近年人気が高まっているのが、ソロキャンプです。自分ひとりで好きな場所へと出かけ、好きなことをして過ごせるスタイルに魅了される方も少なくありません。
とはいえ、たったひとりで過ごすからこそ、忘れてはいけない持ち物や注意点もありますよね。快適な時間を過ごすために、おさえておきたいポイントをまとめます。
ソロキャンプならではの注意点4つ
自宅を離れ、豊かな自然の中で過ごすのがキャンプの魅力です。とはいえ相手が自然だからこそ、軽い気持ちで挑むのはオススメできません。
特にソロキャンプの場合には、自分自身の身の安全を守り、安心して楽しむために以下の注意点を守って挑戦してみてください。
各種道具の使い方は事前に確認を
ソロキャンプでは、すべての行動を自分ひとりで行うことになります。テントの設営から火起こしなど……「できなかった」では済まされないような、重要な行動も少なくありません。
近年では、便利で使い勝手の良いキャンプ用品も数多く登場しています。こうしたアイテムを使用すれば、初心者であってもソロキャンプを楽しめます。
とはいえ、どれだけ便利な道具でも、現地で使えなければ意味がありません。できれば事前に、実践しながら使い方のチェックをしておくのがオススメです。
荷物の軽量化は必須
自分一人で運べる荷物量には限界があります。ソロキャンプを快適に過ごすためには、積極的に荷物の軽量化に取り組むことも大切です。
・兼用できるアイテムはないか
・大きすぎるアイテムを選んでいないか
こうした視点を大切にして、装備の軽量化を念頭に準備を整えていきましょう。
どこで何をしているのか周囲の人に伝えておこう
ソロキャンプに出掛けるときには、出掛け先や日程について周囲の人に知らせておいてください。自分ひとりで行動している間、何かあったときにはこの情報こそが命綱になる可能性もあります。
携帯電話の電波が届くキャンプ場も増えてはいますが、充電切れのリスクは常にあります。万が一の事故やケガの際にもしっかりと対応できるよう、準備することが大切です。
防犯対策は念入りに
そして、意外と盲点なのが防犯対策です。「自然の中だから安全だろう」と思い込むのは禁物です。キャンプ場には多くの人が集まりますし、キャンプ場での盗難も決して少なくありません。
ソロキャンプの場合、貴重品は常に身につけて移動しましょう。邪魔にならない専用バッグを活用するのがオススメです。また夜間の明かりや入り口のカギの用意もあったほうが安心です。何か異常があったときに鳴らせる、防犯ブザーも用意しておきましょう。
ソロキャンプで忘れてはいけないアイテムとは?
初めてのソロキャンプに挑戦しよう! と思ったときに、気になるのが「いったいどんなアイテムを準備すれば良いのだろうか」という点です。以下のリストを参考にしてみてください。
・テント
・寝袋
・シート
・テーブル&チェア
・調理道具
・ランタン
・携帯電話
・防犯グッズ
ソロキャンプをするにあたって、最低限揃えておきたいのが、こうした道具です。一人用であればそれほど大きなものを準備する必要はありませんから、自分自身が快適に過ごせることを意識して、選んでみてください。
またこのほかに、ソロキャンプでどのような過ごし方をしたいのかによって、持参するべきアイテムは変わってきます。
焚火をしてゆったりとくつろぎたいのであれば、焚火台や焚火をするのに必要なグッズが必要となります。夏の夜の星を観察したいのであれば、望遠鏡などのほか、虫よけグッズを準備しておきたいところです。
「初めてのソロキャンプで、忘れ物がないかどうか不安になってしまう!」という場合には、レンタル用品が充実していたり設備が整っている高規格のキャンプ場を選んでください。忘れ物をしてしまった場合や、持参した品が思うように使えなかった場合でも、なんとか対応できます。
初めてのソロキャンプ、過ごし方を明確にイメージしよう!
最後は、初めてのソロキャンプで充実した時間を過ごすためのコツを紹介します。
自分らしいスタイルでお気に入りの時間を過ごすためには、ずばり「なんのためのソロキャンプをしたいのか」という目的をハッキリさせることが大切です。
たとえば、「誰にも邪魔されず自然の空気の中でボーっとしたい」ということであれば、別のキャンパーの気配を感じにくいキャンプ場を選択するのがオススメです。リラックスするために必要な飲み物やブランケット、お気に入りの本に柔らかな明かりのランタンなどを持参すると良いでしょう。
「アクティブに釣りをしたい!」という場合には、当然釣りグッズを持参する必要があります。また、食事作りやテント設営などの手間を最小限にすることで、釣りにあてられる時間は長くなるはずです。
自分ひとりで楽しむソロキャンプだからこそ、「自分による自分のための計画」を練ってみてください。
持ち物や注意点、ちょっとしたコツさえ頭に入れておけば、ソロキャンプは決して難しいものではありません。自分らしい時間を過ごすため、ぜひ計画してみてくださいね。