)など、高校生らしい企画からシュールな(!?)企画まで魅力的な作品が盛りだくさん。
スペシャルサイトURL 2016年 小林市PRムービー第1弾! 高校生とつくるWEBCM
http://tenandoproject.com/movie2016_1/index.html
パラレルキャリアの先駆者 宮崎県小林市の魅力
宮崎県小林市は、人口45,758人(平成28年10月1日調べ)、面積562.95平方キロメートルの小さな市。四季折々の姿を見せる自然と人々の営みが共生する風光明媚なまちであり、観光地、歴史的な名所、文化や伝統行事など、多彩な魅力もたくさん。
また、小林市は「てなんど小林プロジェクト」を立ち上げ、小林市での方言である西諸弁(にしもろべん)をモチーフに「西諸弁標準語化計画」と題し、その日本語離れした言葉をユニークなポスターにしたシリーズはWEBメディアにも取り上げられ有名。
地方創生の流れの今、都会にいながら退社後や休日に、地方のPRやプロジェクトに加わるなど、地方に移住しなくても地方と関わる働き方(=パラレルキャリア)が密かに浸透中。小林市は、定住人口を増やす移住・定住政策を進める一方、こういったパラレルキャリアを積極的に迎え入れる、もしくはそういった人たちの舞台として選ばれるまちづくりを進め、交流人口やまちづくりへの参画人口の増加を図っている。
過疎化が進む地方自治体のなかで注目を集めている市なのだ。
てなんど小林プロジェクト(コンテンツ更新中!)
http://tenandoproject.com/index.html
小林市ホームページ
http://www.city.kobayashi.lg.jp/