サバニから眺める夕日でいち早く夏を満喫!
暖冬ですね。
スキー場に雪がないから関係者は困っちゃってますよね、きっと。
スノーアクティビティファンも、かなりガッカリの冬なのでは。
じゃあ、もう冬のことは忘れて、早くも夏のアウトドアアクティビティに気持ちを切り替えましょうか・・・といったところで、気持ちも季節も切り替わらないのが現実です。
でも3月になれば、沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」では早くも海を満喫できるアウトドアアクティビティが登場します。
2020年3月1日から5月31日まで、実施される「大人の“いりばな”デート」では、沖縄の伝統的な木造船「サバニ」を使って心地よくセーリング。
春の南風を感じながら、サバニの上のプライベートな空間で夕日を満喫できるプログラムが開催されるんです!
“いりばな”って何?
サバニはかつて漁や移動に使われていた琉球の木造船です。
今現在、本格的に漁や移動手段として使われることはなくなりましたが、2000年の九州沖縄サミット開催を記念して、サバニのレース大会が毎年1回開催されるようになりました。
大会は風を巧みに使って帆走する「サバニ帆漕レース」で、ヨットマンやシーカヤック好きなアウトドアマンが注目するイベントになっています。
「サバニ帆漕レース」は毎年6月下旬、慶良間諸島の座間味島から那覇港沖までの約35.2キロを横断する競技。
梅雨明け直後の沖縄に吹く“かーちべー”と呼ばれる南風をいかに捕らえるかが、ひとつの腕の見せ所なんです。
レースを見ていると「サバニに乗ってみたいなあ」という気分にきっとさせられると思いますが、サバニの乗船体験ができる場所は、全国で現在3ヶ所しかないとのことです。
そんな貴重な鯖に乗船体験ができる「星のや竹富島」の「大人の“いりばな”デート」プラン。
“いりばな”とは、竹富島の方言で「日没時」のこと。
「大人の“いりばな”デート」は春の南風を感じながら、サバニの上のプライベートな空間で夕日を満喫できるプログラムなんです。
ちなみに南から吹く風を沖縄・八重山地方の方言では“ぱいかじ”と言います。
春は心地よい“ぱいかじ”が吹きはじめる季節でもあるのです。
静かな空間で眺める夕日!
竹富島で心地よい南風を感じられる春に、サバニの上でまったりアウトドアデート。
なんて素敵なプログラムでしょうか。
でもエンジンがなく帆に風を受けて進むサバニ。
いきなり洋上に出られるもんなんでしょうかと疑問に思いますよね。
そこはご安心ください。
サバニをガイドが操船してくれるので、安心して乗っていて大丈夫。
パッションフルーツジュースと泡盛がベースの夕日をイメージしたオリジナルカクテルを楽しみながら、自然の音を堪能しててください!
なおオリジナルカクテルが提供されるのは、竹富島の素材で手作りした“てぃわざ”グラス。
“てぃわざ”とは、漢字で「手業」と書くとそうです。
本土とはまったくことなった島の暮らしや文化に、俄然興味が湧きますよね!
「大人の“いりばな”デート」概要
期間 2020年3月1日~5月31日(除外日:島の行事・祭事)
時間 18:30~22:30 *日の入り時間に合わせて前後する場合があります。
料金 1組 49,000円(税・サービス料・宿泊料別)
含まれるもの サバニでの夕日鑑賞、サバニ乗船用の器材レンタル、カクテル、ダイニングでのディナー
定員 1日1組(1組2名)
備考 天候や潮の状況により中止となる場合があります。
予約 公式サイトより14日前までに
お問い合わせ先
星のや竹富島
沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話 0570-073-066(星のや総合予約)
公式サイト https://hoshinoya.com/taketomijima/