9月の3連休は尾瀬へ行くべし
福島県、新潟県、群馬県の3県にまたがり、2000メートル級の山に囲まれた尾瀬。
どこまでも広がる日本有数の高層湿原でありながら特別天然記念物でもあり、ラムサール条約登録湿地にも指定されています。
そんな尾瀬への玄関口である福島県の檜枝岐村を舞台に、2019年9月14日(土)〜15日(日)「ふくしま尾瀬檜枝岐マウンテンフェス」が開催決定!
今回で第3回を迎える同イベントは、ハイキングやトレッキングツアー、沢登りといったアウトドア体験から、ワークショップ、地元の食材を使った郷土料理や伝統芸能・工芸体験など檜枝岐村の魅力を体感できるアクティビティがもりだくさん。
また、土曜日の夕方にはトワイライトパーティーも開催予定。プロスキーヤーの三浦雄一郎さん、お笑いコンビの「ハイキングウォーキング」、ふくしま住みます芸人の「ぺんぎんナッツ」、シンガーソングライターのMiyuuさんといった多彩なゲストが登場して、イベントを大いに盛り上げてくれます。
中でも注目を集めるゲスト・三浦雄一郎さんは、80歳でエベレスト登頂に成功し、86歳になった今なお世界の山々へ果敢に挑む伝説の登山家。アウトドアファンにとっては、秘蔵エピソードが聞ける貴重な機会です。
豊富なアクティビティ
この時期の尾瀬は残暑も過ぎ去り、すでに秋真っ只中。そんな気持ちの良い朝の時間帯に、プロのインストラクターによるヨガタイムを実施します。どこまでも広がる解放的な空間で、新鮮な空気を思い切り吸い込みながら体をリフレッシュする…考えただけでも気持ちがいい、貴重な時間です。
国の重要有形民俗文化財にも指定されている、檜枝岐歌舞伎も見逃せません。イベント期間中は役者さんの化粧体験ができるブースを用意しており、実際に古き良き伝統を感じることができます。
また、野生動物と人間の関係を考えるきっかけになるであろう、「おぜしかプロジェクト」にも注目。近年、尾瀬では鹿による深刻な食害が問題になっており、年間500頭近い鹿が殺処分されています。やむなく駆除した鹿の命を活かしたいとの思いから立ち上がった「おぜしかプロジェクト」のブースでは、鹿革を使ったクラフトとグッズの販売も予定されています。
ほかにも会場近くの泉キャンプ場に併設された山小屋風のカフェ「monto」では、オリジナルのサコッシュやポーチなどを販売予定。生地に耐久性に優れた生地『X-PAC』や『コーデュラナイロン』を使用しており、尾瀬でのトレッキングや登山にバッチリ使うことができます。
人気アウトドアメーカーも多数出展
世界的なドローンメーカー DJIのデモンストレーションも話題を集めています。近年、キャンプや登山などの撮影に使う人も増えており、今後アウトドアでドローンを使ってみたいと思っている人は見逃せない機会となりそうです。
また、イワタニプリウスのブースでは、ガスコンロを使用したコーヒー作りを体験することができます。いつも飲んでいるコーヒーも、壮大な自然の中で飲むとなんだか数倍おいしく感じますよね。そのおいしさをより一層引き立ててくれるコツを習得すれば、アウトドアの満足感も格段にアップするはず。
そして、アウトドアで活躍する高機能素材のゴアテックス。イベント内に設営されたブースでは、ゴアテックス製のウェアやシューズを実際に試着することができます。ゴアテックス製品のメンテナンスなどについてもスペシャリストに直接尋ねることができるので、ゴアテックスブランドに触れたことがない方はもちろん、絶賛愛用中の方もぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。
アウトドアファンなら思う存分楽しめること間違いなしの「ふくしま尾瀬檜枝岐マウンテンフェス」は、年に一度の大注目イベント。ぜひこのチャンスをお見逃しなく!
「ふくしま尾瀬檜枝岐マウンテンフェス2019」イベント概要
開催日:2019年9月14日(土)~15日(日)※雨天決行・荒天中止
スケジュール:9月14日(土) メイン会場:9:00~16:00
ナイトパーティー:16:00~18:00
9月15日(日) メイン会場:9:00~15:00
会場:尾瀬檜枝岐温泉スキー場
公式ウェブサイト:http://sharethemt.com/fukushima_ozehinoematamtfes2019/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。