国内最大級のギフト・雑貨の見本市へ行ってきた
国内有数の特大見本市として知られる東京インターナショナル・ギフト・ショー。今回で89回をむかえ、東京ビッグサイトの大部分を貸し切って行われた。
3日間で来場者数はなんと18万人と突破! まさにマンモス級である。
筆者も同イベントに参加し、アウトドアやキャンプで使えそうな道具がないか探しに行ってみた。今回は数ある中から5つをピックアップして紹介する。
全米ナンバーワンのクーラーブランドが日本初上陸!
最初に紹介するのは、日本初上陸となるクーラーブランドから。2つあり、1つ目が『Arctic Zone(アークティックゾーン)』で、2つ目が『TITAN(タイタン)』。
この2ブランド(同じメーカーが展開している)だけで、2019年4月までの12か月間にソフトサイド断熱製品(いわゆるソフトクーラー)の売り上げが7700万ドルもあり、アメリカで売り上げ1位を獲得したそう。
ソフトクーラーカテゴリーの総売上高が3億3600万ドルなので、1/5ほどを占める。
アークティックゾーンの特徴は、テーブルトップという特許取得済みの機能を搭載していること。これはフタ(天板)の片側に小さいフタがついており、ここを開けて中からドリンクや食材を取り出せる。
わざわざ大きなフタを開け閉めする必要がないので手間が省ける。
一方のタイタンは、ソフトクーラーなのに中央の金具を外すだけで開けられる簡単構造が特徴。内側には保冷性と耐衝撃性に優れたケースがついており、この構造で氷が最大3日間溶けずに済むのだとか。
そのほかにも、人間工学に基づいたショルダーストラップや高性能の断熱素材など、いろんな機能を搭載。発売は2020年の春を予定しており、発売が楽しみだ!
耐荷重600kg! 老舗工具箱メーカー渾身の収納ボックス
大手クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で、応援購入総額が1859%の達成率を実現したという注目の収納ボックス。
創業から130年以上の歴史をもつ大阪の工具箱メーカー、リングスターが製造する「Starke-R(スタークアール)」は、耐久性はもちろん使い勝手の良さも魅力だ。
フタは前からも後ろからも開けることができ、さらには前後のロックを開ければフタごと取り外せる。これなら中のものを手軽に出せることに加え、収納したものを探す際にも不便がない。
また、本体の耐荷重は600kgと驚異的な数字をほこる。その秘密は、クルマのバンパーなどで使われている強靭なプラスチックを使用していること。大人が座っても壊れず、ハンマーで叩いてもびくともしない。
さらに、ハンドルには姫路レザーという本革を使用しており、握りやすく荷重が高くなっても手が痛みにくい。
クルマのボトルホルダーに挿して使える空気清浄器
花粉症やハウスダスト対策のために、空気清浄機を愛用する人は増え、ニーズは高まるばかりだ。家やオフィスだけでなく、クルマでも同じこと。
そんなカーユーザーにぴったりなギアを発見! それがこのNEEKIN(ネイキン)のAirEco V1 Car Air Purifier。
ネイキンは中国のカー用品メーカーで、スマホスタンドやカーナビなどを手掛けている。
今回日本に輸入されるのは、ドリンクホルダーに入れてボタンを押すだけで、車内の空気をきれいにしてくれるスグレモノ。
風量は3段階あり、グリーンがLow、ブルーがMedium、レッドがStrongとなっている。長時間運転をする人は、必需品となるだろう。
クルマの中を自分好みの香りにする
カー用品でもう1つ気になったのが、ハーブとアロマセラピーショップを展開する生活の木の「アロマクリップ」。替え芯にお好みのエッセンシャルオイルを染み込ませ、本体に入れてエアコン吹き出し口に装着する簡単な使い方。
吹き出し口はタイプによって付けられないものもあるが、風に乗ってアロマが楽しめるので、たとえばドライバーがそれぞれ自分専用のクリップを持ち、乗車時に送風口に付ければ自分の好きな香りの空間が楽しめる。
価格も1600円(+税)とそれほど高くないので、車内空間を快適にしたい人にはおすすめだ。
今回紹介したアイテムは、早いものでは春先には店頭やネット通販で発売されるとのことなので、気になった商品があればぜひチェックしよう。
東京インターナショナル・ギフト・ショーの公式サイトはこちら
Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。