昔ながらの日本家屋は、日本の風土に適した建築となっています。田舎への移住を視野に入れると、空き家となった古民家はたくさんあるのですが、イスでの生活に慣れている現代日本人にとって、日本家屋は決して便利なことだけではないのが現実……。
古民家を改装してモダンなカフェに生まれ変わったライステラスカフェ！
ブラウンズフィールドにあるカフェ、ライステラスカフェは瓦屋根となっていて日本家屋そのものです。
外観は、ドアノブを木の枝に変えたりしただけでも、完全なる日本家屋とは一味違った趣となっています。
入ってすぐの部屋はガラス張りで明るい感じ。ローソファなので天井も高く感じます。
土間を通って奥を覗き込むとカウンターが見えます。白壁は昔ながらの和風建築なはずなのですが、そうは見えません。
店内に入ると梁やガラス戸が日本の味を出していますが、無国籍なモダンさを感じます。そして右手に見える梯子を上っていくと……。
畳敷きの屋根裏部屋があり、座布団とちゃぶ台。ここだけが純和風な空間です。
スタッフの西森里奈さんは世界一周の船旅を終え、環境問題や食に関する興味を持つようになり、ブラウンズフィールドにたどり着いたそうです。
自家菜園が一望できるカフェのウッドデッキには、ちょうど、外国からのお客さまもいらしてました。こうなると、とても日本とは思えません。
ランプもこんな感じ。まんま日本家屋の古民家だったら似合わなかったでしょうけど、雰囲気にとてもマッチしています。
そしてライステラスカフェに続きまして、宿泊施設滋滋の邸（じじのてい）は、また次回ということで！
photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE／アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。
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