アウトドアの必需品”カメラ”
最近は、スマホで撮る人が増えてきましたが、山に行っても、キャンプをしていても、釣りをしていても、思い出に残したくなるシチュエーションでは、カメラで写真を撮る人が多いのも事実。
特にエモい写真を撮りたい人は、一眼レフカメラやミラーレスカメラを使っている人をよく見かけます。
ただこれには欠点があって、これらのカメラはズバリ……重たい。カメラ本体とレンズも合わせると、ミラーレスでも1kg超えはザラ。さらに、三脚も持参した日には大変です。
アウトドアでは機動力が大事。取りまわしがラクで、そこそこ軽く、画質もイケているカメラ、それがコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)です。
コンデジというと、機能が物足りないと思う人もいるかもしれませんが、最近のコンデジの進化っぷりはすさまじいものがあります。
新発売! 富士フィルムの高級コンデジ「X100V」
ただ、最近のカメラは、一眼レフやミラーレスなどのいわゆるいいカメラと、スマホに搭載されたカメラと二極化している傾向にあり、コンデジはやや蚊帳の外。
しかし、富士フィルムから発売となる『X100V』はそんじょそこらのコンデジとは全然ワケが違います。
カメラ好きな人たちがみな口をそろえて言うのは、富士フィルムは発色がきれいだということ。元々がフィルムメーカーということもあり、色にすごくこだわりを持っているのは有名な話です。
その富士フィルムが出す「X100V」は、いわゆる高級コンデジ。
下手なミラーレスカメラよりも値段が高いのですが、そのぶん、きれいな画を撮ってくれるんです。
さらに、重量も478g(バッテリー、SDメモリーカード含む)と軽く、またレンズ交換も必要ないため、気軽にポケットに入れておくこともできます。
カメラらしい機能美あふれる洗練されたデザイン
なんといっても、カッコいいレトロなデザインが秀逸。“The カメラ”ともいうべきデザインですが、古さは微塵も感じず、とても洗練された印象を与えてくれます。
その秘密は、ボディの天面及び底面にアルミニウムを採用したことにあり。
成形自由度の高いアルミニウムをプレス・切削加工することによって、ボディのエッジ部をシャープに仕上げつつ、表面には微細なブラスト処理を施したことにより、滑らかな質感を表現。
さらに、アルトマイト処理により着色を行うことによって、高品位な外観を実現しています
機能美のあるデザインは、撮る人だけでなく、見る人も魅了すること間違いなし。
X100Vを持って、キャンプ場やフェスなどで写真を撮った日には、きっと周りから「どこのカメラ使っているの?」と興味を持たれること請け合いです。
X100Vはどんな撮影が得意?
シネマカメラ用レンズなどで業界をリードするFUJINNOレンズで培った光学技術を駆使し、焦点距離23mm(35mm判換算:35mm相当)・開放F値2の固定式単焦点レンズを新開発。
この23mmは一般的に汎用性の高い焦点距離と言われており、スナップ撮影はもちろんのこと、ポートレートや風景写真も大得意なので、幅広い撮影が楽しめます。
アウトドアでいうと、自然やテントを背景にお子さんを際立たせるようなポートレート写真や、目の前の風景を自分の目で見ているのに近い画角で撮ることができます。
さらに、開放F値2の明るさを生かして、ボケの入った写真もバッチリ。
山に咲く珍しい花を撮影する場合、花にピントを合わせることで、花は一段と引き立ち、浮き出たように映し出され、一方、周りはふんわりと柔らかい、自然なボケを入れることができます。
また広角ではないので、広い範囲は撮れないものの、F2の明るさを生かして、憧れの星景写真を撮ることも可能。
「一眼レフやミラーレスのような高級高機能カメラでしか撮れないのでは?」とイメージしがちな星空も、F2の明るさのレンズを持つ高級コンデジであればバッチリです!(※但し、三脚は別途必要となります)
自然豊かな場所でのキャンプで感動する星空や天の川をカメラにおさめて、ぜひ思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。
充実の撮影機能を搭載
多彩な色調を可能とする「フィルムシミュレーション」に全17種類のモードを搭載。
スナップ撮影などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計した「クラシックネガ」モードにより、高いコントラストによる立体感あふれる表現が可能に。
また、富士フィルムのカメラ愛用者の中でも人気の、映画用フィルムの色・階調を再現した「ETERNA(エテルナ)」モードでは、落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンの動画まで撮影することができます。
家族でも楽しむキャンプの動画も、エテルナモードにすれば、さながら映画のような動画を撮ることもできるんです。
アウトドアにバッチリ使えるアクセサリーも充実
精密機械であるカメラにとって、水やホコリは一番の大敵。
特に、アウトドアにおいては、天候が変わりやすい登山、常に水しぶきがかかるリスクのある釣り、砂が舞うようなシーンが起こり得るフェスなどは、常に故障と隣り合わせ。
そんなときのためのアクセサリーがX100Vにはあります。
別売りのアダプターリング「AR-X100と」プロテクトフィルター「PRF-49」を装着することで、防塵・防滴を実現。
アウトドアで高級コンデジを使うための、力強い味方となってくれそうです。
問い合わせ先
お客さま 富士フイルムデジタルカメラサポートセンター TEL:050-3786-1060
富士フイルム ウェブサイト デジタルカメラ https://fujifilm-x.com/
「Xシリーズ」公式Facebookページ http://www.facebook.com/FUJIFILMXseriesJapan
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。