”おうちキャンプ”という言葉をご存じでしょうか?
字のとおり、家でキャンプを楽しむものですが、「実際は、どんな感じなの?」とイメージがつかない人も多いもの。
そこで今回は。明日からでもマネできる、気軽にアウトドア気分を味わえる”おうちキャンプ”の魅力をお伝えします!
おうちキャンプとは?
憧れのキャンプ。キャンプブームによりキャンプの楽しみ方が多様化している今だからこそ、「新しく挑戦してみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
キャンプを始めると、道具をそろえ、場所を調べ、天気を見て、スケジュールを組んで、実際にキャンプして……と、ワクワクの連続です。キャンプが心踊る楽しい趣味になるとはいえ、毎週毎週遊びに行けるものではありません。
せっかくそろえたギアを使いたい、少しでもアウトドア感を味わいたいと思っている方にオススメなのが、”おうちキャンプ”です。
おうちキャンプとは何か?
簡単に言うと、自宅でキャンプを楽しむというものです。室内やベランダ、庭などにアウトドア空間を作り、キャンプ用品を使って過ごすことで、誰でも気軽に非日常を楽しむことができます。
忙しくてなかなか出かけられない方、キャンプの用品はそろえたけどなかなか踏み出せない初心者の方などにピッタリなスタイルといえるでしょう。
おうちキャンプにはうれしいメリットがたくさん!
おうちキャンプは場所のリサーチや移動、ゴミの始末などのわずらわしい手間が省けるだけでなく、自宅ならではのメリットがたくさんあります。
誰でも楽しめるプライベート空間
ひとりでも大人数でもOK! 外に出る必要がないのでインドア派も気軽に楽しめますし、パーティー感覚でランタンなどを部屋に飾れば子どもも喜ぶこと間違いなしです。
もちろん完全プライベート空間なので、人目を気にする必要もなくマイペースにのんびり過ごせます。
虫や天気に左右されない快適さ
アウトドアを楽しみたいけど虫が苦手という方にもうれしいおうちキャンプ。虫よけや虫さされの心配もありません。
屋内にいれば急な雨を気にすることもなく、空調を効かせることも可能なので、汗をかいてシャツがベッタリという不快さも回避できます。
防災訓練にもなる
自然下のキャンプでは水、電気、ガスの大半を自分でまかなわなければなりません。しかし同じ想定でおうちキャンプをすることで、災害時の疑似体験も可能になります。
携帯ガスコンロやランタンなどのキャンプ用品は防災用品としても使えます。押し入れに眠っているだけで使い方がわからない、中の電池が液だれしていた、足りない用品があったなど、実際に使ってみないと気づけないことも多いです。
ほかにも重い荷物を長距離にわたって運ばなくてもいいので、貴重な休みに体力を使い切ってしまうこともなく、思わぬケガをしてしまうといった心配も少ないのでメリットが多いといえるでしょう。
おうちキャンプの楽しみ方
では、実際にどのようなことをすればアウトドア感&キャンプ感を楽しむことができるのでしょうか? いくつか例をご紹介します。
テントを張ってみる
屋内でも屋外でも、テントがあるだけで一気にキャンプの雰囲気が出ます。家にテントを張れば部屋への移動も簡単なので、物の持ち運びもラクラクです。
広い庭があれば、大きめのテントも大丈夫ですが、室内だったりベランダの場合は、そうはいきません。1〜2人用の小さめのテントや簡易的なワンタッチテント程度がおうちキャンプではちょうどいいでしょう。
本格的に野外で寝泊まりするわけではないので、キャンプ気分を味わう演出として楽しむといいと思います。非日常的な空間でワクワクも高まること間違いなしです。
最近は、インテリアショップなどでもティピタイプの簡易テントが売っていたりするので、それらを子どもの遊びスペースとして設置する方も増えてきているようです。
組み立てラクラク おうちキャンプにオススメのテント
人気アウトドアブランドCRAZY CREEKのポップアップテント。丈夫さと、鮮やかな色使いが人気です。ビーチなどでも映えるアイテムです。
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続いてはスヌーピー柄が目を引くLOGOSのキッズティピー。組み立ては1分ほどででき、とても簡単! 床を傷つけないポール構造なので室内使いでも安心です。
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3つ目のアイテムは、よりインテリア色が強いこちらのティビ。生成りのファブリックがナチュラルな雰囲気で、どんなインテリアにもマッチします。外使いというよりは、室内向けのアイテムです。
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キャンプチェアを出してみる
テントはちょっと大がかりすぎると思う方は、キャンプチェアを出してみてはいかがでしょう?
室内空間にアウトドア用のチェアがあると少し違和感が出ますが、その違和感が新鮮さにつながります。ベランダにキャンプチェアを出して飲んだり、日光浴するだけでもキャンプ気分を味わうことができます。
人気ブランドのヘリノックスなどは、室内でも使えるようにチェアの脚を保護するパーツだったり、ロッキングチェアにできるパーツなどもリリースしています。ふだん使いのアイテムとしてもキャンプチェアを使う人も増えてきています。
おうちキャンプにもオススメのキャンプチェア
まず一つ目は、人気ブランド「THE NORTH FACE」のキャンプチェア。ベージュとブラックの2色展開で、ナチュラルなインテリアであればベージュが、男前なインテリアにはブラックがオススメ。
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続いてはキャンプチェアの大定番「Helinox」。さまざまなタイプがありますが、おうちキャンプで使い勝手がいいのは、サンセットチェア。ほかのタイプと比べると座面が高く、背もたれも首の後ろまであるので、かなりリラックスできます。
ヘリノックスがいいのはオプションパーツの豊富さ。ポールの先にボールフィートをつければ床面の保護も可能です。
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ランタンなど小物を飾る
ランタンや水筒など、キャンプをイメージさせる小物を置くだけでも雰囲気がガラリと変わるはず。
夜は部屋の明かりを消してランタンを灯すなど、キャンプならではのことをすると、より非日常間がアップします。
クッカーでキャンプごはんを作ってみる
ダッチオーブンやスキレット、ホウロウマグ、木製の食器などで調理&食事するだけでいつものごはんが違って見えます。
カレーやパエリアなど、キャンプを意識したメニューをみんなでワイワイ調理するのも楽しいでしょう。ベランダやウッドデッキなど、リビングではなく外で食べるとキャンプ感がグンとアップします。
寝袋で寝てみる
いつもと違う寝具で寝るときってワクワクしませんか?
テントの中で寝袋に入ると、そこはもう立派なアウトドア空間。家族や友達と並んで夜遅くまでゆっくりおしゃべりするのも良いかもしれません。
特に子どもは、イベント感があって喜ぶでしょう。子どものキャンプデビューのプレイベントとしてやるのもありです。キャンプへの理解を深めさせ、より楽しみにしてくれるかもしれません。
集合住宅の場合は何に気をつけるべき?
屋外でおうちキャンプ! となると、ご近所の目やルールが気になりますよね。
特に、マンションなど集合住宅のベランダやバルコニーでのおうちキャンプは一軒家と違って注意すべきことがあります。
まず「物を置く場所」。
そもそもマンションの多くは消防法により、基本ベランダやバルコニーに物を置いてはいけないというルールがあります。
火事が起こった際などは避難経路になるため、いざというときに避難できるよう、避難はしごや蹴破り戸付近には物を置かないようにしましょう。また、キャンプを楽しんだ後はアイテムの撤去も忘れずに。
消防法の他にもマンションごとに個別のルールがある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
次に「落下の恐れがある物の設置」。
特に高層階に住んでいる方は要注意です。ランタンなどが落ちて、下を歩いている人に当たればただでは済みません。小物などを出すときは部屋側に置いて、物を落とさないよう十分気をつけておきましょう。
「許可のないDIY」もNGです。
なかにはベランダやバルコニーに土や芝を敷き詰めて本格的なアウトドア空間を作って楽しむ方もいますが、マンションでは無許可のDIYは禁止です。代わりにすぐに取り外しのできるウッドデッキや人工芝を活用しましょう。
他にも騒音や悪臭はもちろん、引火や発火の恐れがあるもの、大量の水の散布なども規約違反やご近所トラブルになる場合があるので気をつけましょう。
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